船時間 2002/02/17 12:00
日本時間 2002/02/17 12:00
天候
bc(晴れ)
風力
4
気温
18.4℃
雲量
4
風速
6.9m/sec
海水温度
22.1℃
風向
E
気圧
1023.7h
湿度
61%
有義波高
1m
 
船長のコメント
(サロンにて)贈呈された花束を事務長が大きな花瓶花瓶に飾ってくれた。
先生a「船は先程日本海溝と言う深い所を通過しました。深海用精密音響測深機で測定すれば素晴らしい海底地形図が描けたでしょう。」海の色がうつくしい。
chief-officerが海水から塩を作ってくれた。先生方が試食し好評だった。

団役員のコメント
 昨夜の荒れた海から一転、今日は凪、といっても、海の初心者にとってはまだまだ辛い。
海水の色はだんだん黒ずんできている。それは黒潮の中にいる証拠だそうだ。
朝の体操で体をほぐしたあと、それぞれの担当に分かれ掃除を始める。
初体験なので、モップに水をつけるのかどうかもわからない。訓練生に手ほどきを受ける。
なれない手つきで椰子の実の殻でデッキをみがく。
よーく見ると椰子の実の殻には表面の固い皮と種の間に亀の子だわしのような毛がぎっしりと詰まっている。
実は亀の子だわしはこの椰子の殻からできるのだそうだ。元祖亀の子だわしで磨かれたデッキは美しく清められた。
 昼食が終って、ほっとしていると、「・・・・・・・−」という合図がアナウンスされた。
避難訓練だ。昨日説明を受けたとおりにライフジャケットを身に付け、後部甲板に集合する。
5分以内と指定されたが、実際にかかったのは7分30秒で、タオルを忘れなかったのは、ほんの4,5名だった。
望星丸は32回の航海中一度も事故が起こっていないそうだ。
これは非常に珍しいことで、かつ、我々の誇りだ、という増島1等航海士の言葉を聞き、身が引き締まる思いがした。この避難訓練は1週間に一回の割合で今後も行われる。
徐々にではあるが、船の揺れが、生活の一部になりつつあることを実感する航海2日目の私たちだ。(斉木ゆかり)

2月16日 13班当直日誌より
今村理依
(東海大学開発工学部生物工学科)
 海上生活第2日目に入りました。酔い止めの薬が効いているせいか、激しい酔いはありません。大きな波が来るとさすがに軽い酔いはありますが…
 夜の自由時間、仲間たちとお喋りをしていると、酔いが軽減されるようです。

山本 晃子
(東海大学工学部工業化学科)
 今日は二日目の船生活です。薬のおかげで想像していたよりも酔わずにいます。
でも、部屋に居ると、まいってしまいそうなので、外のデッキでみんなと話したり、縄跳びをして遊びました。
 海の上の縄跳びは難しくってたくさん転んでしまいました。。(^o^)つ

広瀬 彩
(東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程)
 二日目。昨日の夜から今朝までダウンしていました。ダウンていうより、ずっと寝てただけなのだけど…寝るのが一番!みんなでワイワイ騒いできます。

玉木 悠
(東海大学文学部広報学科情報社会課程)
 船生活2日目です。どういうわけか私は全く船酔いをしていません。外もだんだん暖かくなり、甲板に出て太陽の下で昼寝をしたり、皆で楽しく騒いだり、私の船生活はなんとも順調です(^−^)v

玉澤 真希
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
 研修も2日目に突入しまして、船酔いをしているんだか、していないんだか…。
少しずつ、ここでしかできない色々なことを吸収していきたいです。

阿部由佳子
(東海大学電子情報学部電気電子工学科)
 今日は避難訓練を行いました。船の生活は緊張感がありますが、外の景色を眺めると「最高☆」って感じです。昨日は船酔いでダウンしていましたが、明日くらいになればなんとか慣れてきそうです。

木下 枝里子
(東海大学健康科学部看護学科)
 ついに24時間経過しました。船は、予想以上に揺れて船酔いと戦っております。
早く、船に慣れたいです。甲部デッキからの景色はサイコーの一言です!
良い経験をしたいです。