大学での学びを生かし、現地の学生と交流したい

―研修航海に参加しようと思ったきっかけを教えてください

内定をいただいている企業の人事の方に、“学生のうちに海外に行ってさまざまな経験を積んだほうがいい”とアドバイスをいただき海外研修航海への参加を決めました。研修航海では日本から直行便がない国にも寄港するので、これまでに経験したことがないような文化の違いもあると思います。参加する学生の中には海外経験のない人もいるので不安な思いがあるという話も聞きますが、それ以上に楽しみにしているという声が多いので、みんなこの旅に期待しているんだなと感じます。私はどの寄港地も楽しみすぎて、どこが一番とは決められないくらいです(笑)。

―寄港地で挑戦したいことや、そのために準備をしてきたことはありますか

英語がもともとあまり得意ではなく、あいさつができるくらいだったので、現地の人と話せるように、参加が決まってからは勉強に力を入れています。特に、聞き取れないと会話は始まらないと思い、リスニング力を高めるために英会話の音源をたくさん聞いています。寄港地では現地の学生と交流する時間があるので、同じ学生同士、普段自分たちが学んでいる専攻分野について意見を交換してみたいです。私は心理・社会学科なので、心理学などに似た分野を学んでいる学生がいたら、ぜひ話を聞いてみたいと思っています。

―学生長として心がけたいことはありますか

船上では集団生活になります。私は大学の4年間、体育会の硬式テニス部に所属していたので集団生活には慣れていますが、そういった経験のない学生にとっては新鮮さと同時に戸惑いも出てくるでしょう。そこでピリピリした空気にはせず、にぎやかで楽しく、アットホームな生活ができる環境にしたいですね。寄港するさまざまな国の文化を学ぶと同時に、特殊な環境である船での生活は、忍耐力やコミュニケーション能力が培われると思います。大学生活や部活動での経験を還元できればと思います。

PAGE TOP ▲