船時間 2002/03/27 12:00
日本時間 2002/03/27 11:30
天候
bc(晴れ)
風力
2
気温
28℃
雲量
7
風速
2.4m/sec
海水温度
27℃
風向
S
気圧
1013h
湿度
72%
有義波高
2.1m
 
船長のコメント
(西ノ島)
 小笠原諸島の西方約150kmの海域に西ノ島旧島があった。旧火口で始まった火山活動によって西ノ島新島が誕生し、旧島とドッキングした。1974年の事である。
同年7月7日調査航海で観測班が上陸した。当時練習学生だった時の思い出と大噴火の光景が目に浮かぶ。

団役員のコメント
2002年3月26日14:00。
予定通り、晴れ渡る大空の下、望星丸後部甲板にて、第33回海外研修航海洋上卒業式が行われました。
湘南・清水・高輪校舎から参加した研修学生の4名、および、航海工学科練習生12名の合計16名の卒業生が、研修団、乗組員の方々の拍手に迎えられて、入場。
建学の歌を斉唱した後、16名の卒業生一人一人に学位記が砂子団長より授与されました。
なお、卒業の記念品が、4名の研修学生には各校舎所属の団役員から、12名の航海工学科練習生には荒木船長から贈られました。

また、引き続き行われました、各賞授与、総長式辞(砂子団長代読)、砂子団長祝辞、荒木船長祝辞、祝電披露、鎌田学生長からの「卒業生に贈る詞」の後、卒業生を代表して、中村聡君と高嶋恭子君から答辞が述べられました。二人とも、4年間にわたって素晴らしい大学生活を送ることができたことへの誇り、恩師・仲間・両親に対する感謝の気持ち、そして新しい社会での希望実現のための決意について、立派に話してくれました。

その後、夕食をかねて、卒業記念パーティが開かれました。この日のために、研修学生はブリスベンを出港した頃から、準備をしてきました。もちろん、ビンゴなどのイベントも非常に楽しいものでしたが、研修学生・団役員全員のメッセージの書かれたプレゼントが贈られたときには、涙ぐむ卒業生もおり、非常に感動的な卒業記念パーティであったと思います。

個人的には、洋上卒業式に参列するのは初めての体験であり、また特に今回は所属校舎(高輪)からの卒業生がおりましたので、私自身もたいへん感動しております。ぜひ、帰国後、多くの学生に、今回の感動を伝えたいと思います。

最後になりましたが、16名の卒業生諸君のこれからのご活躍を祈念し、また素晴らしい洋上卒業式を作り上げていただいた多くの皆様へ感謝の意を表します。(佐藤弘幸)

3月26日 9班当直日誌より
蔡 美蘭
(東海大学教養学部国際学科)
今日は卒業生にとって、待ちに待った船上卒業式の日でした。太平洋の真ん中で青い海、空、そして熱い心の持ち主の乗組員、練習生と97人研修生の祝福の中で盛大に行われました。
卒業生が羨ましいな^—^ご卒業おめでとうございます^0^

中束 明佳
(東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程)
卒業を船の上で共に過ごした仲間に祝ってもらう事の素晴らしさを感じた。短い間であったが共に過ごした友人の卒業を祝う事が出来うれしく思った。パーティなどとても楽しい時間を過ごす事が出来た。

山田 李瑠
(東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程)
今日は洋上卒業式がありました。式が終わる頃、望星丸がボ、ボ、ボーと汽笛を鳴らしました。
それは見渡す限り、真っ青な海しかない広大な自然の中、「私たちはたしかにここにいるんだぞー!」と叫んでいるように聞こえました。ものすごい感動でした。

塩田 久美子
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
こんな卒業式を一緒に過ごさせてもらえてすごく嬉しかったです。サイコウの仲間たちと過ごしたこの時間は忘れません。私もまた参加して洋上卒業式に参加したいと思いました。

松浦 安佑子
(九州東海大学農学部応用動物科学科)
今日の洋上卒業式で改めてこの旅で出会った仲間の大切さを感じました。この45日間で出来た仲間は私の中で本当に一生の親友です!この旅が終わってからもずっとつながっていたいです。みんな大好きだよー!!

内田 文子
(東海大学体育学部社会体育学科)
チア部のみんな、ハワイのみんな元気してる?今日は船の上で洋上卒業式をやったよ!
この45日間の目標は、自分なりに達成出来た気がするよ!!今の気持ち、この経験、仲間を大切にしていきたいと思います! 日本に帰ったら浦島太郎状態かな??

時田 麗子
(東海大学健康科学部看護学科)
船上生活もあと5日になってしまいました・・・。今は残りの時間が短すぎて寝る時間を削ってでも皆と話をしていたいです。この研修に参加したことで、様々な人と出会うことができ、自分を見つめ直すことが出来ました。日本に帰っても、この経験を無駄にしないよう生活していきたいと思います。