天 候 | 晴 |
海水温度 | 29.8 ℃ |
風 力 | 5 |
風 向 | N |
気 温 | 29.0℃ |
気 圧 | 1002.0hPa |
風 速 | 9.2m/s |
波 高 | 3.0 m |
日本出港直後を上回るくらいに海が大荒れです。非固定の椅子に無防備に座っていると、椅子ごと横倒しになります。明朝に向けて更に荒れる予報です。
ところで2つめの寄港地研修の前に、「途上国での不便や不快に不平不満や怒りを募らせるのでなく、豊かで恵まれた国に自分が生まれ育った幸せに気づいて感謝の気持ちで受け止めてみよう!」と私から学生に呼びかけてみました。かく言う私は人生で未だ乗り物酔いをしたこともなく、こんなにも頑丈な体に産んで育ててくれた両親に感謝が湧いてきます。
学生たちも、いろんな未体験を体験して感謝すべきことに気づき、たくさんのありがとうの気持ちで航海を終えて欲しいと願ってやみません。
バヌアツからサモアに向かう途中でまたもや高い波が押し寄せ、船内が大きく揺れています。午前中は近藤先生の「みんなで音楽を歌う講座」や花野先生による「神経内科部門の話」を聴きました。周りの人の健康状態をいち早く分かることが出来たり、音楽が在籍学科で履修する動物のストレス解消などに応用できたら素晴らしいと思いました。
また、昼ご飯は骨付きウインナーとアイスの組み合わせで、豪華でとてもおいしかったです。残念ながら今日は波浪高く、甲板に出られませんでしたが、窓から眺める夕陽は絶景でした。
ポンペイ、ポートビラと2ヵ国を訪れました。それぞれの国の食事、売られている物などは様々な特徴があり、それらを直接的に感じられたことが嬉しかったです。特に印象的だったのは、これまで訪れた2カ国の人々はとても親切であったことです。
自分のつたない英語でも理解しようとしてくれたり、やさしい英語に言い換えたりしてくれました。現地の人との会話が出来る事を楽しく感じると同時に、英語の重要性も感じました。これから訪れる国の人々との交流が楽しみです。
ついに3カ国目の訪問国、サモアに向かいます。ポンペイ、ポートビラと、海がどんどん碧く綺麗になっていくのを感じ、とても昂揚感をいだいています。
バヌアツでは有名なバヌアツビーフを堪能することができました。次はどんな美味しいものがあるか楽しみです。また、日本とどんな違いがあるかを相対的に見ていきたいと思います。
研修航海日程は折り返し地点に来ました。もう半分なのかまだ半分なのかは人によって感じが違うでしょうが、過ぎてしまえばあっという間です。現在2カ国をまわり、同じ南洋の島でも景色と文化が異なることを実感しています。すべて日本とは異なる文化があり、食があり、自然があり、興味が尽きることはありません。しかし、寄港地での滞在時間は限られており、航海中の時間は長いです。
赤道付近は凪が多かったですが、時々押し寄せる時化の揺れと音には苦戦しています。これは研修航海全日程を終えても慣れることはなさそうです。陸地が待ち遠しい。
研修航海が始まってポンペイとポートビラの2か国を訪問し、それぞれの国ごとに様々な文化があり、日本とは全く異なる生活をしていることに、新たな発見と貴重な体験をしました。残り2ヶ所となった訪問地のアピアとマジュロの寄港地研修が楽しみです。
出発した時には果てしなく感じた行程も半分を消化しつつあります。今日は特に波が高く揺れも激しいですが、不思議と気分はそこまで悪くありません。最初のころは船酔いに苦しめられた日も多かったです。ついに耐性が身についたのでしょうか。最近は船の生活にもすっかり慣れ、うまく生活することが出来ていると思います。現在までに2か国での寄港地研修を終え、どちらでも異文化交流で有意義な時間を過ごすことができました。
南の島の日差しは強烈ですが、それ以上に印象的なのは島に暮らす人々ののんびりとした雰囲気です。良い部分も悪い部分も包容する、彼らの一種のルーズさが自分には心地よく感じました。次の寄港地アピアではどんな文化に出会えるでしょうか。
横浜を出航し、早いもので19日が経ちました。寄港地もポンペイ、バヌアツと二つの国を訪れました。確かに日本と比べると不便なことも多くありましたが、現地の人たちの優しさを感じる事ができ、日本とはまた違った素敵な場所でした。また、寄港地を目指す航海中でも多くのイベントがあり、充実しています。しかし、大きく揺れて安定しない船内生活は大変です。次のアピアまではもうすぐなので頑張ります。