パラオを出港して５日目。２つめの寄港地、ラバウル（パプアニューギニア）のダヴルヴル山（花吹山）が遠くに見えてきました。旧日本軍が戦略拠点にしたラバウルは戦跡として有名です。日本人として、歴史に思いを巡らせながら、期待と緊張が入り混じった心境で、明日の上陸を待っています。

今日はまず、松浦団役員による洋上講座で、食料生産からみた地球の現状について学び、地球と私たちの未来について考えました。次に、ディモスキ先生による外国語講座で、現地人と円滑なコミュニケーションを行うためのフレーズを学習しました。午後は、学生たちがラバウルについて事前に調査してきたことを発表する船内発表会を行いました。ラバウルの歴史や文化、特産品などについて、ユーモアのある発表をしてくれました。

学生たちは、各プログラムの合間をぬって、時間を見つけながら、上陸準備や行事ミーティングを行っています。きっと、思ったより忙しい、あっという間に１日が終わると感じている者が多いと思います。それほど彼らは一生懸命になって、夢中になって毎日を過ごしています。そのような生活の中でも、今日が誕生日だった学生へのサプライズ企画を用意するなど、“大切なことは忘れない、仲間を大切にする”そんな研修団です。ただ、一生懸命なのはよいことですが、せっかくの船旅ですから、ゆっくりした船上生活を楽しむ余裕もほしいところです。

夜、ブリッジ（操舵室）に行くと、波のない静かな凪の海の上で、南十字星が輝いていました。言葉にできないほどきれいな空間の中で、ふと、自分や、自分の大切なものについて考えている自分がいました。今ここでしかできない、質の高い経験が私たちを少しずつ成長させてくれます。

（団役員　遠藤　晃弘）

平野　和也（東海大学開発工学部物質化学科）

明日はいよいよパプアニューギニアのラバウルに上陸です。事前発表した国でもあるので、調べたこととのギャップなどを見て感じて良い調査発表ができるようにしたいです。また、班長という役職にふさわしい人物になれるように努力していきたいです。

宮地　翔太郎（東海大学海洋学部水産学科）

今日はパプアニューギニアの事前発表を行いました。準備に時間がかかりましたが、中々良い発表ができました。その後の大掃除ではいつも以上に隅々まで掃除できました。また、部屋の掃除も行ったので快適になりました。これからもいろいろと大変なことがあると思いますが頑張っていきたいです。

笠井　陽平（東海大学工学部動力機械工学科）

今日はパプアニューギニアの発表をしました。私はあまりサポートできませんでしたが、良い発表だったので良かったと思います。その後大掃除があり、普段自分達が汚してしまっていた部屋をきれいに整理しました。この状態がなるべく続くように心がけたいです。

井手　大佑（東海大学体育学部体育学科）

今日はパプアニューギニアの発表がありました。僕はパプアニューギニアの責任者としてみんなをまとめるのが大変でした。発表前はパワーポイントがなかなか完成せず、大変だったが中津川さんの協力でいいパワーポイントをつくることが出来ました。協力は強力だと改めて感じました。感謝する心を忘れずに船の上を有意義に過ごしたいです。

岩下　真也（東海大学産業工学部建築学科）

日本にいるみんな元気かーい！！僕は学生長という慣れない役職をみんなにサポート、時に怒られながら一生懸命頑張っています。７班のメンバーはユニークな奴が揃っていて毎日笑っています。あと１カ月あるので、気を引き締めてメリハリのある生活を送り、時には思いっきり楽しんで意味ある研修にして、清水に帰ってきます。

中津川　絢也（東海大学農学部応用植物科学科）

今日はパプアニューギニアの発表がありました。パワポ作るのに疲れました・・・。でも、やったことのない音声を入れたり、ハイパーリンクをつなげた斬新で愉快なやり方が試せたので面白かったです。ラバウルを満喫したら次のフリーデーはおもいっきり寝てやるぞー！！

田中　渉（東海大学政治経済学部経営学科）

阿蘇のみんな元気にしとる??私は船酔いもせず毎日元気に過ごしています！寄港地のパラオでは、現地の人達と仲良くなることができました。船上の生活は決して楽なものではないけど、すごく良い経験をしているなと感じています。日本に帰るころにはきっと成長した姿を見せれる…はず!!みんなに会うのを楽しみにしてます。