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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月9日

船時間 2013/03/09 12:00
日本時間 2013/03/09 10:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 26.2℃
風力 5
風向 SE
気温 25.0℃
気圧 1011.2h
風速 8.4m/sec
波高 –m

■ 3月9日 団役員コメント

ニューカレドニア大学(UNC)との学生交流を行うために、研修団全員で大学を訪問しました。UNCのJean-Marc BOYER学長にお迎えいただき、東海大学からもプレゼントを贈り友好の絆を再確認しました。UNCでは、この日スポーツ大会が開催されており、私たち研修団のフットサルチームはビーチサッカーのリーグ戦に参加いたしました。このチームは航海中、可能な限り船上で練習を行っていましたので満を持しての参加です。試合の合間には和太鼓演奏、よさこいソーラン踊りを観戦学生の皆さんに披露して大喝采を浴びました。また応援に同行した研修学生たちは新聞紙を使って兜の折り紙をUNCの学生に教えたり、東日本大震災や日本文化に関するアンケートなどを行ったりして、有意義な国際交流を行うことが出来ました。もちろん写真撮影やアドレスの交換を行って、すぐに仲良くなっていました。ビーチサッカーでは佐々木慶介学生長(体育学部体育学科)が最初のゴールを決めた後、多くの学生のゴールが続きました。一次リーグでは得失点差で、惜しくもベスト8を逃す結果となりました。慣れない砂地でのサッカーでしたが、選手の皆さんは大健闘でした。
午後からは帰船して船上交流会の準備です。夕方からUNC、ニューカレドニア政府関係者の皆さん、ニューカレドニア日本人会の方々など多くのお客様をお招きして、学生食堂では折り紙、射的、けん玉、輪投げ、水ヨーヨー、福笑い、輪投げ、将棋に百人一首、書道や着物着付け体験などを企画し楽しんでいただきました。続いて18時50分より、後部デッキを会場にして大塚滋団長、佐々木学生長の歓迎の言葉に続き、UNC、Patric Badonnel副学長、日本国名誉総領事Marie-Jose MICHEL様にお言葉をいただき、総勢177名の招待客を迎えて交流会が開会いたしました。学生たちが用意した催し物は和太鼓、エイサー、剣道、ドジョウすくい、相撲大会、花笠、柔道の形の披露と盛りだくさんです。満員の会場は感嘆あり笑いありで、和やかで楽しい時間が過ぎていきました。終盤に差し掛かかると盆踊りの始まりです。太鼓の音に誘われてお客様は岸壁に集まり、踊りの輪が広がりました。その後ニューカレドニア和太鼓の会の皆様による豪快な演奏で会場が盛り上がり、いよいよクライマックスです。船上交流会のリーダーでもあり、よさこいソーランの指導も務めてくれた原田健汰君(農学部応用動物科学科)を中心にして研修学生全員がよさこいソーランを踊りました。学生たちは力強く一丸となって見事なパフォーマンスを見せてくれました。すべてが終わると学生たち全員が声をそろえて、お客様に「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を述べて交流会は終了しました。誰一人先に帰られることもなく、終了後も別れを惜しむグループの歓声はしばらく続きました。

(団役員 福崎 稔)

■ 3月9日 3班のコメント

井崎 志乃(東海大学政治経済学部経営学科)

今日は午前中にニューカレドニア大学を訪問し、交流を行いました。学生の皆さんはとても明るく、一緒に写真を撮ったり食事をしたりすることで交流を深めることが出来ました。船上交流会では、ひょっとこのお面を付けどじょうすくいを発表しました。恥ずかしさはありましたが、あれほどの笑い声や拍手やフラッシュを浴びる機会は二度と無いと思います。

小山 明里(東海大学観光学部観光学科)

ヌメアに到着し2日目。この日はニューカレドニア大学の学生の方々との交流会が午前・午後の部から夜の部にかけて行われました。午前にはニューカレドニア大学に訪問し、学生たちとのコミュニケーションを計りながら、炎天下でのフットサルクラブによるビーチサッカーの試合、よさこいソーランクラブによる踊りを披露しました。会場は熱気に包まれ、歓喜に沸いていました。夜の部の船上交流会は現地の大学生や住民の方々を招待し、船内では日本の文化を体験してもらうコーナーを設け、後部甲板ではパーティー形式の会場の中で柔道、剣道、花笠踊り、どじょうすくいなどの発表、フィナーレは盆踊り、研修生全員のよさこいソーランを披露し、今まで準備してきた成果が出し切れたのではないでしょうか。言葉の壁を感じさせないような楽しい交流会が成功し、大満足な一日になりました。

川西 由莉(東海大学工学部生命化学科)

今日は、午前中にニューカレドニア大学訪問、午後には船上交流会が行われました。今までの寄港地では異文化に触れるという感じでしたが、今回のニューカレドニアでは異文化との交流をすることが出来ました。その中で、交流するには言語が重要であるということを改めて実感しました。また、上手く話せなくても伝えようという気持ちの大切さを学び、今回の大学訪問や船上交流会はとても良い経験になったと思います。

五十嵐 彩香(東海大学医療技術短大看護学科)

ヌメアに入国してから2日間が経ちました。今日は午前中にニューカレドニア大学を訪問しました。現地学生に話しかけられ、戸惑いながらもコミュニケーションをとることが出来ました。仲良くなった学生さんに大学を案内してもらい、大学の様子を詳しく知ることが出来ました。夜に行われた船上交流会では、折り紙係を担当し、現地の方々と折り紙を一緒に折りました。日本の文化を少しでも理解してもらえたならば、今回の船上交流会が行われた意味があると思いました。

早矢仕 真由(東海大学工学部応用化学科)

本日行われたニューカレドニア大学への訪問では、たくさんの現地の学生さんと交流することができ、お互いに親睦を深めることができました。また、夜開催された船上交流会ではたくさんの方に訪れていただき、想像以上の盛り上がりでした。今まで練習していたよさこいソーランも大成功に終わり、外国の方々に日本の文化が伝えられたと思います。

緒方 和(東海大学産業工学部環境保全学科)

ニューカレドニアに到着して2日目です。午前中から現地のニューカレドニア大学を訪れました。ビーチサッカーやよさこいソーラン、和太鼓の演奏などでとても盛り上がりました。夕方からの船上交流会では射的のブースを担当し、自分たちで作った割り箸鉄砲で現地の方と時間を忘れて交流を楽しむことが出来ました。

関 智文(東海大学観光学部観光学科)

午前中にニューカレドニア大学を訪問しました。ビーチサッカーや和太鼓、よさこいソーランなどで盛り上がり、ニューカレドニア大学の学生さんと一緒に楽しい時間を過ごしました。その後帰船し、船上交流会のための準備を行いました。船上交流会では日本の伝統文化を現地の人に披露しました。とても良い雰囲気で忘れがたい1日となりました。

船上交流会、現地の方と将棋対決
現地の方へ習字のレクチャー
後部甲板にて相撲披露
折り紙ブースでの一枚
大学訪問でソーラン節披露後、現地の学生と交流
ニューカレドニア大学、昼食時に集合写真

2013年3月9日 | カテゴリー:寄港地, 航海日誌