船時間 2002/03/04 12:00
日本時間 2002/03/04 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
4
気温
30.8℃
雲量
4
風速
6.2m/sec
海水温度
29.6℃
風向
E
気圧
1009.8h
湿度
72%
有義波高
1.5m
 
船長のコメント
(One for the All, All for the One)
岸壁でラグビーボールでキャッチボールをしている学生がいた。南太平洋地域は、ラグビーが盛んだ。我々がお世話になっている代理店の方も、若い頃選手だった。
よく応援に行くと、スタンドに架かっている。(One for the all,All for the one)(一人はみんなのために、みんなは一人のために)。

団役員のコメント
今日3月3日、日本はお雛祭りの日ですが、われわれは気温32℃、湿度90パーセント以上のエフテ島(83の島々から成り立つバヌアツ共和国内のひとつの島)で班別計画研修を行いました。具体的にはヨットによる島巡り、滝登りと滝壺ダイビング、乗馬、カヤック、スノーケリング、島内観光、ゴルフ等いくつかのグループに分かれ南国の魅力を存分に楽しみました。そして夜は南十字星の下でそよ風に吹かれながら食べるトロピカルフードに時の経つのを忘れてしまうほどでした。昨日入港、明朝出港と短い滞在の中で、可能な限りいろいろなことに挑戦し沢山の人々と出会い多くのことを学びました。また、マングローブや椰子の木々が生い茂る緑の島の美しさ、あくまでも透明なコバルトブルーの海底に花開く珊瑚礁と熱帯魚の群、天空にきらめく無数の星座と天の川等、この島は日頃見失いがちな自然とは何かということをわれわれに教えてくれます。
バヌアツ共和国にはメラニシア人、ポリネシア人、フランス人、中国人、ベトナム人が住んでおり、言語もビスラマ語、フランス語、英語、そして、これ以外に多数の言語が使われており、主な産業は農業と観光だそうです。お金の単位はバツーで1バツーはほぼ1円に相当します。なお、エフテ島の首都はポートビラで望星丸はここの港に停泊しております。
研修航海は日程の1/3を消化し波静かな太平洋のど真ん中を順調に航海を続けております。最初、船酔いや生活環境の変化で滞っていた相互のコミュニケーションもスムーズになり、笑顔と笑いの多い毎日です。また、寄港時の特色として多忙の中に時間を作り一生懸命手紙を書く姿が多く見られるようになります。中には、目の前にいる友人にいまの気持ちや島で感じたことを手紙にして投函し、帰国してから読むことを楽しみにしている人たちも多くおります。
研修団全員が出港時から比べると見違えるように逞しく、また、黒くなりました。美味しい空気、蒼い海、豊富なメニューで規則正しい食事、楽しい船内行事で毎日を元気に楽しく過ごしております。(砂子克彦)

3月3日 7班当直日誌より
島津 和久
(東海大学工学部土木工学科)
今日行ったカスケード(滝)は大自然の中にあって最高に気持ちよかったです。
バヌアツはなかなか親しみがあっていい島で、星がかなりきれいでした。

稲葉 恭知
(東海大学開発工学部情報通信工学科)
今日は、カヤックで無人島に行きました。白い砂浜にエメラルドグリーンの海、色とりどりのサンゴに魚。日本とは別世界で、南国特有の自然を満喫しました。

原 浩士
(東海大学工学部生産機械工学科)
今日カヤックに乗りました。青くて透き通っているきれいな海で、強い太陽の日差しを浴びながらしたカヤッキングは最高の気分。

藤川 俊秀
(東海大学海洋学部海洋土木工学科)
三月三日、日本では雛祭りですね。午前中バヌアツの滝を見に行ってきました。
午後はあえて何もせず海の近くの公園を散歩しました。ゆっくりとした時間の流れで日々の疲れがとれました。

御代 浩一郎
(東海大学工学部電気工学科)
今日はヨットで島巡りに行ってきました。
途中、イルカと遭遇しながら、無人島でのシュノーケリングを楽しみました。
カラフルなサンゴや無数の魚と潜り、本当に楽しい一日でした。

大木 聡之
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
かすかな緊張と恐怖。それを押さえ、覚悟を決めた瞬間世界が反転し、そして停止する。
埠頭のバク宙飛び込みの感覚です。ただ、水に入る瞬間、受身を取ってしまうのが悲しいかな。
おかげでどんな姿勢で落ちても痛くはないのですがね。

田代 茂
(東海大学政治経済学部経済学科)
午前はカヤックを楽しみ、午後は町を探索した。あいにく、日曜のため、あまり店は、やっていなかったけど美味しいレストランで食事できたので良かった。しかし、カヤックのときカメラを海に落として、なくなってしまった。オーマイゴッド!