船時間 2002/03/23 12:00
日本時間 2002/03/23 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
4
気温
30.3℃
雲量
5
風速
7.6m/sec
海水温度
28.6℃
風向
NE
気圧
1007.4h
湿度
67%
有義波高
-
 
船長のコメント
(ポンペイにて)
 団の先生方から、波打ち際のレストランでの夕食会に誘われ、楽しいひとときを過ごさせて頂いた。帰船後、研修学生の代表の方達十数名との懇親会があった。
いくつものアルバイトをして、この研修航海に参加された人の話を聞くと頭の下がる思いである。最高の思い出になる事を願う。

団役員のコメント
ポンペイ上陸2日目の今日は、研修生40名、団役員6名がミクロネシア短期大学を訪問した。
朝10時に大学に到着した後、団役員は学長のリングレン氏と会見し、お話をうかがった。
ミクロネシア短期大学は、今学期794人の学生数でスタートしたが、先学期は1000人いたそうである。
毎年、春学期の学生数は秋に比べて少ないが、学生数は着実に増えているとのことである。
現在、2年制の短期大学だが、将来、小中高教育のための4年制の教育学部をつくる計画があるそうである。
一番早い授業は8時に始まり、遅い授業は19時に始まるとのことである。
日本からの留学生が1人いるとのことであった。
研修生たちは13人ずつの3つのグループに分かれ、ボランティア学生の案内で学部の授業を見学した。
教室をのぞく研修生に気が付いた教師が、研修生を教室に招きいれ、一般の学生に混じって、授業を受けることもできた。
中でも、日本語の授業では、4人組になって、自己紹介したり、「翼をください」や「幸せなら手をたたこう」を一緒に歌ったり、日本とミクロネシアの紙飛行機の作り方をお互いに教えあったりした。
講師の児玉久美先生の話によると、クラスは初級の20時間目で、学生との相談の結果、ひらがなの導入はせず、ローマ字表記で、自主教材を作成し、授業を行なっているとのことであった。
目標は学生が日本語学習を嫌いにならないようにすることだそうで、15人の学習者たちの生き生きした様子から、その目標は達成できているのではないかと思われた。
昼は大学のカフェテリアで、ミクロネシア短期大学の学生たちと一緒に昼食を食べた。1時に大学を後にした。
その後は班別研修ということで、ケプロイの滝を見に行ったり、ソケイスロックに登ったりした。
また、ミクロネシア短期大学を訪問しなかった研修生の中には、珊瑚の美しいリンガー島の近辺でスキューバダイビングを行なった班もあった。(斉木ゆかり)

3月22日 12班当直日誌より
萩原 愛子
(医療技術短期大学第一看護学科)
ポンペイ上陸。とうとう最後の寄港地に着いた。もう、この研修も終わってしまう…。寂しい。
あとの10日間、おもいっきり楽しもうと思う。明日はナンプラの滝に行って、山に登るぞ——!!

江端 神奈
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
ポンペイ2日目。今日も天気が良く、とても暑い。
1日早くポンペイに着いたけれど、3日間の滞在期間は短い。
明日は以前から楽しみにしているナンマドール遺跡を見に行く!!

坂本 亜沙美
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
最後のポンペイで1日は、サンゴ礁に囲まれた無人島で過ごした。
穏やかな1日の中で得たものは、美しいサンゴと魚達の思い出と背中に残った手形の日焼けです。

カルポア マリア
(東海大学別科日本語研修課程)
今日、2つの滝に行きました。自然はすごかったし、泳ぐことも出来たし、本当に素晴らしかったです。
地元の人々はとても親切でした。そして、彼らと一緒に話すことは面白かったです。

金木 美穂
(東海大学文学部英文学科)
今日は、ソケースロックに登りました。13人で登って皆で助け合いながら力を合わせて登頂しました。
途中、色々なことがあって、どうなるかと思ったけれど、頂上に登ったとき、本当に嬉しくて涙が出ました。
こんな体験は今までなかったので、とても良い思い出となりました。

北川 涼子
(東海大学教養学部国際学科)
今日はポンペイ2日目です。岩登りをしたり、滝へ行ったり、楽しい1日でした!!
本当に今日は今までにない経験ができて楽しかったです。ナンマドール遺跡もたのしみだなぁ…。

草野 訓代
(短期大学部情報・ネットワーク学科総合履修モデル)
今日は、ポンペイの街に行きました。
たいへん田舎で、街に行くのに徒歩で40分もかかり、とても疲れました。だから、早く帰って船のバカンスを楽しむことにしました。
たいへん有意義で、私は結局、インドア派で部屋で本の1冊でも読んでいた方が楽しいと感じています。
あと、パソコンをいじっていた方が一番あっているのだと思う次第です。
そして、なにより、気の合う友人達と本音で話すことが一番素敵な時間なのだと、航海中、ず——っと思っていました。けれど、私は引きこもりではありませんでした。