船時間 2002/03/06 12:00
日本時間 2002/03/06 10:00
天候
r(雨)
風力
4
気温
26.1℃
雲量
10
風速
5.9m/sec
海水温度
27.5℃
風向
E
気圧
1007.2h
湿度
78%
有義波高
-
 
船長のコメント
「ニューカレド二ア」
 1774年9月4日ジェームス・クック船長がパラデに上陸しニューカレド二アと名づけた。「松の木」に船名と日付けを刻んだ。その後1853年9月24日フランスのダスプアント提督が「松の木」に仏国の国旗を掲げた。
それ以来この島は、フランスの影響下にある。

団役員のコメント
 本日も凪の海面。駿河湾を航海している程度の望星丸の揺れです。
南洋のバヌアツ共和国の大統領が住んでいるエテファー島のポートビラから次の研修地ニューカレド二アに向かうなか一日目の午前中には、洋上講座がありました。
 洋上講座では、「地球の大気温度が上昇し、南極大陸の氷結が溶けると、海水面は何m上昇するか」その計算方法を易しい数学として解説した。計算に必要な各項目の数値は理科年表から採りだし、近似計算で自然の予測が出来ることを勉強した。
 英会話講座はクイーンズランド大学との交流で使う英語会話を勉強した。
 午後には、学生の予備調査として、ニューカレド二アの歴史、自然、文化についての予習があり、素晴らしい結果でした。
 午前中の講座の時は、すでにニューカレド二アの南東の南東端パイン島[この島には丁度遠くの海上から見る富士山のような形の山がある]の東を右舷側に見ながら航海していました。
おだやかな海面で標高268mの火山系のある南洋の島を見ることが出来ないのは残念でした、とは個人的な感想。
 午後8時にはヌーメアの南の沖でドリフトとなりました。(小林平八郎)

3月5日 2班当直日誌より
中村 聡
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
出港してから19日目、明日はヌーメアに入港です。初めての島なのでとても楽しみにしています。
絶対ダイビングやるぞー!!!

木原 徹也
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
1週間前に2班の部屋で風邪が、流行った。その時は、かからなかったが今になって苦しんでいる。
明日からニューカレドニアなのに本調子でない。できれば、本調子にしたいよー!!

吉田 大樹
(東海大学教養学部芸術学科美術学課程)
船上パーティーの打ち合わせでヒクソングレイシーの真似をして滑ることにトラウマを感じはじめている。

小林 哲人
(東海大学開発工学部情報通信工学科)
マジュロ、ヴァヌアツに行ってすばらしい出来事を体験しました。明日のヌーメアでは、これまで以上のすばらしい体験をしたいです。望星丸最高!!

細川 達則
(東海大学工学部経営工学科)
達則は、船酔いにも慣れ、今は船旅を楽しんでいます。

小野 慶典
(東海大学海洋学部海洋科学科)
ちよっと前の話だが南十字星を見て物凄く感動した。船上パーティーの仕事を頑張ってやっていたので、明日のヌーメアでは思いっきり羽を伸ばすぞ!!

榊原 洋介
(東海大学法学部法律学科)
この前、イルカの群れを見て自然の壮大さに感動した。この旅であと何回感動させられるのだろうか!
なんつって・・・。今日は鯨を見た人がいたけど、自分は見れなかった。くやし〜。