航海日誌

3月3日ヌーンレポート

船時間 2018/03/03 12:00
日本時間 2018/03/03 10:00
天 候
海水温度 - ℃
風 力 2
風 向 S
気 温 34.0℃
気 圧 1007.8hPa
風 速 2.8m/s
波 高 - m

3月3日 航海日誌

団役員コメント

近藤 真由 団役員

2つ目の寄港地、ポートビラ2日目、今日は3つのコースに分かれての選択研修です。私はロイマタツアーに参加しました。チーフロイマタにまつわる洞窟やお墓など、世界遺産を見学することで、これまでほとんど知らなかったバヌアツという国の歴史に触れることができました。その後、訪れたマンガリリュー村では、村のお母さんが作ってくださった数々のローカル料理でおもてなしをいただき、村の散策やシュノーケリングを楽しみました。今日1日でバヌアツの歴史や文化、人々の暮らしなど、かなりバヌアツらしいバヌアツに触れることができたと思います。しかし、どのコースに参加した学生さんからも、「このコースに参加して良かった~」という感想を聞きましたので、それぞれに充実した選択研修であったことが想像できます。それぞれの思い出を船に持ち帰り、また、明日からは3つ目の寄港地に向けた船旅が再開されます。バヌアツでの体験を、明日以降の振り返りで共有し、次の寄港地研修に活かしていきたいと思います。

7班のレポート

根本 哲史
(東海大学大学院化学専攻)

私の行った選択研修の歴史コースは、まずはかつてポートビラを治めていたチーフ(オサのことです)であるロイマタのお墓を巡りました。このお墓は構造が特殊で二層式になっており、下層部にロイマタが、上層部には殉死した人々が確認出来ているだけで、300人は眠っているとのことでした。また村の見学では、小学校を訪問しました。数学や音楽が学問としては浸透しておらず、教えることができる人は国外で見聞を深め、教育の質向上を図る必要性を感じました。

結石 将太
(東海大学海洋学部環境社会学科)

今回の寄港地ではエファテ島一周ツアーに参加し、ポートビラの国旗の意味やヤシの木の雑学、現地での民族の人々による歓迎の踊りなど、色々と勉強になりました。歓迎の踊りでは最初、攻撃的な動きがあり一瞬驚きましたが、植物の葉を頭の上でクロスさせる事で平和を象徴し、村への出入りを許されました。このような体験は現地ならではのもので、海外研修航海に参加できてよかったと思います。現地の人々は日々の挨拶を欠かさず、互いに助け合い、絆が強く結ばれていると感じました。

平塚 順也
(東海大学経営学部観光ビジネス学科)

バヌアツ観光二日目。今日は選択研修で文化体験を行いました。この文化体験ではタカ村と呼ばれる村を訪問し、伝統的な踊りや音楽を体験しました。村のココナッツデモンストレーションでは、ココナッツがとても万能な植物であることを知りました。とても面白く、ためになる話を聞き、楽しく有意義な時を過ごしました。その後は待望のシュノーケリングを行い、日本では見られない珍しい魚と戯れ、バヌアツの最高のひと時でした。

谷元 渓太
(東海大学海洋学部海洋文明学科)

選択研修で私が参加したのは自然体験コースでした。案内をしてくれたのは、前日のバヌアツ上陸初日にメラネシアンホテルで出会った方々でした。
この方々に私たちは大変お世話になりました。この自然体験ツアーで訪れたエファテ島は、私が確認した中ではゴミが3つしか見つからず、どうしたらこんなにもきれいな島を維持できるのか不思議でした。そしてこの島の人々は大変親切であり、私は多くの事をこの島から学ばせてもらいました。いつかもう一度、私はこの島に来たいと思います。

笠原 英
(東海大学政治経済学部経営学科)

今日は、3つのコースに分かれての選択研修でした。私が行ったコースでは、ウミガメを育てて海に返すことをしている島に行き、本物のウミガメを初めて見ることができました。ウミガメは、大きくなってから産卵のために、もとの島に帰ってくるそうです。次に行った島では、大きくて綺麗なリーフを見ることができました。リーフには、多くの魚が住み着いていて、多種多様な生物を観察することができました。今日は、時々雨が降っていましたが、テレビで見るような綺麗な海を見ることが出来て、とても感動しました。またいつか、バヌアツに来てみたいと思います。
明日の夜から船が揺れるらしいので気をつけたいと思います。

浦野 琳太郎
(東海大学文学部歴史学科東洋史専攻)

選択研修で、ロイマタツアーに参加しました。最初に訪れたのは、帽子の形をしたハット島にあるロイマタの墓地。チーフロイマタが息を引きとった洞窟では、ロイマタの子孫の方の案内で約400年前に描かれた壁画や、それよりもはるか昔に発掘された壁画を観ました。そこにはクジラや人、鶏などが描かれていました。他には暦を表す壁画や、宣教師が渡来した際に描かれた文字、数字、太陽の壁画が遺されています。伝説や世界遺産になった経緯を聞き、ロイマタが偉大な人物であったことを肌で感じることができました。またバヌアツでは高級なものとされる猪豚の形をした自然の壁一面の模様を見学し、歴史の壮大さや自然の神秘的かつ雄大さを感じさせられました。

高原 瑠惟
(東海大学政治経済学部政治学科)

2つ目の寄港地、ポートビラに上陸し、私たちは研修を行いました。初日はブルーラグーンという神秘的な場所を訪問しました。2日目の選択研修ではエファテ島に行き、大きな碧い珊瑚礁をシュノーケリングで存分に楽しみました。今回の寄港地研修を通して私が感じたことは、自分の語学力です。今までの勉強では会話力がとても足りないことが分かったので、もっと英語の会話に励むとともに、バランスのとれた知識の修得に真摯に取り組んでいこうと私は誓いました。

佐藤 銀河
(東海大学工学部動力機械工学科)

今回訪れた島はバヌアツ共和国のポートビラで、先に訪れたポンペイ島と同じ様に自然が溢れる島でした。今日は自然体験ツアーで、ウミガメの放流を行いました。私は以前にもボランティアでウミガメの放流を行った経験がありますが、今回はそれとはまた異なる内容であり、とても貴重な体験ができました。ポンペイ、バヌアツの島々を訪れ感じたことは、現地の人々がとても親切であることでした。二つの島を訪れ、自然と共存することが人の心に安らぎを与え、人の心をも変えるのだと思いました。

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