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航海日誌

3月23日

船時間 2013/03/23 12:00
日本時間 2013/03/23 12:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 24.2℃
風力 3
風向 SSW
気温 26.4℃
気圧 1016.1h
風速 4.4m/sec
波高 2.5m

■ 3月23日 団役員コメント

6時30分の点呼後、検温を行い、そのあと後部デッキへ移動して通常通り体操を行う。清々しい空気が気持ちのよい朝。いつのまにか外気温が下がっていていよいよ日本が近づいていることを実感させられる。これほどの凪の海はこの海域では珍しいそうで、空に浮かぶ雲が海面に映る様子を見ることができた。午前中は報告書作成についての説明があり、早速その流れで報告書を作成にとりかかる。突然のプログラム変更のなか、今日までのさまざまな出来事、体験に思いを巡らし、気持ちの整理がつかないままそれらを言葉にしていくのは簡単ではないだろう。午後は該当班による最後の真鍮磨き、後部デッキの掃除を行う。少し空気が冷たいものの、晴天の中思い切り体を動かし皆掃除するのを楽しんだ。夕食後にはやはり後部デッキに飛び出し、ヤシの実クラフトの仕上げを行ったり、ボールを囲んだりと、日没までの美しい時間を堪能して一日を締めくくる。21h45点呼時には再度検温、22h消灯。

(団役員 仙谷 朋子)

■ 3月23日 11班のコメント

守山 亮佑(東海大学農学部応用植物科学科)

今日は報告書の作成についての話があり、午前はレポート作成を行った。今回、諸事情で帰港が2日も早まって、研修航海も残りわずかとなった。これまで仲間と過ごした楽しい日々を思い出し、寂しさを感じている。また、夕食後に後部デッキに出てみると船が風も涼しくなってきており、段々と日本に近づいているのだと感じさせられる。残り僅かの日数を悔いのないように過ごしていきたい。

小原 光平(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

デッキで感じる涼しい風にこの研修の終わりを感じます。時刻が日本時間へと再修正されるなか、予定外の事情により帰港があと2日後となりました。帰港式も中止となりショックを隠し切れない研修生も少なくないようです。しかし慌しい予定変更に追われながらも皆残りの時間を有意義に過ごすべく皆学生食堂や後部デッキにて積極的に活動しています。日本の様子はどうでしょう。自身は何か成長できたのでしょうか。皆との別れの寂しさ半分期待半分で帰国します。

橋口 大輝(東海大学産業工学部建築学科)

帰国の予定が早まり、最後のイベントであるフェアウェルパーティーの準備や報告書の作成、荷物の整理を急いでいます。報告書の作成の為これまでの記録を振り返ると毎日様々な出来事があり、この研修はとても充実したものだったと改めて感じました。残り三日間となってしまった望星丸での生活を満喫したいと思います。

木下 大輔(東海大学法学部法律学科)

いろいろハプニングが重なり39日のこの研修航海も残り3日となった。航海を通じて感じるものが多々あったが、特に、共に過ごした仲間とともに成長を実感し、共有し日々を過ごしている。報告書やイベントの準備、荷造りなどしなければならないことは様々で忙しく、睡眠時間を削る人もいる。体調管理をし、悔いの残らないよう日々を楽しみたい。

木南 理仁(東海大学工学部生命化学科)

ハリケーンなど必ずしも避けることのできない事態が起こったために研修航海の日程が変更され、25日には帰港できるようにと予定を詰めて船員の方々も含め、団役員や練習生、研修生が自分たちのやるべきことに追われている。第44回海外研修航海はもうあと3日で終了しようとしており、この3日間は私たちのこれまでの航海で感じたことや思い出を噛みしめる濃密な3日間となるだろう。

塩谷 政智(東海大学政治経済学部経済学科)

第44回海外研修航海は日程の変更が多いようだ。コスラエ寄港の断念に続き、日本帰国が2日間早まった。個人的には惜しい気持ちもあるが、これが船での旅なんだと受け止めるしかないようだ。残り少ない大変貴重な船の旅を有意義に過ごしたい。

Leigh Kaldan Jessen(東海大学別科日本語研修課程)

Yesterday we were informed that we will be arriving at Shimizu two days ahead of schedule. So today we had a busy day as time is short and there is still much to do! The ship buzzed as reports were being written, questionnaires answered, and all whilst the ship was being cleaned.
The weather is notably colder as well. A welcome change to one whose country is very cold.
This night we got within cellular-range of a Japanese island to everyone’s excitement.

小笠原諸島の父島と母島の間を通過。清水まであとわずか。
ナイス笑顔!
卒業生のタカシを大いに祝いました。
我が11班勢揃い。
夕暮れをバックに集合。

2013年3月23日 | カテゴリー:航海日誌, 船上生活