船時間 2002/02/16 12:00
日本時間 2002/02/16 12:00
天候
bc(晴れ)
風力
4
気温
14.2℃
雲量
3
風速
5.6m/sec
海水温度
19.2℃
風向
west
気圧
1022.7h
湿度
62%
有義波高
-
 
船長のコメント
出港:三保半島の松林越しに、冠雪美しい富士山が遠望された。
数多くの方々の御尽力により、盛大な出港式が催された。色とりどりのテープと歓声とブラスバンドの音曲とに包まれて離岸した。見送りの方々の中に20年来苦楽を共にして来た乗組員が静かに手を振りながら望星丸を見送ってくれた。

団役員のコメント
平成14年度2月15日15時40分
第33回海外研修航海「海はぼくらのキャンパスだ −海洋文明への旅立ち−」は清水港日の出埠頭第5岸壁を出航。駿河湾は冬にしては珍しく夕凪。
エントランスより確認した日没は17時29分05秒、この時まで富士山をすべて観れた。
伊豆半島をすぎたころよりローリングがいささか大きくなる。夕食当番(夕食ワッチ)は、初めての食当にもかかわらずフラフラ身体が揺れながらも、96人の研修学生と、11名の団役員と船長との夕食の準備を手際よくしてくれた。
全役員船酔いもなく初日を終了。(団長:砂子克彦)

2月15日 5班当直日誌より
鎌田 剛史
(東海大学工学部電気工学科)
 本日、私たち研修生は、一人ひとりの”一番星”をみつけるべく45日間の航海に旅立ちました。
早くも船酔い者続出で、海の洗礼をうけていますが、次に日本に帰ってくる頃には、”しおっぺい”人間になって清水へ帰ってきたいと思います。

内田 洋平
(東海大学政治経済学部経済学科)
 船の出港時、テレビで見かけたことのあるあのシーン。
船上の人と陸上の人が互いに色とりどりの紙テープを持ち合う。
船が動きはじめると、そのテープは伸びてゆき、風にたなびく。
それがあたたかな太陽に照らされ、まるで天も祝福してくれてるかのような船出だった。

伊藤 善朗
(東海大学法学部法律学科)
 朝早くから荷物の積み込みを手伝い少し疲れていた。
出港式のあのふんい気は、すごく感動的でした。船のゆれはかなりすごいものでした。

鈴木 孝弘
(東海大学海洋学部海洋資源学科)
 航海は奇麗に晴れた中、出港が出来ました。
三保の天女も祝ってくれているかのようです。
45日後の入港には「もう45日目か!」と言っている自分が目に浮かびます。
ですから、悔いなく、精一杯頑張ってこようと思います。

直井 侑二郎
(東海大学工学部動力機械工学科)
 夕食後さっそくリバース、酔い止めの効果なし。波が穏やかだったのは最初だけだった。何もする気はおきん。

柏木 徹
(東海大学海洋学部海洋科学科)
 空はスッキリと晴れ、富士山は美しくそびえる、そんななかで行われた、最高の出港式だった。
しかし、一歩海に出ると、揺れに揺れて、辛い状態になったが「この研修を成功させてやる!」という意欲が湧いてきた。

小山 忠嗣
(九州東海大学工学部宇宙地球情報工学科)
 船酔いのため、ダウン