船時間 2002/03/24 12:00
日本時間 2002/03/24 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
5
気温
29.9℃
雲量
4
風速
9.4m/sec
海水温度
28.5℃
風向
NE
気圧
1007.5h
湿度
72%
有義波高
3m
 
船長のコメント
(伝説)
 ある日、二人の兄弟オロシーバとオロソーバが、西の島カチャウ・ベイデイからカヌーでやってきた。政治・信仰の中心地を造ろうと、最初ソケースに造り始めたがうまくいかず、転々として5番目に現在の場所を決め、ナンマドールと名づけた。

団役員のコメント
ポンペイ3日目。朝日に輝くソケースロックを見ながら、後部デッキで点呼、体操を行った。
朝食を急いでとった後、研修生97名、練習生12名、団役員11名が15隻のボートに分乗し、ミステリアスな古代遺跡ナンマドールに向かった。波で小船はジェットコースターのようで、1時間位水しぶきを顔に受けたが、それに耐えた後は見事なマングローブの海岸線と荘厳な遺跡が出迎えてくれた。紀元500年頃から1500年代までポンペイを支配したと言われているサウテロールがそこに住んでいたそうであるが、その真実は明らかではない。
ナンマドールの後はラグーン内にある小さな珊瑚の島を訪れた。そこではお弁当を食べ、シュノーケルを楽しんだ。生きた珊瑚が豊富にあり、そのまわりには青、黄、紫等、様々な色の熱帯魚の群れが泳いでいた。太陽の下、2時間位その島で過ごし、船で港に戻った。
風を背中に受け、帰りは行きより穏やかで、海水でずぶ濡れになる事はなかった。
ポンペイは我々の最後の寄港地なので、夜は後部デッキで研修生主催のパーティーを行った。
皆、日焼け、疲れを忘れて、大いに楽しんでいた。(ポール・ダニエルズ)

3月23日 6班当直日誌より
稲葉 竜也
(東海大学工学部電気工学科)
37日目、ナンマドール遺跡を巡り、近くの無人島でシュノーケリングを楽しんだ。これだけでも充実した一日になるはずだが、今夜、研修生によるパーティがある。更に楽しみ、残り少ない航海の思い出を多く作りたい。

横山 輝展
(東海大学海洋学部海洋科学科)
今日はポンペイ一番の見所であるナンマドール遺跡に行った。王の墓だけしか見学できなかったのは残念だった。
帰りに寄った島でのシュノーケリングは、魚がたくさんいて奇麗だった。
最後の寄港地に相応しい一日になった。清水帰港まで残り八日。

加賀 康二郎
(東海大学政治経済学部政治学科)
この航海最後の寄港地であるポンペイも今日で終わり。後は日本に帰るだけ…。
この航海の仲間たちとの楽しい日々がよみがえってくる今日このごろ。
ここがマジュロだったらどんなにうれしいことか。

石井 匡
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
毎日毎日、楽しさが増していく。その反面、残り日数が少なくなっていく。
大学やバイトの仲間にも会いたいけど、まだまだ、この航海を続けていきたい。
残り日数、一日一日大切にしていきたい。

田代 和史
(東海大学海洋学部水産学科増殖課程)
生まれて初めて行く、ナンマドール遺跡では、今までに見たことのない、水の上に浮く遺跡をみた。そこには広大なマングローブが生い茂り、まるで西表島のように、うっそうとした中をくぐっていった。
すごく神秘的な所だった。全て感動的であった。

堂上 雅史
(九州東海大学工学部機械システム工学科)
今日、ポンペイにてナンマドール遺跡を見にいった。陸から離れて、海の上に積み重ねてある石は、とても不思議なものだった。長い時間遺跡にいたかったが、20分ぐらいしかいれなかったので残念だった。
最近、時間の流れがはやいように感じる。

エバート クリスチャン
(東海大学別科日本語研修課程)
今日、すごくおもしろいナンマドール遺跡を見たり、シュノーケリングを楽しんだ。だけど、日焼けがひどく、体と頭が赤くなった、とてもいたい。
また、今日の研修生パーティは楽しかったと思う。できれば、残りの日も楽しみたい。