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皆さんは、第39回海外研修航海研修団のメンバーとして、南太平洋の島々を巡る44日にわたる研修航海に参加することとなりました。
航海中は、船内という特殊な環境において、仲間達と集団生活を送ります。その中で、各種行事などの共同作業を通して、自主性や協調性を養うこととなります。
訪れる島々では、船内での外国語講座の成果を十分に発揮し、異文化交流を実体験することでしょう。特に、大学訪問・船上交流会では、日本文化を現地の方々に紹介する場があります。これらは、自分の国を見つめ直し、国際感覚を身に付ける、絶好の機会です。
また、地球環境という観点では、写真や映像で見るのとは違う、実際の自然の驚異や美しさを実感するとともに、その一方で日々刻一刻と進行している世界規模での環境破壊について考える良い機会にもなろうかと思います。
この海外研修航海は、これらのほかにも、皆さんに様々な機会を提供いたします。そこには、陸では学べない、自国では学べない「何か」があります。この機会を積極的に活用し、この研修でしか学べない「何か」を常に探し求め、自らの向上に役立ててください。44日間にわたる航海は、そういう意味で、非常に貴重な体験となるでしょう。
この海外研修航海が、3月29日に皆さん全員が充実感・達成感を感じつつ望星丸を下船できるような、実り多いものとなることを期待いたします。