船時間 2002/03/02 12:00
日本時間 2002/03/02 10:00
天候
bc(晴れ)
風力
1
気温
31.8℃
雲量
5
風速
1.1m/sec
海水温度
29.6℃
風向
WNW
気圧
1006.8h
湿度
74%
有義波高
-
 
船長のコメント
(造礁サンゴと非造礁サンゴ)
 造礁サンゴは、骨格の周りの柔らかい組織(ポリプ)の中に、単細胞の褐虫藻が共生している。光合成から作られる有機物を栄養源としている。最適な塩分、水温充分な光が必要。宝石として知られる非造礁サンゴは、組織内に褐虫藻が共生していないため、深所で生育し、より緻密な骨格を作る。

団役員のコメント
 気温30℃、湿度79%、快晴。
 昨日の正午の太陽はほぼ真上(89度)にあり、自分の影が体の真下にできている。これも船旅ならではの体験であるが、関心を持った学生はあまりいないようである。
 ところで、この航海における時差は最初の寄港地マジュロが最大3時間で、毎晩21:00になると時計を30分進めて21:30とする時間調整を6日間かけて行なってきた。
飛行機旅行では7・8時間の時差を短時間で調整するため時差ボケが発生するが、船上ではゆっくりと行なわれるので時差ボケは発生しないが毎日時間を損している感じである。即ち船上での一日が30分ずつ短くなる事になり、自分の目覚まし時計や腕時計を直し忘れて翌日の点呼時間(6:30)に集合すると30分前に点呼が終っているということになる。現在は逆に時間を戻して時差を2時間まで縮めたが、現地時間6:30(日本時間4:30)の点呼時には既に太陽が水平線上に上がっており、日本を遠く離れた事を実感しています。
 清水を出港後15日目となり全行程の1/3を順調に消化していますが、学生諸君も一度上陸を経験したためか元気を取り戻して船内活動も一層活発になってきました。
本日もスケジュール通り予備調査・英会話などが行なわれた。明日のポートビラ入港をひかえ本日の予備調査は『南太平洋地域の歴史』と『バヌアツの歴史・文化・自然』の2テーマが発表され、学生達はこれを参考に明日以降の班別研修を計画している。船長の話を聞いたりガイドブックを見ると、透き通るような美しい海と白い砂浜に代表される壮大な自然が残されているそうで、学生達も上陸を心から楽しみにして計画に余念が無い。この自然に恵まれたバヌアツでは各種のマリンスポーツを始めとする様々な楽しみ方が可能である。2日間しか停泊しないのはなんとも残念ですが、しっかりと計画を立てて存分に楽しんで欲しい。(立原祥弘)

3月1日 5班当直日誌より
鎌田 剛史
(東海大学工学部電気工学科)
 明日はバヌアツ、ポートビラにある、フレンチの丘から、ぜひグリーンフラッシュを見てみたい。

内田 洋平
(東海大学政治経済学部経済学科)
 おとといは赤道祭、昨日は誕生会、今日は予備調査の発表とスケジュールがつまっていて忙しかったが、今日の発表が成功してよかった。1月からみんなで準備してきた甲斐があったと思う。今日はよく寝て、明日のバヌアツに備えたい。

伊藤 善朗
(東海大学法学部法律学科)
 今日は、バヌアツについての予備調査の発表の日だった。内田さん、玉木さん、本当にお疲れ様です。
また、小山くんもお疲れです。楽しかったぞ〜!!

鈴木 孝弘
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
 朝から29.5度の熱帯120%、昨日の朝は東に日の出、西に満月という神秘的なショーが見れました。
後甲板で大の字になりアイスをほおばり、ゆっくりとした時間を過ごします。
そう、「青い空の真下で♪ 青い空の真下で♪」今日から3月です・・・。

直井 侑二郎
(東海大学工学部動力機械工学科)
 昨日、一昨日と風邪でくたばったが、今日完全復活した。考えてみると久しぶりに40℃近く熱が出たなあ。
でも、バヌアツ到着に間に合ってよかった。明日は暑さにやられないように気を付けよ〜っと!!

柏木 徹
(東海大学海洋学部海洋科学科)
 一面が2種類の青に囲まれている。一方の青は時より激しい涙を流し、もう一方の青は時より激しい怒りを表わす。
しかし、この青は心を和ませてくれる。胸いっぱいに空気を吸い込んで、自分も青に染まれるように・・・

小山 忠嗣
(九州東海大学工学部宇宙地球情報工学科)
 前回は船酔いのため、自分で書く事が出来なかったので、今回は船の生活も15日ほどたち、船酔いにもだいぶなれる事ができました。あと、今いる所は朝6:30頃でも気温が30℃ぐらいある所です。暑さに負けないように頑張りたいです。