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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

2月24日

船時間 2013/02/24 12:00
日本時間 2013/02/24 12:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 28.5℃
風力 5
風向 NE
気温 30.0℃
気圧 1009.4h
風速 9.7m/sec
波高 2.5m

■ 2月24日 団役員コメント

パラオでは、多くの場面で日本語が通じた驚きや、海の水の美しさ、また、日本との深い繋がりなど、多くの事柄を、経験を通して学びました。

さあ、いよいよ、パラオ出港です。登舷礼で、デッキに整列し、徐々に港から離れていきます。望星丸の汽笛の音を体全体で感じていると、別の汽笛の音が。隣に停泊していた東京海洋大学の船が、「UW(貴船の安全を願うという意味)」の信号旗を掲げ、汽笛を鳴らしてくれました。望星丸もそれに応え「UW1」の返礼を掲げました。それぞれの甲板では学生が大きく手を振って、エール交換をしました。

美しい島々が遠ざかっていきます。周りがまた海に囲まれてきたころ、水密扉も閉められ、デッキへ出ることができなくなりました。本日のクラブ活動の予定は中止となり、その代わりに間近に迫った赤道祭の準備へ予定が変更されました。学生食堂では、飾り付けの準備作業が着々と進んでいます。今日は一日準備。パラオで日焼けした肌に、Tシャツを着るととても痛い。我慢の一日でした。

そして今日は初めての時刻改正の日です。船内の時計が21時になったと同時に、時計の針が「カカカカ」と30分進みました。突然時間が過ぎてしまい、夜の点呼まであと15分。みんな慌てて準備に取り掛かりました。まだ始まったばかりの研修航海ですが、気づけば時刻改正の時計のようにあっという間に過ぎていってしまうのでしょう。

(団役員 中井 宏)

■ 2月24日 11班のコメント

塩谷 政智(東海大学政治経済学部経済学科)

今日は2日間楽しませてもらったコロールとお別れの日です。9時に出港し、たくさんの人に見送られ私たちは登舷礼をしました。港には望星丸ともう一隻日本の船が停まっていてその船からも見送られ、悲しい気持ちになりました。出港してからは波が高く船が揺れたため船酔いする者も多くなりました。午後からは明後日の準備をどの班もしていました。

小原 光平(東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)

コロールでの2日にわたる陸上生活は本当に短いものでした。アッという間の出来事を登舷礼の最中になんとなく思い出していると、不意に汽笛がなりました。なぜかわからないのですが涙する自分がいました。清水港出港の際にも同じものを聞いたはずが、このときは全く別の感動がありました。この迫力ある不思議な汽笛を聞く機会もあと3回です。貴重な時間を過ごしていることを汽笛とともに実感しています。

Leigh Kaldan Jessen(東海大学別科日本語研修課程)

Today we left beautiful Palau and continue our journey, next stop Papua New Guinea! It has been an amazing couple of days and as sad as it was to leave this wonderful place as to great it is to be on our way to new adventures! Today everyone has been happy, all be it, a little tiered. The waves were high as the student mess hall buzzed with activity, as preparations were being made for the equator crossing festival on the 26th.

守山 亮佑(東海大学農学部応用植物科学科)

今日はコロール出港の日で登舷礼を行った。登舷礼では船が陸を離れていくとき、望星丸と東京海洋大学の船がUWの信号旗を掲げ、警笛を鳴らし合うという姿に圧倒された。そこで楽しかったパラオに名残惜しさを感じ、思わず涙が出てしまった。出港後は1日中赤道祭の準備をした。赤道祭は意見の対立が多かったが、今回である程度の概要をまとめることができた。また、劇の衣装や備品、装飾なども出来上がってきており、着実に赤道祭の準備が進んでいると感じた。もうすぐ赤道祭なので、赤道祭メンバーとして頑張っていきたい。

木下 大輔(東海大学法学部法律学科)

今日は、初めての寄港地からの出港だった。今回の研修では、多くのことを学び、体験することができた。出港後、赤道祭の準備があった。自分は、主に会場設営担当なので、そのことについてしなければならないことや準備するものについて話し合い、明確にすることができた。まだ、準備するものが残っているので早めに取り組んでいきたい。

橋口 大輝(東海大学産業工学部建築学科)

今日はパラオのマラカル港を出港するため朝から予定を早めにこなし、登舷礼を行った。現地の人が手を振ってくれた。パラオの美しい景色をもう少し見たかった。午後は赤道祭の班の出し物の準備をしていた。赤道祭までに間に合うようにした。

木南 理仁(東海大学工学部生命化学科)

本日はコロールの港から出航し、また新たな航海が始まった。出港後まもなく荒天のため25日の赤道祭の準備と本日予定されていたクラブ活動が入れ替えられた。海が荒れていたため、これまで同様船酔いによって11班では4人が体を休めていた。しかし、私が所属しているダイエットクラブの関心事である肥満の心配は、ほぼなくなった。

練習生と班長との2ショット
赤道祭用の装飾を作っている様子
パソコンで作業中の学生長たち
船上新聞作成の様子
ひたすら赤道祭の準備をしているみんな
11班の集合写真 みんな仲良しです

2013年2月24日 | カテゴリー:航海日誌, 船上生活