船時間 2002/03/12 12:00
日本時間 2002/03/12 11:00
天候
bc(晴れ)
風力
2
気温
32.8℃
雲量
3
風速
1.7m/sec
海水温度
26.4℃
風向
ENE
気圧
1015.3h
湿度
46%
有義波高
-
 
船長のコメント
(ブリスベーン)
 昨日は水平線に沈む夕日がきれいだった。今朝はブリスベーン沖の島から上る朝日が美しかった。澄みきった青空のかなたに市内の高層建築ビル群が遠望できた。両岸の緑が美しい川を遡行した。昔、本場英国のパイロットの操船雰囲気に魅了された学生時代を思い出していた。

団役員のコメント
昨日よりも船の揺れは小さくなったように思えるが、やはり、ポートビラ、ヌーメアと、最近は比較的陸上での生活が長かったせいか、今日も船酔いの症状に悩まされている者が多かったようである。しかし、そのような状況でも、"船上パーティー"という大イベントを目前に控えているため、昨晩も多くの学生が夜遅くまで準備をしていた。
また、この数日間は体調不良を理由に欠席することの多かった洋上講座にも、ほとんどの研修生が参加するようになり、今日の午前中は英会話、予備調査の発表が無事に行われた。そして、午後は"Happy hour"と称する船の大掃除。本当は昨日も予定されていたのだが、天候不良で中止となったため、今日は2日間分を掃除することになった。研修学生全員が、望星丸への感謝の気持ちをこめて、ブリッジ、学生食堂、甲板など、船内の隅々まで磨いた。
いよいよ、明日はブリスベンに到着する。このブリスベンでは、いつもの班別計画研修の他に、船上パーティ、クイーンズランド大学訪問など、数多くの行事が予定されているが、特に準備に力を入れているイベントがある。それは、清水を出港してからずっと私たちの健康管理のためにご尽力いただいた、海老原先生(研修団医師)の"送別会"である。
予定通りの下船とはいえ、ここで海老原先生とお別れしなければならないのは残念なことであるが、海老原先生へ感謝の気持ちをこめて、私たち全員で、この会を素晴らしいものにすることをお約束する。(佐藤弘幸)

3月11日 1班当直日誌より
橋本 匡広
(東海大学工学部生産機械工学科)
気がつけばもう研修航海も半分が過ぎた。なんかとてつもなく早い時間の中にいるようだ。
こんなに長い時間、人と集団生活をすることが研修前は不安であった。しかし今は違う。
それはこの生活がとても充実しているからだろう。明日はブリスベン。

宮崎 潤一
(東海大学政治経済学部経済学科)
今朝、水平線の彼方に虹が見えた。その先端は、雲の中に吸い込まれ、とても神秘的だった。
海は色々な姿を私達に見せてくれる。360度どこまでも続く海を眺めていると、海の広さと力強さを実感する。

春田 剛
(東海大学海洋学部海洋工学科)
今日は、HAPPY HOURで望星丸の掃除をしました。僕は真鍮磨きをしました。
明日はここに多数のゲストを招待するのでそのためにこの船も奇麗にしてあげなくちゃいけません。
みなも船上パーティーのしたくで大忙しです。

蛯原 崇文
(東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程)
早いもので、もう研修航海の日程の半分が過ぎている。航海が始まった当初は先が長いという感じだったが、あっという間に時が過ぎた。明日はブリスベンに到着する。とても楽しみだ。
残りの半分の日程を有意義に過ごしていきたいと思う。

中本 健二郎
(東海大学工学部光学工学科)
日本の皆様お元気ですか?私達、望星丸の研修団は、毎日楽しく笑ったり、語ったり、歌ったり、がんばっています。友達100人計画は、中間報告でほぼ70%ぐらい完成に近づいています。残りの30%はどうなるか!お楽しみ。

菅野 幸雄
(北海道東海大学工学部海洋環境学科)
前回、これを書いてるときは赤道祭に追われてた気がする。今は船上パーティーに追われる日々。今回は間に2国も上陸をはさんだため、音楽クラブは練習する暇がなかった。けど皆すごくがんばっているので何とかなりそうだ。そうそう、バヌアツもヌーメアもすごくアツかった。サイコーだ。