カレンダー

2024年11月
« 3月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

研修航海カテゴリー
最新記事
研修航海サイドメニュー
望星丸現在地

気象衛星MTSATの画像で見る 望星丸の位置と周辺の状況

情報提供
・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

寄港地

3月1日

船時間 2013/03/01 12:00
日本時間 2013/03/01 11:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 29.8℃
風力 4
風向 WNW
気温 31.2℃
気圧 1007.8h
風速 6.2m/sec
波高 –m

■ 3月1日 団役員コメント

2番目の寄港地、パプアニューギニア独立国のラバウルへの入港日です。夜明けのブリッジに上ると、正面に見えていた火口から、突然、噴煙が立ち上りました。活動的な火山だとは聞いていましたが、まさか噴煙を上げる瞬間に立ち会うことができるとは思ってもいませんでした(その後、日に何度も噴煙を上げることがわかり、ちょっぴりがっかりすることになるのですが)。

朝の体操をするために後部甲板に出ると、静かな水面にチラリと黒い三角が現れて消えました。イルカです。数頭のハシナガイルカがスピンしながらジャンプを繰り返し、望星丸の入港を歓迎してくれました。ラバウルではなにかいいことが待っていそうな予感がしました。

その後、水先案内人が乗船してきて入港の予定でしたが、人手が足りていないとかで乗り込んでくるのが遅くなり、1時間遅れで登舷礼。端艇甲板に整列して入港です。望星丸はオーストラリアの豪華客船オーロラ号の横を通り、隣の岸壁に接舷しました。

入国審査は順調に進み、研修団は船内で昼食をとった後、ラバウル市内の研修に向かいました。

(団役員 佐藤 実)

■ 3月1日 14班のコメント

長谷川 健蔵(東海大学政治経済学部政治学科)

赤道を過ぎたあたりから、波も穏やかになりひどかった船酔いもだいぶ落ち着いてきました。今日の寄港地であるラバウルでは、火山、地元のマーケットや零戦、防空壕などの戦争の傷跡となる地を見学しました。見学を通して戦争の悲劇を痛感させられたり、移動の際の道があまり整備されていなかったりして、日本での生活が恵まれていることを再確認しました。船での生活にもだいぶ慣れてきて、残りの航海も順調に過ごせればと思います。

畑 心蔵(東海大学文学部北欧学科)

3月1日、今日は朝の点呼のときにイルカの群れを見ることができとても感動した。ラバウルに到着し現地の民族による歓迎のダンスを披露してもらった。日本にはない文化の違いをあらためて実感することができた。ラバウルでは、防空壕や零戦の残骸、噴火の瞬間、マーケットなどを見て回った。どこも日本とは違った環境でとても魅力的だった。ラバウルの人々はとても心が温かくみんな笑顔でいつも手を振ってくれる。ラバウルはとて魅力的なところだった。体調を崩さず残りの研修を楽しみたい。

花俣 純(東海大学芸術工学部くらしデザイン学科)

望星丸が出港してから約2週間が経ち、船は赤道を越えて南半球へ入った。波の揺れも落ち着き、調子を崩していた研修生も段々と元気を取り戻し始めている。二日間を通して行われたラバウルでの研修では、戦時中の日本軍との関わりの深い博物館や土地を訪れた。日本から遠く離れたパプアニューギニアで、歴史を学び戦争を再認識することが出来た。残りの寄港地研修や、その他の行事は今後経験できないものとなるので全力で取り組みたい。

横平 勇気(東海大学理学部化学科)

船酔いもほとんどなく、快適かつ時間通りの規則正しい生活が送れている。各寄港地において英語で話すことへのためらい、嫌悪感など一切なくなり、現地の方との交流を深めることを楽しみと思えるようになった。今日、パプアニューギニア独立国のラバウルという都市に入港し、日本が統治していた際の防空壕や墜落した日本軍の零戦、ラバウルの観光名所巡りに、見学時間が短かったことは非常に残念だったが、とても興味がわくものだった。また明日からの研修がより一層楽しみとなる1日であった。

石黒 英鉄(東海大学海洋学部水産学科)

昨日、今日とパプアニューギニアのグループ研修があったが、私は1日目の朝から調子が悪く、1日目の研修には参加できませんでした。2日目も体調に不安があったが、研修を無事に終わる事ができた。2日目の全体研修では博物館で旧日本軍の兵器や戦争の資料を見学し、市場で買い物した後ビーチでBBQと海水浴をした。市場では特に欲しい物も無く現地通貨のキナを余らせてしまった。余ったキナはお土産にしようと思う。

木原 大雅(東海大学農学部応用動物科学科)

研修航海が始まり早いものでもう二つ目の寄港地の研修をしています。清水港を出発してから講義や行事以外で私はなかなか部屋から出ることがありませんでした。しかし今では赤道祭も無事に成功し、話し合いなどに参加していくうちに仲間と打ち解けていけるようになりました。部屋から出るようになってからは、とても楽しい毎日を送ることができています。

大宮 陸(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

研修航海も半ばをむかえ、様々な行事、行動を共に進めていく中で、航海している仲間とも結束が生まれてきた。寄港地も二都市に訪れ、日常では経験できない体験をすることができ、日々充実している。その体験からたくさんの刺激を受けることができていて、自分自身を磨くことをこれからも継続していきたい。そして、こういった体験から得たものを、仲間にうまく伝えていきたい。

    後部デッキからの景色
    旧日本軍飛行場跡
    火山活動観測所からの風景
    ラバウルの子供
    ココポビーチで班全員の写真