10時15分接岸。入国審査も比較的スムーズに終わり､12時前に班別研修開始。ダウンタウンへ行く学生､船の近くの浜で泳ぐ学生とさまざまで､桟橋から､そのまま海に飛び込む人もいました。ともかく海はどこもきれい｡

　ダウンタウンまでは､徒歩30分ほど｡といっても､国際飛行場のそばに､銀行､郵便局､商店､ホテルなどがそれぞれ一軒ずつある程度で､ポンペイよりも閑散とした感じがします｡土産物や記念品などもあまり売られていませんが､ツバルの切手は有名なので､切手を買う研修生が多くいました｡国際飛行場も､フェンスもない簡単なもので､滑走路を荷物を頭に載せた現地のおばさんが歩いている姿も見られます｡

　気温はさほど高くはないのですが､さすがに日差しが強く､わざわざ日光浴をしなくても､歩いているだけで､あっという間に日焼けして皮膚が痛くなります｡夜､研修生たちは､舷側からの釣りに熱中｡

　2日目は､昨日と同様､町へ行ったり泳いだりしてフナフチを満喫したあと､16時に時間通り出港｡わずかな間に島の人の家族と親しくなった研修生もいて､見送りにきてくれたその家族と涙ながらに別れを惜しむ情景も見られました｡この島の人は､とにかく親しみやすく､道を歩いていると､あちこちから声がかかります｡研修生たちは､この島でも温かい交流ができたようでした｡

フナフチ
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