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船長のコメント |
(卒業生)
ジャイカに勤務されている海洋学部水産学科の卒業生の方が訪ねて来られた。
昨年12月から二年契約だそうだ。海外青年協力隊に興味のある研修学生達が熱心に質問していた。10年ほど前、ポンペイの島の魅力に惹かれ、研修航海終了後、卒業研究をポンペイで行った卒業生の事を思い出した。
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団役員のコメント |
オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベーン出港以来、毎日極めて凪が続きました。望星丸の素晴らしさが表面に示されたのは、20時間余の短縮航海となったことでした。本日ポンペイ島のジョカージ海路を通り、空港は左舷側から、右舷の側には碇泊海区に11隻もの埠頭荷下ろしの順序を待つ大型貨物船を見ながら、タカチック埠頭に接岸。11時頃入国審査が終り、昼食を望星丸で済ませた研修学生の大半は、午後1時には中心地区になるコロニア街に出かけて行きました。
この島は1828年、スペインのセニエヴェン号に発見され、1899年、ドイツは1675萬マルクで、カロリン諸島をスペインより買いました。1919年5月7日、講和会議で赤道以北のドイツ領諸島の委任統治に日本が決定されました。1945年8月15日、南洋諸島は勿論、ポリネシア島もアメリカの統治になりました。1981年ミクロネシアの島々は独立しました。長期間の他国支配からやっと抜け出したのです。
清水校舎の海洋学部水産学科卒業で現在JICAから派遣された南洋貝の養殖を地元の人々に技術指導で活躍している橋本専門官が夕刻、望星丸に訪問され研修学生の相談事に当たってもらいました。研修学生にも素晴らしい能力を発揮して頂き、感動しております。
明日は、ミクロネシア短期大学FSMを43名で訪問いたします。(小林平八郎)
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3月21日 4班当直日誌より |
田中 伸幸
(東海大学法学部法律学科)
今日は、予定より一日早くポンペイに着き、午後から下船し、市内観光などをしました。
道端にある戦車には驚きました。これからは 大学訪問や遺跡などを見学に行きます。
最後の寄港地なので思いきり楽しみたいと思います。
近藤 裕志
(九州東海大学農学部応用植物科学科)
この航海も気づけば、あと10日をきってしまいました。
最初の方は、まだまだ時間あるなって思っていましたが、もうこんな時期にきたなんて信じられないです。本当に毎日が楽しいので1日1日大事に過ごしていきたいです。
山本 祥史
(東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程)
研修航海も残すところわずかとなり、徐々に船内の空気も変わってきて、航海の終わりを感じざるを得ない時期になってきました。
いよいよ最後の寄港地にも到着し、後はもう残りの日々をかみしめながら過ごすだけです。
浜田 聡
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
とうとう最後の寄港地にきてしまいました。ポンペイは今までで一番の国になりそうです。ポンペイにはほんとうに何もありません。
話はかわって空に北斗七星が見えるようになりました。北にいると実感します。あと少しの航海をたのしみます。
戸上 直樹
(東海大学工学部電気工学科)
船から一晩中見た星空、そして、そのまま迎えた朝日は本当に美しく、それももう見納めかと思うととても悲しくなります。研修航海も残り僅か…。一瞬一瞬を大切にし、引き続き、船の仲間達と最高の思い出を作っていきたいです。
小川 洋平
(東海大学工学部航空宇宙学科)
今も夜はたくさんの星が輝きながら僕達を迎えてくれます。その下で星を見ていると自分がかっこいいのでは・・・と酔わしてくれます(実際はかなりダサいけど)。旅も終盤になりあと10日と思うと僕の心は星の数だけの涙が出そうです。のこり10日メッチャ楽しむぞ!
箕川 健太郎
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
今日は、この航海最後の島となったポンペイの初上陸日だった。
嬉しい誤算で予定外の今日、上陸となったわけだが、今日一日が終わって、私がどの島でも感じる<もっとこの土地を知りたい>という気持ちになった。でも悔やまずに、この航海をきっかけに訪れた島々に、また必ず旅に来ようと思った、今日この頃である。
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