船時間 2002/03/25 12:00
日本時間 2002/03/25 10:30
天候
bc(晴れ)
風力
5
気温
28.5℃
雲量
6
風速
10.3m/sec
海水温度
27.5℃
風向
NE
気圧
1010.7h
湿度
75%
有義波高
3m
 
船長のコメント
(ポンペイの夜はふけて)
 夕闇せまる頃、望星丸がライトアップされる。港の見える丘の野外レストランから遠望できる。夜の帳がすっかり降りる頃、きれいに手入れされた芝生のステージでは子供達から妙齢の方までの種々様々なミクロネシアン・ダンスショウが約2時間行われた。最後の寄港地の名残惜しさが微風と共に吹いていた。

団役員のコメント
ポンペイ出港日。
6:20の点呼・体操・掃除・朝食と、出港日のスケジュ−ルが進んでいく。
それも、今航海最後の出港(あとは清水港に帰港するだけ)である。
出港してから1時間程たった頃から、ピッチング(縦揺れ)・ローリング(横揺れ)が激しくなりはじめた。
前日のナンマドール遺跡の研修に加え、夜は研修生主催の寄港地さよならパーティーとスケジュール的にハードだったためか、それと、フリーデイということもあり、船内は静まりかえっていた。
そんな中、赤道祭と裏赤道祭において、赤道通過時間が最も近かった二人にプレゼントされたものは、1日船長というポストであった。
ちなみに、その権利を手中にしたのは、湘南校舎・教養学部のナオちゃんこと鍋島直子さんと、清水校舎・海洋学部のアヤちゃんこと広瀬彩さんでした。
この二人は、入・出港時には絶対に入れないブリッジ(操舵室)での業務を始めとし、昼・夜の士官食堂での食事(もちろん制服を着て・荒木船長の両隣で)を体験した。
また、二人に感想を聞いたところ、鍋島さんは『研修生が入出港時には立ち入り禁止のブリッジに入れたことが感動しました。』と、広瀬さんは『制服を着ることによって、身が引き締まった思いになりました』との感動の弁を述べていた。
そんな二人のもとへ、記念写真を撮ろうと、研修生がひっきりなしにブリッジへ足を運んでいた一日であった。(池田隆之)

3月24日 14班当直日誌より
山脇 真唯子
(北海道東海大学工学部海洋開発工学科)
今日は昨日のパーティーの疲れで一日寝てました。
起きたら出港していて、しかもすごく揺れていてびっくりしました。
昨日寝ているときに足がつったのもびっくりでした。

小林 桂子
(東海大学海洋学部海洋土木工学科)
とうとう最後の寄港地ポンペイを離れてしまいました。残りはあと一週間。
最高の思い出作りを。そして最高の楽しみを!!陸でのことを忘れて存分楽しみたいと思います。海が荒れていて船酔いチックになりました。

椿 育子
(北海道東海大学芸術工学部デザイン学科)
今日は3月24日。とうとう残すところあと6日になりました。
洋上卒業式とさよならパーティーを成功させて充実した旅を終えたいと思います。
帰港して今までの45日を振り返るのが、次の楽しみです!

横山 由美
(東海大学文学部広報学科情報社会課程)
とうとう帰路についています。日本に帰る期待と船酔いへの不安。友人との別れの寂しさ…。
すごく複雑な気持ちです。これから、山ほど仕事をします。あと6日で残りの思い出を作るべく、頑張りたいと思います。

遠田 まり子
(短期大学部情報・ネットワーク学科情報マネージメント履修モデル)
昨日のパーティーでとっても盛り上がり過ぎたため、今日の船内はいつになく静かで寂しい雰囲気がただよっていた。そんな中、数人の友人とおしゃべりをして、のんびり過ごすのも良いなと思った。残りわずかになった研修の一日一日を大切にしたい。

渡辺 美喜子
(東海大学工学部電気工学科)
船は今日、日本へ向けて出港しました。海と滝で遊んだポンペイ。かなり黒くなった体と少したくましくなった心を持って帰ります。桜はもう散ったのでしょうか。

山崎 由有子
(九州東海大学農学部応用植物科学科)
日本まであと少し。私が本当に思ったのは45日というのは大変であるということです。
はっきりいって、長い航海であると思われます。最後まで短いとは思わなかった私は、船の生活には向いていないのでしょうか。今日も船酔い気味でした。