船時間 2002/03/17 12:00
日本時間 2002/03/17 11:00
天候
bc(晴れ)
風力
6
気温
29.8℃
雲量
8
風速
11.4m/sec
海水温度
28.9℃
風向
SE
気圧
1010.1h
湿度
76%
有義波高
2.3m
 
船長のコメント
(ラバウル航空隊)
 その人はラバウル航空隊にいた。最初零戦に乗っていたが、足を負傷し彗星爆撃機に変わった。ソロモン海戦に敗れ,イ号潜水艦でメレヨン島からフィリピンに逃げた。
レイテ沖海戦、台湾沖の空中戦で海に落とされ仲間の船に助けられ長崎に配属された。再教育のため土浦航空隊で特攻隊の訓練中に長崎に原爆が落ち、終戦。

団役員のコメント
13:30の点呼で一日が始まったので、午前中は朝ご飯を食べずに寝ていた学生や、甲板で運動をしたり、ビデオを見たりしていた学生がいた。皆、思い思いにくつろいでいた。
午後は第8回、第9回の洋上講座があった。先ず、立原先生が「大雪山の自然を守る」を話された。大雪山のトムラウシ山のビデオを大海原で見て、陸地が少し恋しくなった。
立原先生は又ご自身が参加されている大雪山の自然を守るボランティア活動の報告をなさった。貴重な高山蝶や植物が密猟されていたり、ごみ問題等、人間と自然の共存は非常に難しいと感じた。
引き続き、池田先生が「野球の楽しみ方」を話された。原辰徳さんの生い立ちということで、お父様の事から始まり、現在の巨人軍監督までの経歴を詳しく伺った。東海大学の先輩で活躍している方の話で、親近感がわいた。学生達も希望を大きく持てば実現するのではないかと自信を持ったのではないだろうか。
お話の後、ジャイアンツの観戦券をかけた、じゃんけん大会を行い非常に盛り上がった。
夕食後はスポーツ大会の準備をした。
6時前の日没を多くの学生が見ていた。雲があり、海に沈む所を見る事はできなかった。星空を見るのが楽しみである。(八木美樹)

3月16日 13班当直日誌より
今村 理依
(東海大学開発工学部生物工学科)
ブリスベンを出港して、初のヤシの実クラブに参加した。清水に着くまでに、どのくらい磨き上げられているか楽しみである。やはり船は、泊まっている時よりも動いている時の方が生き生きとしているように感じる。

阿部 由佳子
(東海大学電子情報学部電気電子工学科)
また船の生活が始まりました。私は島に降りた時より、船にいる方が何故か元気です♪
今日も天の川がはっきり見え、南十字星と北斗七星が同じ空に見えました!信じられないくらいたくさんの星が船の上に光っています。

広瀬 彩
(東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程)
今日も一日よい天気でした。太陽が眩しく、海に反射してキラキラ輝いていました。夜は満点の星空。今日で丸30日たちました。もうすぐ南十字も見えなくなります。いつまでも心に留めておきたいです!

山本 晃子
(東海大学工学部工業化学科)
今日はとても天気がよく、陽射しがとても強いわりには、乾燥したすごしやすい日中でした。
なので日焼けに挑戦しました。あまり綺麗に焼けていないのが残念です。夜は、天の川を見て、また最高の一日になりました***

木下 枝里子
(東海大学健康科学部看護学科)
南十字が今まで見えていた方と逆に輝いてるのを見て、改めて北に向かっていること、また私たちの旅も終わりに近づいていることを実感しました。今は、残りの日々を大切にしたいという気持ちでいっぱいです。

玉木 悠
(東海大学文学部広報学科情報社会課程)
清水港を出発して、もう一ヶ月。今の私の生活を表わすとしたら、『食・寝・遊・唄・呑』といった感じでしょうか。とにかく幸せです。残りわずかとなった、このロングバケーションをとことん楽しみ尽くしたいと思います。

玉澤 真希
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
今日はのんびりした1日でした。甲板で海を見ながらぼ〜っとしていると、とても気持ちがいいです。当たり前のことなのですが、空って何色にでもなるんです。理屈ではなく実際にこの目で見たものを自分のものにしたいです。