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情報提供
・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

3月1日

船時間 2012/03/01 12:00
日本時間 2012/03/01 11:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 30.5℃
風力 1
風向 W
気温 30.0℃
気圧 1005.5h
風速 1.3m/sec
波高 2.0m

■ 3月1日 団役員コメント

2日間過ごしたラバウルを出港し、再び洋上へ出ました。穏やかな天候に恵まれ、鏡のようになった海面を望星丸は再び進みはじめました。ここラバウルでの島内研修は、蒸し暑かったりスコールから逃れたり、巻き上がった火山灰をさけるためにマスクをしたりと、日本では考える必要がなかったことを同時に幾つも考えて行動していたので、研修生はやや疲れ気味のようです。出港して再び揺れはじめた船内ですが、以前のように外国語講座、洋上クラブに取り組みはじめました。

ここで洋上クラブについて報告します。望星丸のキャプテンをはじめとした乗務員の方々のご厚意により、今回は星空観測会をすでに2回実施しました。その際、天文クラブのメンバーが星空案内をパワーポイントにまとめて船内学生食堂で放映していました。今日は景品ありの天文クイズに挑戦していました。

音楽クラブは大きな音が出るため、特別に機関室脇のスペースを借りて練習していますが、本日、後部甲板での演奏の許可が下りたのでよい空気を吸いながら船の屋外で思いっきり演奏したり歌ったりしました。他に4つのクラブがありますが、講座や島内研修とは違った自由な活動を有意義に行っているようです。

(団役員 松本 欣也)

寄港地での朝の体操。ラバウルにて
ラバウル出港時の登舷礼。ラバウルの海面は穏やかで空や陸が映りこんでいます。
外国語3の様子。フランス語会話を勉強しました。
2回目の洋上クラブ。天文クラブは、男女ペアに分かれて宇宙の話題を説明した絵を描く競争をしました。

■ 3月1日 8班のコメント

石原 圭祐(東海大学芸術工学部くらしデザイン学科)

船上生活16日目。第2の寄港地であるパプアニューギニアを去り、次の寄港地に向けて出港した。沢山の自然と日本が残した傷跡に触れ、これから私たちは何ができるのかを考えさせられた一日でした。今の段階ではボンヤリとしか考えが浮かびませんが、残りの研修航海で見つけていけたらと思います。

宮本 浩史(東海大学海洋学部水産学科)

28日、29日の2日間、パプアニューギニアで研修しました。私が特に勉強になったのは、火山活動による影響と復興を実際に見ることが出来たことです。やはり写真より現地を見るほうが、いろいろ考えることができました。ほかにも、発展途上国を少しの時間ですが見学することが出来たので、すごく勉強になりました。PS.日焼けで皮がむけてとても大変。

原 大介(東海大学体育学部生涯スポ-ツ学科)

今日は、ラバウルを出港しました。そのあと、外国語講座でフランス語を学びました。次のヌメア入国に向けて現地での研修がすごく楽しみになりました。洋上クラブではスポーツを行い、楽しむこともできました。空き時間には、甲板で気持ち良く昼寝をしました。

中村 駿兵(東海大学情報理工学部情報科学科)

今日は、ラバウルを離れました。短い間でしたが、日本との環境、文化の違いなど多くの事を学ぶ事が出来ました。パプアニューギニアという国は、これからの自分に大きな影響を与える国であったことは間違いありません。これから行く2ヶ国でも何かを感じとって帰りたいと思います。35キナ持って帰ります。※キナは、パプアニューギニアの通貨です。

川島 卓也(東海大学海洋学部海洋地球科学科)

今朝、ラバウルを出港。発展途上国の現状を、身を以って感じた寄港地でした。残る寄港地は、あとヌメアとコスラエの2つになりました。洋上クラブでは、松本欣也先生から宇宙についての面白い話を聞く事ができ、興味が湧きました。これからも悔いの残らないよう、実りある研修を全うしていきたいと思います。

多賀 弘貴(東海大学工学部医用生体工学科)

パプアニューギニアのラバウルからニューカレドニアのヌメアに向けて出港しました。洋上講座ではフランス語を学び、洋上クラブでは仲間との絆を深める事が出来ました。これからの研修航海も、思い出深いものになるよう頑張っていきます。

木目田 稔明(東海大学工学部電気電子工学科)

お母さん、僕は元気です。ラバウルでの登舷礼を終え、外国語講座ではヌメアで使える簡単なフランス語を金山君に教えてもらいました。洋上クラブでは後部甲板でバレーやサッカーなどをし、スポーツを通して皆とコミュニケーションをとることができました。

外国語1にて(キブラ先生撮影)
ラバウル出港
登舷礼後