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『学校法人東海大学第43回海外研修航海』出港式を行いました

2月15日(水)、『学校法人東海大学第43回海外研修航海 出港式』が静岡市の清水マリンビルで行われました。

本教育プログラムは、学園内の大学・短期大学(部)から応募して選考された研修学生が、海洋調査研修船『望星丸』に乗船し諸外国を巡り、異文化理解・環境保護・協調性の大切さなどを実践的に学ぶ、本学園独自の特色あるものです。

第43回の研修団は、東海大学工学部応用化学科の片山恵一教授を団長に、東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科3年次生の高橋命さんが学生長を務め、研修学生98名、団役員14名、望星丸の乗組員28名、海洋学部航海学科の練習学生20名という、総勢160名構成で、『日本を見つめよう 世界を見渡そう』を共通の研修テーマとしてかかげています。

出港式は、研修団のご家族や友人、ご来賓、学園関係者ら多くの方々が参列し、午前11時30分、『建学の歌』の斉唱で開式しました。式では、学校法人東海大学の松前達郎総長・理事長より「海外研修航海は、太平洋において船内という限られた生活環境の中で、共同生活を営み、協調性を学びます。同時に自ら工夫を凝らした研修プログラムを実行する必要もあります。自分の人生の歴史に一生の思い出・経験・体験となって貴重なものが刻まれていくことと思います。1人ひとりが協力し、全員元気で帰港されることを願っております」と研修団に向けて激励しました

次いで、ご来賓代表として東海大学連合後援会会長の田畑日出男様より「海洋の持つ能力・魅力は無限大で、大きな可能性を感じさせてくれます。出港を間近に控えたみなさまも、大きな期待を持たれていることと思います。望星丸に乗船し、諸外国を訪問してその地で異文化への理解を深め、海外へ意識を向けるとともに、実体験でいろいろなものを学ばれることでしょう。また、船内と言う限られた空間の中で航海を体験することで、人間性や人生を豊かにしてくれるものと確信いたします。海外研修航海を通じ、生涯にわたる友情を育み、大きく成長された姿を見せていただきたいと思います」とのご祝辞をいただきました。

研修団を代表し片山団長が「われわれ一同は、異文化交流や海外の大学訪問などを通し、国際的な素養を身に付け、ひと回りもふた回りも大きくなって帰港いたします」、望星丸の河内尚船長は「望星丸は万全な状態です。何より安全航海に努め、3月26日には全員そろって元気に清水港へ帰ってくることを約束いたします」、高橋学生長が「研修学生がともに協力し合い、海外研修航海を通して大いに成長し、無事清水港に帰って来ることを誓います」と、これから海外研修航海に臨む決意をそれぞれ宣誓しました。その後、松前総長から片山団長に海外研修航海の『団旗』が授与され、研修団の3人に花束贈呈が行われ、閉式となりました。

松前達郎総長
東海大学連合後援会 田畑日出男会長
   
片山 団長   河内 船長   高橋 学生長
 
団旗授与   花束贈呈

式後、日の出埠頭に移動した研修団は、見送りの方々と言葉を交わし、次々と望星丸に乗船しました。デッキに並んだ研修団と見送りの方々は色とりどりのテープでつながれ、午後12時30分過ぎ、望星丸が警笛を鳴らし、大歓声のなか出航しました。

第43回海外研修航海は、41日間にわたり南太平洋の4つの国・地域を巡ります。最初の寄港地は2月21日(火)、コロール(パラオ共和国)を予定しています。

本サイトでは、海外研修航海の様子を『航海日誌』のコーナーで随時お届けします。

乗船する研修団