船時間 2002/02/23 12:00
日本時間 2002/02/23 09:00
天候
bc(晴れ)
風力
3
気温
30.6℃
雲量
4
風速
4.3m/sec
海水温度
28.4℃
風向
ESE
気圧
1012.4h
湿度
84%
有義波高
-
 
船長のコメント
(裾礁、保礁、環礁)
 進化論で有名な英国のチャールズ・ダーウインは、19世紀前半、ビーグル号で世界周航し、その際見たサンゴ礁の基本形として、裾礁(島の周囲にサンゴ礁ができる)〜保礁(島が半分沈み、サンゴ礁は垂直に成長する)〜環礁(島が完全に沈み、サンゴ礁だけになる)を提唱した。マジュロ島は環礁である。

団役員のコメント
我が望星丸は力強いエンジン音を響かせながら今日も荒海の中を豪快に航海を続けている。
晴天の清水港を出港して8日目の今日、初めて終日雨となる。
しかし、船内研修は96名中94名の点呼で元気に始まる。特に、待ちに待った最初の寄港地マジュロ入港を明日に控え、ローリングもピッチングも上の空で準備に大わらわとなる。
まず、洋上講座4は頑張りや看護婦山中陽代さんの緊急救急法の実演講演で、上陸非常時における心の準備をする。続いて息の合ったポール&美樹による上陸時実践英会話。
レベルは高いが優しい指導に人気がある。船は依然として揺れており、時々響くドドーンという音にもすっかり慣れてしまった。
午後は予備調査で6班と12班によるマジュロの歴史・自然・文化(核実験とのかかわり)をテーマにパワーポイントを使って密度の濃い調査発表がなされた。
つづいて、小林平八郎先生をアドバイザーに赤道祭準備委員会、研修生御代浩一郎君による海中調査研修(シュノーケリング、スキューバダイビング)事前指導、後甲板における雨中サッカーゲーム、練習生に教わるロープワーク、音楽鑑賞等が夕方まで続けられる。
夕食、団ミーティング、船側打ち合わせ、班長会議を終了し、21:45当直の斉木ゆかり先生の点呼異常なしの報告と班日誌の提出で本日の行事は全て終了する。
1日30分ずつ進めてきた時計も日本との時差が3時間となり、船はマジュロを目前にしている。
明日はいよいよ夢にまでみた上陸だ!(砂子克彦)

2月22日 12班当直日誌より
江端 神奈
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
船に乗り続けて1週間が過ぎても、まだマジュロには到着しない…。今日は天気が悪いので外に出ても景色が良くない。ま、こんな日もあるさと思うことにした。明日は陸に着く!!

荻原 愛子
(医療技術短期大学第一看護学科)
今日はマジュロの予備調査についての発表をした。船に乗る前からいろいろ準備して、不安もあったが、無事成功してよかった。みんなの拍手がとてもあたたかく感じられた。
明日はいよいよマジュロに入る。ワクワク、ドキドキ! 海は広く、地球じゃないみたいだ。
まるで異世界だ。明日、陸に足を着けたら、とても安心しそうだ。

北川 涼子
(東海大学教養学部国際学科)
今日は、私たちの班が担当したマジュロ島の予備調査が終了しました。明日はいよいよマジュロ上陸!! 明日は晴れるといいなぁ。どんな所かすごく楽しみです。

草野 訓代
(短期大学部情報・ネットワーク学科総合履修モデル)
明日はいよいよ初めての上陸です。1週間ぶりの陸地に心踊ります!! なぜなら、初めての外国訪問なのです。ちょっと不安を感じていますが、予備調査の知識を生かして頑張っていきたいと思います。

カルポア・マリア(Karpova Maria)
(東海大学別科日本語研修課程)
1週間が過ぎて、日本のことがたくさん分かりました。日本人の皆さんは日本のことや日本語の分からないところを教えてくれて嬉しいです。この旅に参加できて、とても楽しいです!

坂本 亜沙美
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
航行して8日が過ぎ、船酔いも全くせず、驚くほど元気満タンです。
星空はめちゃキレイだし、海はめちゃ青し。マジュロでスキューバダイビング!!!

金木 美穂
(東海大学文学部英文学科)
だんだん船の生活になれ、沢山の人達と友達になった。研修は始まったばかり。
これからもより多くの友達とお互いの絆を深めたい。