船時間 2002/03/21 12:00
日本時間 2002/03/21 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
3
気温
31.6℃
雲量
7
風速
5.3m/sec
海水温度
28.7℃
風向
E
気圧
1008.2h
湿度
65%
有義波高
-
 
船長のコメント
(スポーツ大会等)
 昨日は、午前中曇天のなか後部デッキで、スポーツ大会第一部が盛大に行われた。
終了後スコールに見舞われ、午後は雨天縦揺れのなか学生食堂で第二部が行わた。夜は練習学生主催の裏赤道祭がさらに盛大に行われた。本日は一日早い入港となりみんなはおおいに 喜んだ。感謝。

団役員のコメント
 昨晩遅く赤道を通過し、北半球へ再び戻ってきました。赤道直下の日差しの中スポーツ大会が行われました。昨晩遅くまで、スポーツ大会担当の学生は、リハーサル、最終調整と準備を行っており、多くの学生が、スポーツ大会の優勝を目指して、技を磨いていました。午前中は後部甲板にて、わっかくぐり、大縄跳び等の競技に研修学生は歓声を挙げていました。荒木船長を始めとする望星丸乗組員の方々や、練習生の方々の参加もあり、大変盛り上がっていました。午後は、学生食堂に場所を移動し、望星丸クイズ、イントロクイズと盛り沢山のゲームに興じ、大変すばらしい、スポーツ大会となりました。
 夜に入ってからは、練習生主催の裏赤道祭が開催され、多くの研修生が参加し、音楽祭、ビンゴゲームと練習生の演じる様々なアトラクションに見入っていました。また、2回目の赤道通過(2月27日の北半球から南半球へ通過とは逆の南半球から北半球への赤道通過)に関する英文の赤道通過証書を荒木船長からいただき、研修生にとってまたとない思い出の品となりました。
 午後になり望星丸が若干ゆれだしましたが、既に船酔いを克服している研修生は練習生と一体となり語らいの夜を過ごしていました。
 明日は、最後の寄港地ポンペイへの入港です。(土屋守正)

3月20日 10班当直日誌より
榎本 千鶴佳
(東海大学体育学部武道学科)
本日、午前2時35分51秒に赤道を通過しました。赤道を越え、南半球から北半球へ移ったというだけで、もう実家に帰ったときのような安堵感を感じ、又、もうすぐ会いたい人に会えるということへの喜びを感じていました。
明日はポンペイに入港します。本来の予定では明後日の入港でしたが、予想していた台風もなく航海が順調に進んだからだそうです。そのため滞在が1日増え、明日から3日間「太平洋の花園」とうたわれるポンペイ島を満喫したいと思います。

上妻 れいこ
(東海大学文学部英文学科)
今日はスポーツ大会と裏赤道祭があった。同じチームには初めて話す人が数名いた。1ヵ月過ごしてきた仲間なのに。
でも勝ちたい…という一つの目標に向かって“レイコクラブ”チームは一つになれたと思う。
結果は2位でとても喜ばしいがそれ以上に仲間と過ごしたこの一日一日が本当に貴重な時間である。
明日からの上陸が最後になるが南国を満喫して帰国する!!!

橋場 典子
(九州東海大学農学部応用植物科学科)
今日の早朝、赤道を無事通過しました。
この日はスポーツ大会や裏赤道祭があり、練習生や先生方も加わって、大変にぎやかな一日になりました。いっぱい騒いで今日はもうクタクタ…。
明日は最後の寄港地ポンペイです。今夜はぐっすり眠って、明日にそなえます。
研修航海も残すところあと10日…残り少なくなった船上生活をめいっぱい楽しもうと思います。

松山 千沙
(短期大学部情報・ネットワーク学科情報システム履修モデル)
赤道通過の瞬間をブリッジでむかえた。
南十字星と北斗七星が同時に見える、とても貴重な夜だった。夜光虫が波に揺られてたくさん光っていた。
もうすぐこの研修航海が終わると思うと、眠るのが惜しくなってしまう。周りのこと、自分のこと、いろいろあって、話したいことがたくさんあって、いろいろなことが見えてくる。そして、大好きな人たちとゆっくりした時間を過ごすことは、本当に大切。

井本 有紀
(東海大学海洋学部海洋科学科)
今日はスポーツ大会でした。最近は、毎日慌ただしく過ぎていく気がします。
やっと本当にいろんな人と話せるようになったのに、もうすぐ終わってしまうのかと思うと切なくなります。また、人生の先輩たちからもいろいろなことをゆっくりと聞かせてもらっています。とても勉強になるお話ばかりです。

大沢 恵子
(東海大学開発工学部生物工学科)
深夜、赤道を通過するまで星空を眺めていました。南の空に南十字と天の川、北の空に北斗七星と貴重な体験をしました。
前日には朝焼けを見たりと、当たり前な時の刻む姿を初めてちゃんと共にしたと思えました。昼間はスポ-ツ大会でした。練習で甲板にダイブして痣をつくったり、久しぶりに長縄などして楽しかったです。

望月 康世
(東海大学健康科学部看護学科)
この書き込みが、私にとって最後になると思うので航海を振り返って書きたいと思います。
この航海で、得た友達やたくさんの感動、胃が痛くなるまで悩んで語り合ったこと、友達を思いやること、全てが私の人生に影響を与えるものだった気がします。
陸の上での生活では今の自分はなかったかもしれません。
この航海に参加させてくれた両親と、船で出会った全ての人に感謝します。ありがとう。
残りの日々を後悔のないように楽しみたいと思います。