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船時間 2001/02/28 12:00 日本時間 2001/02/28 09:00
天候 |
bc(晴れ) |
風力 |
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気温 |
29℃ |
雲量 |
7 |
風速 |
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海水温度 |
29.4℃ |
風向 |
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気圧 |
1010h |
湿度 |
75% |
有義波高 |
2m |
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船長のコメント |
(ミール)ロシア有人軌道宇宙コンプレクス「ミール」の海中破棄の予定日や予定落下海域の情報を各方面から頂き感謝しております。大過なく過ごせる事を願っております。船はツバル共和国海域を凪よく航行中。明日フナフチ投錨予定。
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団長のコメント |
2月27日 団長のコメント
正午現在、南緯2.13度、東経170.15度、気温28.2度と夏日に近い温度が続いています。清水を出港して11日目となり、かなり学生たちも慣れてきたと思います。今日は午前中に予備調査「南太平洋の星空」と「フナフチの歴史と自然」の二つのテーマについて学生からの調査報告がありました。その後、フナフチでのグループ研修計画をたてました。
午後は初めての行事「赤道祭」が行われました。まず学生長の開会宣言から始まり、続けて船長の挨拶があり、パーサー(事務長)が赤道祭の由来を説明しました。正装した練習生による山水譜の演舞を行いました。日ごろ見ることもできない船乗りの世界を垣間見ることができ、学生たちはおおいに感動していました。そのあとは仮装した学生たちによる船上クイーン・キングコンテストでおおいにもりあがりました。クイーンには情報数理学科の遠藤まり子さんがえらばれ、キングには海洋土木学科の高見亮太くんがえらばれました。本日のメインイベントは「赤道での主張」という催しでした。学生たちにとても受けた荒木船長によるミクロネシア・ダンスは、望星丸の伝統といってよいでしょう。最後に音楽クラブの主導で「風になりたい」を大合唱して終わりました。学生たちはおおいに楽しみ、若さを発散していました。
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2月27日 12班当直日誌より(1) |
大石 香菜子 (東海大学工学部建築学科)
「班長は、人が気づかない細かい所まで気にかける」この船に乗った最初の頃にある班長が言っていた言葉です。私は、この言葉にとても感心し、そんな班長になりたいと思いました。班長はとても責任感があり、やりがいがある係です。この10日間だけで沢山のことを学びました。班員全員が仲が良いのでこれからも毎日楽しくやって行きたいと思います。
中山 奈美 (東海大学健康科学部看護学科)
船での生活にも慣れてみんなで楽しく過ごすことができている。今日行われた赤道祭もはじめはどうなることかと思ったが、盛り上がることができ楽しかった。また、日差しはやはり日本とは違い、日に日に肌が黒くなってきている。日本に帰るときには心も身体もひとまわり大きくなれるだろうか。
名執 明子 (東海大学海洋学部海洋土木工学科)
毎日が新鮮。地上で生活をしている時とは全く違う自分の心。本当の自分、ありのままの自分を精一杯出している様に思う。良い仲間達と、共に残り1ヶ月、沢山の体験をし大きくなる!常に自分の目標を忘れずにこれからも、有言実行!がんばって行こうと思う。
武内 さやか (東海大学文学部北欧文学科)
赤道も通過し船に乗ってから二週間近くたとうとしている。さまざまな係や仕事、作業にも慣れてきた。本日、楽しく初の行事である赤道祭も終え、航海生活の良さをあらためて感じることができた。これからもっとたくさんの人と会話をし、いろんな事を吸収していきたいと思っている。
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2月27日 12班当直日誌より(2) |
河内 真利江 (東海大学文学部日本文学科)
研修航海が始まって11日が経った。船での生活にもだんだん慣れてきたと思う。しかし、体調を崩している人も少なくないので心配だ。昨日は、赤道を越えるというとても貴重な体験をした。まだまだこれからも、様々な貴重な体験が私たちを待っているのだろう。そのひとつずつを大切にして行きたいと思う。
チョウ ソンオ (東海大学別科日本語研修課程)
私は韓国から2000年4月1日に来た留学生です。まだ1年たっていないのにこの船旅の機会を与えてくれた大学と先生方にほんとうに感謝したいと思います。
わからないことがたくさんある私にいつも優しく、親切にしてくれた12班全員にも感謝の気持ちをつたえたいと思います。
桜井 亜矢子 (東海大学短期大学部看護学科)
今、私たちは赤道をこえて、南半球にいます。なんか信じられない感じです。小さいころは、赤道は赤い線がずっと海の上までひいてあって、とっても暑いところで、なかなかわたることができないと思っていました。本当に感動しました。これからも、いろいろ感動したいと思います。
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