航海日誌

3月11日ヌーンレポート

船時間 2018/03/11 12:00
日本時間 2018/03/11 07:00
天 候
海水温度 29.6 ℃
風 力 4
風 向 E
気 温 29.1℃
気 圧 1010.7hPa
風 速 6.2m/s
波 高 1.2 m

3月11日 航海日誌

団役員コメント

千賀 康弘 団長

アピア出港。医師の花野先生が下船。ここから黒木先生と交代。優しくて、頼りがいがあり、愉快で、赤道祭以来「スーパードクター・ブルゾン花野」として学生に大人気の花野先生でした。体調不良が続いた2班の鈴木奈恵さんも花野先生と一緒に下船しました。岸壁では、お忙しい中わざわざ激励に来てくださった山田学長、港湾工事をされている方々が日の丸の小旗を振って見送ってくださいました。その隣で、体いっぱい使って、涙をぬぐいながら、ずっと見送ってくださった花野先生、ずっとずっと手を振り続けてくれた奈恵さんの姿に、学生たちも涙していました。今、日本との時差は+5時間。夕食後、日本時間の14時46分、多くの学生が後部デッキへ出てきて日本の方角に向かって黙祷しました。洋上でこの日を迎えたことに、複雑な思いです。

12班のレポート

李 コウ
(東海大学政治経済学部経営学科)

今日は横浜を出港してから25日目。そしてアピア出港の日です。サモア独立国という国へ寄港し、島の人々との交流を通してサモアに暮らす人々の生活、生き方、人生観を直接感じました。アピア寄港地研修の文化体験コースに参加して、現地の伝統や文化を体験しました。特に、アピアのおばさんに手伝ってもらい作ったサモアの団扇は、サモア寄港の思い出として最高だと思います!

玉井 一宇
(東海大学工学部機械工学科)

本日アピア港を出港しました。花野先生との別れを惜しみつつ、次の寄港地、マジュロに向かっています。船内学生食堂では昼食にチョコレートケーキが出ました。久しぶりの美味しいスイーツを食べて元気が出ました。航海日程が半分を超えたので、やり残しがないように、毎日を大切に過ごしていきます。

岡島 昇吾
(東海大学工学部土木工学科)

海外研修航海日程は折り返し地点を迎え、残り2週間余りとなりました。昨日はアピアで選択研修とグループ別研修を終え、本日アピアを出港しました。アピアは道路や信号など、交通の整備が行き届き、また世界的なチェーン店も出店しており行動しやすかったです。

桜澤 航
(東海大学工学部精密工学科)

研修航海は折り返しを迎え、今朝は時間を30分戻すと連絡がありました。着々とこの研修が終わりに近づいていると実感します。私は朝から直近に迫ったスポーツ大会の打ち合わせをしました。つい先日は船上交流会が行われました。担当の人達はこれを成功させ、私達も成功出来るようしっかりと話し合いを進めていきたいです。

白子 昌樹
(東海大学海洋学部海洋生物学科)

今日は出港のためにあつらえられたような晴天でした。汽笛が3回鳴り、花野先生と鈴木さんが手を振りながら小さくなっていく様子が見えました。研修生の中には目に涙を浮かべている人も見られました。多くの研修生達が思う以上に、この船の共同生活では強い絆が作られているのだろう。そう思えた瞬間であった。

近藤 友城
(東海大学農学部応用植物科学科)

今日はアピア港を出港しました。花野先生は常に明るく、体調不良になった時は真剣に話を聞いてくれるとても良い先生でした。途中でお別れしてしまうのはとても残念でしたが、残りの研修日程を大切にし、実りのある研修航海にしたいと考えています。清水で再会できるのを楽しみにしています。

澤田 知良
(東海大学海洋学部海洋生物学科)

ポンペイを出港してから今日まで時間が過ぎるのがとても早く感じます。この研修航海も残すところあと二週間余りとなりました。今朝出港したサモアでは、大学交流におけるスポーツ大会、そして船上交流パーティーなど、現地の方々との交流により、サモアの文化に直接触れることができました。これからの残りの1日1日を大切に過ごしたいです。

(12班一同)

今日は7年前に東日本大震災が起こった日であるため、全員で黙祷を捧げました。多くの方が津波の被害を受け、未だに発見されていない方もいらっしゃいます。現在私たちは海の上にいるため、改めて震災について深く考える機会となりました。

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