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船長のコメント |
(ビキニ環礁)
昭和26年(1954年)3月1日ビキニ環礁で米国はブラボー爆弾となづけられた水爆実験を行った。東方160kmにいた静岡県焼津市まぐろ延縄漁船が被爆した。
重水素を原料としてヘリウムやトリチウムの原子核を合成する。1997年望星丸は国連IAEAの依頼を受け海底の泥の採集や北赤道海流から黒潮流域の調査をした。
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団役員のコメント |
気温27℃、晴れ。今日はハッピーデイ!!船もハッピー!私達もハッピー!
13時点呼だったので、朝食も昼食も食べずに朝寝坊した学生もいた。
しかし、半数は7時半の朝食に出てきたので規則的な生活がもう身についたのだろうか?
1日中フリーデイなので特に何も予定はないが、ハッピーデイという事で、13時点呼後船の大掃除が始まった。
トイレ、シャワー室、食堂、廊下、厨房、班の部屋、等など。皆真剣に掃除をしていた。
自分達のベットの毛布を甲板に持ち出し、パタパタとほこりをはらっていた。
後部甲板の掃除は水をまいた床をブラシでゴシゴシ、皆楽しそうだった。
望星丸もきれいになってハッピーな事でしょう。
今日は出港後初めての洗濯許可日だったので、班毎に手際よくしていた。
大掃除の後はそれぞれ思い思いの事をしていた。後部甲板で縄跳びをしたり、サッカーをしたり、筋トレをしたり。
又、日影を見つけてお昼寝する学生もいた。
久しぶりにゆっくりでき、皆精神的余裕が出てきたようで、意義深いフリーデイであった。
夕食は鰻のどんぶりで、とてもおいしかった。おかわりしていた学生もいた。水の使用は優等生だそうだ。
このままいけば日本からの水だけで帰国できるかもしれない。
今日の船は主に横揺れ。昨日のような縦揺れはあまりなく、学生達は昨日より元気なようだ。
海の色がとても綺麗なブルーだ。この色を見ると青い惑星と言われるのが納得できる。
明日はビキニ島が見れるかもしれない。今から楽しみだ。(八木美樹)
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2月20日 10班当直日誌より |
井本 有紀
(東海大学海洋学部海洋科学科)
日本を出発してはや6日目になりました。船酔いに苦しんでいます。今日はこの船に乗って初めてカップラーメンを口にしました。今は1番日本が恋しいです。持ってきたアルバムと手紙を読みながら毎日寝ています!
榎本 千鶴佳
(東海大学体育学部武道学科)
今日は青空の下、デッキを磨きました。これが本当のデッキブラシ〜っ!と思いながら望星丸に感謝の気持ちを込めて掃除しました。今まだ四方八方に海しかないという現実をいまいち受け入れられないまま島を求め航海を楽しんでいます。
大沢 恵子
(東海大学開発工学部生物工学科)
親や友人に見送られた出航から、今や水平線に囲まれた海の上です。朝焼けや夕日の眺めは、とても奇麗です。でも、想像していたよりも波が強く、船の中を歩くのが大変ですが、操舵室から見る海は迫力があり楽しいです。
橋場 典子
(九州東海大学農学部応用植物科学科)
気温は28℃、水温も27℃、とにかく暑いです!波しぶきは虹をつくってとても綺麗だし、ブリッジからは飛魚が飛んでるのが見えます。航海は順調、天気も快晴。
現在の最大の課題は船酔いです(汗)
上妻 玲子
(東海大学文学部英文学科)
海と空の大きさ、そして星・夕日・朝日の奇麗さに感動の毎日です。今しか感じる事の出来ないこの海を新しい仲間達とおもいっきりENJOYしたいです!!!
松山 千沙
(短期大学部情報・ネットワーク学科情報システム履修モデル)
今日は早起きをしてブリッジから朝焼けを見ました。淡い黄色や水色、緑色、遠くの雲は水平線に張り付いているように見えます。船の生活では顔がむくんでいますが、毎日変わる海の風景を楽しんでいます。月はとっても眩しいです。
望月 康世
(東海大学健康科学部看護学科)
どこを見渡しても青い空と、青い海。人間って小さいなって思います。船酔いに苦しむこともありますが楽しんでいます。この間、かっぱの夢を見ました。それからかっぱのことが頭から離れません。海からかっぱが現れないかなと思いつつ、毎日海を眺めています。
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