航海日誌
研修学生・団役員による日々のお便り

航海日誌

3月15日ヌーンレポート

船時間 2017/03/15 12:00
日本時間 2017/03/15 11:00
天 候
海水温度 29.7℃
風 力 3
風 向 南西
気 温 29.6℃
気 圧 1009hPa
風 速 4.3m/s
波 高 1.0m

3月15日 航海日誌

団役員コメント

申 珠莉 団役員

航海28日目、遥か彼方にうっすら見えていたパプア・ニューギニアをあとにすると、再び海と空と雲だけの世界になった。雨も降って風も強いので、あの身覚えのある揺れが何日かぶりに戻ってきた。しかし、わたしたちは以前とは何かが違う。揺れを感じながらも元気だ。揺れを上手く交わしながら動いている。うわーわたしたちはみな強くなっている。
パラオ入港に関連し少しばかりの日程の調整がアナウンスされた。入港や計画に変更あっても、この悠々とした時間を過ごしながら航海を続けてきたわたしたちはもう動揺しない。次の最善策を模索できるし、そうすればいいのだ。人生も同じかも知れないと感じるようになったかも。


  • 1班集合写真

  • スポーツ大会準備

  • 洋上講座1

  • 洋上講座2

1班のレポート

岡部 由佳
(東海大学海洋学部 航海工学科航海学専攻)

あっという間だと思っていましたが、もうこの航海もクライマックスを迎えようとしています。赤道を越え、ついに北半球へと帰ってきました。と同時にこの限られた時間でみんなと過ごす時間がとても愛おしいものになってきています。食堂に集まれば会話がはずみ、部屋に帰れば班員が優しく迎え入れてくれ、ブリッジに行けば船員さんや練習生がたくさんの航海話を聞かせてくれます。この最高の今を噛みしめ1日1日を大切にしていきたいです。

渡部 珠世
(東海大学工学部 応用化学科)

ここ最近では考えられないくらい揺れた日でした。部屋にいる人が多くて、今日の予定があまり詰まっていなくて良かったと思いました。船の生活も残り2週間。一日一日を大切にして残りの時間を過ごしたいです。明日のスポーツ大会楽しみです。

横井 有希
(東海大学医療技術短期大学 看護学科)

船の生活も残すところ2週間になりました。42日間は長いと思っていましたが、とても短いと感じています。明日はスポーツ大会で綱引きをします。19日には最後の寄港地のパラオへ到着します。残りの日々を大切に沢山の思い出を作りたいです。

林 瑞葵
(東海大学教養学部 人間環境学科社会環境課程)

最近は揺れがなく沢山甲板に出たり、ブリッジに星を見に行ったりして船上生活で行いたいと思っていたことをひとつずつ実現させることが出来ています。明日はスポーツ大会、その後はパラオもあるので元気に大切に過ごしたいと思います。

川又 萌
(東海大学観光学部 観光学科)

今日の揺れは凄まじいものでした。縦揺れで結構きついものでした。明日はいよいよスポーツ大会です。頑張って準備している人を見てきたので成功できるよう協力して楽しみたいと思います。ちなみに私は、フラフープジャンプをします。

谷地 亜祐佳
(東海大学農学部 バイオサイエンス学科)

最近、洋上講座やイベントの準備が忙しく一日過ぎるのがとても早く感じます。残りの貴重な船の上の時間を悔いのないよう楽しんで過ごしていきたいと思っています。明日はスポーツ大会です。私は係になっているのでみんなが楽しめるように頑張りたいです。

原田 美寧
(東海大学海洋学部 水産学科生物生産学専攻)

パラオ初日の全体研修が中止になったのが残念だったが、その分、グループ別研修が長くなったので嬉しかったです。今日はとても揺れましたが、船酔いせずに元気に過ごせました。明日はスポーツ大会なので晴れてほしいです。

後田 真里
(東海大学観光学部 観光学科)

今日は、洋上講座が二つありました。申先生の話は、デザインとはどんな分野の事にも無限に活かしていけるというもので、様々な分野を学んでいる人が集まる望星丸にぴったりの講義だったと思います。午後からは揺れが強くなり、食堂にいる人の数が減って心配です。明日はスポーツ大会なので、今日はゆっくり休んで欲しいです。

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