船時間 2002/03/14 09:00
日本時間 2002/03/14 08:00
天候
b(快晴)
風力
3
気温
26.4℃
雲量
1
風速
4.8m/sec
海水温度
26.4℃
風向
S
気圧
1018.1h
湿度
65%
有義波高
-
 
船長のコメント
(ブリスべーン市内)
 乗組員半分ずつリバーサイドのシーフードレストランで昼食会が行われた。全面ガラス張りの向こうに、旧英国風の橋や外輪船が見える。
解散後広い植物園を散策した。手入れされた芝生や各種の熱帯樹林が異国的だった。その後ショッピング街の人波の中に入っていった。

団役員のコメント
今朝はクイーンズランド大學を訪問した。
クイーンズランド大學は1910年に創立され、海洋科学をはじめ、様々な分野で研究と教育を行なっており、3万人の学生の中には、オーストラリアのみならず、世界100カ国の国々から5000人の留学生を受け入れているそうである。
今日は教授の講義を聞いたり、クイーンズランド大學生とのパネルディスカッションをしたり、図書館を見学したりした。
パネルディスカッションのテーマは「大学のどんな点があなたにとって一番大切ですか」で、東海大学からは宮崎潤一君、クリスチャン・エーバルト君、林佳代子さんの3名がパネラーとして参加した。また、聴衆の研修生も積極的に質問をしたりして、ディスカッションに参加し、オーストラリアの学生との意見交換を行なっていた。
昼は大學食堂でクイーンズランド大學生と一緒に昼食を食べた。
その後バスでキャンパスツアーを行なった後、マウントクーサ展望台からブリスベンの町を眺め、ローンパインコアラ保護区でコアラやカンガルーを観察し、宿泊先のホテルヒルトンへ向かった。(斉木ゆかり)

3月13日 3班当直日誌より
永田 徹
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
本日は、ブリスベンのクイーンズランド大学を訪問した。
昨日は船上パーティがあり、大いにもりあがった後で、夜更かしをしていたのですごく眠かった。大学訪問のバスの中で爆睡してしまったので、バスのガイドさんには悪いことしたなと思う今日この頃。
それと、少し感動したのが船上パーティーに来てくれた大学生が自分らのことを覚えててくれたことで、なかなか楽しいコミュニケーションがとれた。
明日はサーファーズパラダイスに行く予定だが、今から楽しみだ。

新保 直樹
(東海大学理学部物理学科)
オーストラリアに上陸して2日目。今日はクイーンズランド大学訪問をしたが、建物内の構造がとても素晴らしくとても気に入った。キャンパスもとても広く、日本とは雰囲気がまったく違っていた。自分もいつか、この様な場所で勉強してみたいと思う。

鈴木 芳洋
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
今日はクイーンズランド大学訪問→ローパインコアラ保護園→ホテルにチェックイン→市内研修、って感じの一日。この中で一番印象に残ったのは、ローパインコアラ保護園。コアラを抱いたり、カンガルーとかエミューに餌をあげたり。普段、日本ではふれあうことの出来ない動物だけにすごく感動した。折り返し地点のブリスベンに到着して、このあと望星丸は北に向かうけど、なんか帰り道のような気がして、切ない気分になる。

小野山 太
(東海大学 海洋学部水産学科増殖課程)
クイーンズランドの学生は、オーストラリアの人だけでなく、留学生も多くいた。外国で勉強をすることは、その国の言葉、文化を自然と感じることが出来る。そんな人を見るとうらやましくなった。狭い日本にとどまらず、自分も留学してみたいと思った。

中野 貴博
(東海大学政治経済学部政治学科)
今日初めて外国の大学に行ってきた。
日本以上に多種多様な学生がいて、それぞれが自分の興味のあることを真剣に覚えようとする姿勢が、この大学とのデイスカッションの時やお昼の時の日本語を覚えようとする学生との話をきいて自分との考え方の違い、行動力の違いの差に正直何もいえなかった。
たぶん、この研修にこなかったらこのような体験することが出来なかったと思う。だから、この日のことはとても自分にとって意義のある一日になった。

島田 謙志
(東海大学工学部電気工学科)
クイーンズランド学生との交流を通じ、学生の勤勉さ・積極性を直接感じ取ることが出来た。
将来に対し目標をもって取り組んでいる姿には驚かされた。

月井 みちしる
(東海大学工学部建築学科)
今日は、うすうす知ってはいたが、あらためて自分の甘さを思い知った。
クイーンズランド大学の学生達と交流したが、交流したといっても日本語を勉強している学生と、日本語で話しをしたのがほとんどだった。みんな考えられないくらい日本語がうまかったし、話していると学生の勉強に対する意識の高さをとても感じた。
自分は中学から英語を勉強しているのに、英語で話すことはほとんどできなかった。とても同じ大学生とは思えなかった。この経験を日本に帰ってから生かしたいと思います。