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・東海大学情報技術センター
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航海日誌

3月8日

船時間 2013/03/08 12:00
日本時間 2013/03/08 10:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 28.1℃
風力 5
風向 SE
気温 28.0℃
気圧 1011.5h
風速 8.8m/sec
波高 –m

■ 3月8日 団役員コメント

今日は3番目の寄港地、この研修航海の折り返し地でもあるニューカレドニアに入港した。低気圧の影響で風、うねりが強かったが、湾内でパイロットが近づき、近代的な建物がはっきりと肉眼で確認できる頃には学生の歓声とともにうねりも無くなった。我々より先に大型客船の入港があったこともあり、やや入国審査が長引く。そして満を持して市内研修へ。バスは市内を走り出すが、西洋的な街並みとフランス車の多さで、ここがフランス領であることを再確認する。FOLの丘からヌメア市内と湾内を一望し、「わーきれい」と感嘆の声があがる。ウアントロの丘ではアメデ灯台、カナール島などの周辺小島と碧い海を、爽やかな風に吹かれながら眼下に望み、船旅の疲れをふきとばした。丘には旅行中と思われるフランスからの若者達もいたが、いつの間にか一緒に写真を撮っている。若者のふれあいには言語の壁はないようである。昼食ではフランスパンのサンドイッチをつまみながらアンスバタの海岸を散策した。ヌメア水族館では世界遺産の海の生物を観察し、ヌメア博物館ではニューカレドニアの発見から現在までの歴史を学んだ。館内はフランスらしい洒落た展示物が並んでいた。その後は自由研修となり、グループごとに市内散策へ。みんな待ちに待ったニューカレドニア研修がスタートした。

(団役員 医師 今川 孝太郎)

■ 3月8日 10班のコメント

新田 祥大(東海大学情報理工学部コンピュータ応用工学科)

今日は待ちに待ったニューカレドニアの入港日でした。私は船に乗る前からニューカレドニアに行くのが楽しみだったので、入港前からとてもワクワクしていました。上陸してまだ1日も経っていませんが、この国を満喫しています。明日にはニューカレドニア大学との交流、明後日はアメデ灯台へのツアーなどがあります。ここで何かこれからの自分の人生の目標に出来るものを見つけられたらいいと思います。

新美 和紀(東海大学海洋学部海洋地球科学科)

ヌメアの一日目大失敗をした。休憩でとった食事で手間取りすぎて、シャッター街を歩き回ることになってしまった。けれど、途中たまたま入ったドラッグストアで地元の人と仲良くなれたのはよかった! あのおばさん、このページを見ていたらfacebookの申請待ってますよー!!

甲斐 晴貴(東海大学農学部応用動物科学科)

今日は3か所目の寄港地、ヌメアに到着した。待ちに待っていたヌメアはフランス領ということもあって、今までの寄港地の中で最も都会で、ヨーロッパ感がでていて雰囲気が最高だった。しかし、ヨーロッパの感じが強いからかレストランの店員は面倒臭さそうにしている人が多く、”We’d like to pay separately” と言うと、 ha~ と溜め息をついてレシートを叩き付けるように渡してきたのにはビックリした。でも、この経験で日本との習慣の違いを、身をもって感じることができた。ヌメアにはあと4日、研修航海は、あと半分。これからどんな経験が出来るのか楽しみだ。

中山 泰志(東海大学政治経済学部経営学科)

今日は研修航海21日目である。折り返し初日の今日はヌメアに入港した。2月15日に清水の三保研修館から始まりもう3つ目の寄港地に到着した。コロール打ち上げや赤道祭など行事を消化していくにつれ研修学生の雰囲気も良くなってきた。しかし、点呼や連絡事項のメモ取りなどが疎かになってきているので、改善しなければいけないことも明確になってきている。残り20日間、このメンバーで41日間過ごす事はもう二度とないと思うので後悔のない後半戦にしたいと思う。

鏡 祐太(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

ここ最近海が荒れていて大変な日が続いていたが、今日やっとヌメアに入港した。ヌメアは今まで行った寄港地の中で一番都会だった。まず降りた瞬間に目についたのは車の数だ。日本と同じくらいの車が走っていて、高い建物もたくさんあり、驚きを感じた。けれども実際に島内を回ってみると商店街のような街並みがひろがっていたり、気さくに日本語で挨拶してくれる人がいたりと、とても有意義に過ごすことができた。夕食は、日本人の奥さんとフランス人の旦那さんが経営しているシェ・トトにお邪魔した。この店はフランス料理を食べることができる店だが、カジュアルな服装で入店することができて値段もリーズナブル。とても美味しい夕食をとることができた。中でも前菜のグラタンをフランスパンにのせて食べたのが美味しかった。まだヌメアの一日目が始まったばかりなので、残り三日を思う存分楽しみたいと思う。

田島 開斗(東海大学芸術工学部建築・環境デザイン学科)

日本出国時は慣れなかった登舷礼にも慣れてきた3か所目の寄港地。いつものようにデッキへ出ると、僕らを待ち受けていたのは、きれいなコバルトブルーの海と想い描いた通りの南国リゾート。まさに「天国に一番近い島」でした。しかし上陸してみると、今までで物質的に一番豊かな地であるのにも関わらず、人々は私たち他者に対して閉じていて、働くことを強いられているように見えました。良い人生って何なのだろう。これまでの研修の日々を振り返り、そんなことを考えてしまいました。そして最後に、明日からの研修日程後半を過ごす中で、自分自身の答えを見つけたいと思います。

小野田 将太(東海大学法学部法律学科)

今日は3つ目の寄港地のヌメアに入港した。入港前は揺れが強く、体調を崩す人も多かったが、入港してからは天気にも恵まれ、楽しく寄港地研修ができた。ヌメアで最初に感じたことは、周りの人たちがとてもおしゃれで、私たちにとても優しく接してくれた。日本で外国人に会ってもヌメアの人たちのように優しく接することができていないので、これからは親切に接しようと思った。グループ研修では街並みを楽しみつつ研修を行った。ココティエ広場はとても気持ちよく、日本にも地域の人たちが集えるような公園があるといいなと思った。公園では地元の方々に声をかけていただき、交流ができてとても楽しい時間を過ごすことが出来た。寄港地では学べることや、感じることが多いので、1つでも多くのことを学び、考えこの寄港地研修を充実させていきたい。

F.O.Lの丘にて。ここから全体研修スタート!
ウアントロの丘の見晴らし台にて。地元の人たちと一緒に記念撮影。
アンスバタのビーチにて。ここでの昼食は格別だった。
グループ研修スタート。道を間違えた結果、サンジョゼフ教会に着きました。
ココティエ広場にて。みんな決まってます!
道にてフランスパンを咥える彼。昼間には現地の人がよく手に持っていました。

2013年3月8日 | カテゴリー:寄港地, 航海日誌