船時間 2002/03/19 12:00
日本時間 2002/03/19 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
2
気温
29.2℃
雲量
4
風速
1.6m/sec
海水温度
29.7℃
風向
N
気圧
1008.3h
湿度
76%
有義波高
1.2m
 
船長のコメント
(記念写真)
 スライドフイルムを整理していたら、一枚の写真がでてきた。1987年(昭和62年)12月5日東経160度の赤道上での物である。旧望星丸二世時代、旧科学技術庁主催のエルニーニョ現象調査航海で、海底から水面までを東海大学、海面付近を科学技術センター、海面から上空を気象庁が担当した。

団役員のコメント
今日の午前中は、ポール先生と八木先生による英会話の授業から始まりました。
テーマは「CRUISE」で、二人一組になり、お互いに質問し合う構成になっていました。
「Did you like Brisbane?」
「What do you enjoy most in the ship?」
学生一人一人が、この航海の思い出について、楽しく語り合っていました。

英会話に引き続いて、3班による予備調査の発表が行われました。発表のテーマは「気候変動と海洋」で、具体的には、エルニーニョ現象について、簡単なクイズを交えながら、わかりやすく説明してくれました。

午後は後部甲板、学生食堂、研究室など、さまざまな場所で洋上クラブが行われました。あと1回の活動が予定されていますが、その回は報告書の作成を行うことになっており、英会話同様、実質的には今日が最終回。多くのクラブが、予定の時間を過ぎても熱心に活動していました。

明日はフリーデー。しかし、このフリーデーをゆっくりと休むことができる学生は何人いるのでしょうか?スポーツ大会、裏赤道祭、洋上卒業式、さよならパーティ・・・これらの行事の準備に朝早くから夜遅くまで、多くの学生が頑張っています。

そして、最後に、本日のBig News!予定よりも1日早く、ポンペイに入港することになりました。したがって、ポンペイの滞在が3日になり、誰もが大喜び!また、新しい楽しみがひとつ増えました。(佐藤弘幸)

3月18日 8班当直日誌より
広沢 祥子
(九州東海大学農学部応用植物科学科)
今日は、洋上クラブが最終日でした。スポーツクラブは、後部甲板で活動をするため、波が高いと中止になることが多かったのですが、活動する時は、ものすごく盛り上っていました。
旅の終わりが近づいているようで少し寂しいです。

諏訪 順子
(東海大学文学部広報学科情報社会課程)
今日は、なんだか気分的に忙しい日でした。いろんな事について、ゆっくり考える事ができた気がします。でも、やっぱり周りで自分を支えてくれる友達ってこの航海で得た一番の宝物だと心から感じます。
ありがとう。

林 佳代子
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
もう、あまり寄港地もありませんので、船の生活にちょっとあきてきました。
あー。早く日本に帰ってお風呂に入りたいです。

鍋島 直子
(東海大学教養学部芸術学科音楽学課程)
今日は、朝日を見ました。手旗信号も初めて体験しました。
最後の洋上クラブではサッカーとキャッチボールをしました。船上でこんなに運動をしたのは初めてです。今日はシャワーに入れないのに・・・。でも楽しかったから良しとしよう。

山口 千恵子
(東海大学健康科学部看護学科)
今日は船に乗って一番といっていいほど揺れませんでした。おかげで船酔いの心配もなく充実した生活だったと思います。
今はもうすぐ行われるスポーツ大会の準備が忙しいですが、みな楽しんもらえるように頑張ります。

ビューリック・ローミ
(東海大学別科日本語研修課程)
後二週間でこの研修航海が終わるのが信じられません。もうすぐ、二回目の赤道が近づいています。
今日は素晴らしい日の入りが見えて嬉しかったです。

米納 友紀
(東海大学文学部文明学科)
今日は船が動いているとは思えないくらい波が穏やかでした。それに、夕日が本当にきれいで、ヴィーナスフォートの天上のように不思議な色に染まっていました。船ならではの景色で素晴らしかったです。