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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

2月19日

船時間 2013/02/19 12:00
日本時間 2013/02/19 12:00

天候 bc(晴れ)
海水温度 24.7℃
風力 4
風向 SE
気温 26.0℃
気圧 1015.3h
風速 7.5m/sec
波高 2.5m

■ 2月19日 団役員コメント

昨日の夜より再び波が高くなってきた。このため今朝から後部甲板には出られなかった。航海の四日目ではあるものの、いまだに船酔いに苦しめられる学生が多くいる。気温は確実に上昇しており、望星丸が着実に赤道を目指していることが実感できる。

そのような状況下で今川・櫻井両団役員の指導の下、午前は1班・8班、2班・9班、午後は3班・10班、4班・11班の研修学生たちは、CPR救命救急法の講習を受けた。みな真剣な面ちで訓練を行った。また夜には、学生たちで赤道祭の打ち合わせを行っている。赤道祭とは、船舶が赤道を過ぎる際に行われるお祭りである。古くは大航海時代にその由来をさかのぼることができる。このため、この海外研修航海の中でも重要視される行事の一つである。

学生たちは、決められた時間以外にも、空いた時間を見つけて、行事の準備やその他活動にも積極的に取り組んでいる。望星丸が着実に南へ針路を進めているように、学生たちも着実に成長しているように感じている。

(団役員 立石 謙次)

■ 2月19日 2班のコメント

吉井 梨華(東海大学観光学部観光学科)

まだ自分は船酔いをしていませんが、今日は波が荒れていて船酔いをしてしまう人が多く感じられました。船酔いをしていない人は船酔いをしてしまった人の仕事をカバーしています。今日はCPR(心肺蘇生法)の講義を受け、いざという時に誰もが人工呼吸を行えるようになりました。まだこの旅も始まったばかりですが、困っている人を助け、感謝の気持ちを忘れずに全員協力し合い頑張りたい。早く98名みんなが元気になりますように。

高橋 美帆(東海大学教養学部人間環境学科)

今日の午前中は波が高く、甲板に出ることはできませんでした。しかし、16時頃に外に出られることになりました。甲板では、写真を撮ったり、おしゃべりをしたり、ボールを使って体を動かしたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。夜はブリッジに見学に行き、満天の星を見ることができました。今日も一日とっても楽しかったです。

鈴木 千香子(東海大学文学部文明学科)

船内での生活に慣れてきて、朝起きるのが遅くなってきました。朝は食欲がありませんでしたが、昼食と夕食はしっかり食べる事ができました。夕食の前には甲板に出て、日光を浴びたり写真を撮ったり、のんびり過ごしました。外は暖かく、日差しは強く、段々と赤道に近くなってきているのが肌で感じられました。

岡留 友香(東海大学文学部広報メディア学科)

本日も朝から波が高かったけれど、みんな少しずつ船の揺れに慣れてきたのか、朝食をとることができる人が増えたようでした。講義ではCPRの方法を学び、心肺蘇生を練習しました。夕方には甲板に出る許可が出たので、外の空気を吸って気分転換することができました。後部甲板ではみんなで写真を撮り、研修学生や練習生と話をすることができ、楽しい午後を過ごすことができました。研修学生と練習生が一緒にサッカーやバレーボールをする姿が見られ、みんなが段々と仲良くなっていく様子が覗えました。

松原 唯(東海大学健康科学部看護学科)

今日は昨日より揺れが大きく、船酔いしてしまった。ベッドで横になっていると班員がおにぎりや果物を持ってきてくれた。水分や栄養を取ることができ、精神的にも支えられた。船における仲間の大切さがよくわかる日であった。お昼にはCPRの講義で心肺蘇生について教えていただいた。船上には自分たちしかいないため仲間の命は仲間同士で守っていかなければならないと感じた。船酔いは辛かったけれど、船に乗っていることによって夕日や星空などの素晴らしい景色を見ることができ、仲間の大切さを再認識することができた。

増子 沙也夏(東海大学観光学部観光学科)

今日も相変わらず波が高く酔ってしまって、あまり活動することができませんでした。午前中にはCPRの講義があり、万が一の時に迅速に対応することがとても大切なことだと感じました。まだ、たくさんの人と交流をしたり、班の人たちと一緒に活動することができていませんが、私が酔っていて動けない時に班の人たちがいつも声をかけてくれたり、いつも気にかけてくれることにとても感謝しています。今は私が助けてもらう立場なのでこれから徐々にみんなを助けられるように頑張っていきたいです。

飯森 祥子(東海大学工学部精密工学科)

今朝は船の揺れが大きくなり、船に慣れた私も少し酔ってしまいました。船での生活は日常生活とは全く異なり、大変なことも多いですが、すごく楽しいです。午後にはブリッジ見学をし、夕日の沈むところや、木星、夏の大三角形などを観察しました。私にとっては2回目の研修航海ですが、44回は以前参加した41回にはない何かが待っている気がして、今から楽しみです。まずは早く皆が船酔いを克服し、笑顔で生活できるようになればいいなと願っています。

少しずつ暑くなってきて日差しも心地よいです。
悪天候の時は室内でコミュニケーションを取ります
天候が良くなり解放されてみんなでジャンプ
船酔いもあるけどみんなで笑顔
心肺蘇生の講義は真剣に受けます
望星丸のことをいろいろ教えてくれる実習学生と撮影

2013年2月19日 | カテゴリー:航海日誌, 船上生活