望星丸船長挨拶

「有意義な航海を」

東海大学海洋調査研修船 望星丸 船長
二見 洋

第49回海外研修航海で望星丸の船長をさせて頂きます二見と申します。

今回は、昨年も寄港したミクロネシアのポンペイに加え、バヌアツのポートビラ、サモアのアピア、マーシャル諸島のマジュロに入港する予定です。マジュロは環礁ですが、他はそれぞれに自然豊かな島国で、住んでいる人々もそれぞれ違いがあると思われます。

船で外国に行くということは、なかなか出来ない経験ですが、飛行機で行くと、あっという間に着いてしまうので、どこか気持ちがついていかないところがありますが、船で1週間以上かけ、その間に色々な思いをいだいて行くと、理解も深まり、行った場所がより自分に親しいものになると思います。

また、今までの陸上生活にはなかった制限のある船内生活ですが、日が経つにつれ、望星丸に乗らなければ気がつかなかった、考えなかったことにも気づかされることと思います。

横浜を出港してから清水に戻ってくるまで40日を超える長い航海となりますが、この航海が皆様にとりまして有意義なものとなりますよう、我々乗組員一同サポートさせて頂くとともに、お祈り申しあげます。

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