航海日誌
研修学生・団役員による日々のお便り

航海日誌

3月14日ヌーンレポート

船時間 2017/03/14 12:00
日本時間 2017/03/14 11:00
天 候 曇り
海水温度 30.2℃
風 力 4
風 向 北西
気 温 27.1℃
気 圧 1010hPa
風 速 5.6m/s
波 高 1.0m

3月14日 航海日誌

団役員コメント

小口 真一 団役員

本船はパプアニューギニアとソロモン諸島の間にあるVITIAZ STRAIT(海峡)を北西に向かって航行中です。海峡に入ってから波は穏やかでうねりもほとんど無く船に乗っていることを忘れるくらい揺れがありません。ブリッジからはパプアニューギニアの陸を背にタンカーや貨物船など多くの船を目にします。クジラやイルカの群れにも遭遇しその度に船内は大盛り上がりです。一方、この海域の周辺は太平洋戦争中の激戦地としても知られています。水平線を眺めながら大自然を感じ歴史を考えそして日本にいる家族を思い出す一日でした。


  • 14班集合写真

  • イルカ


  • 雨と虹

  • 青空

14班のレポート

西村 叶
(東海大学政治経済学部 政治学科)

この研修航海も残すところ2週間ほどとなり、洋上卒業式やさよならパーティーの準備も始まりました。また大学交流の準備と重なるなど、やることが山ほどあり少し大変な気もしますが、毎日研修生との思い出は増えるばかりです。船の上で相談に乗ってくれる友人などもでき本当にこの研修に参加してよかったと思っています。一日一日を大切に頑張りたいです。

熊田 翔
(東海大学医療短期大学 看護学科)

研修航海の折り返し地点を超えて、航海の終わりを感じ始めました。周囲でも、少しずつ研修航海後の話になっています。私も、研修航海が終わってしまうことに寂しさを感じます。しかし、今回の経験で得た人との繋がり大切に今後も生活していきたいです。残りの時間も有意義に過ごしていきたいです。

西口 敦弥
(東海大学工学部 機械工学科)

この研修も残り2週間ほどとなりましたが、最初はあんなにきつかった研修が波も穏やかになりだんだん船の生活に慣れてきて、2週間が短く感じてきました。これからしかできないことも多くあると思うので、この2週間を今後人生に大きく関わるような2週間にしていきたいです。

馬渕 勝冴
(東海大学海洋学部 航海工学科航海学専攻)

早くも最後の寄港地パラオに向けての航海が始まってしまいました。当初は長いと感じていた航海も今ではもう折り返しとなり、北半球へと向かっています。仲間と共に過ごす毎日は本当に楽しく愉快で輝いています。これからは残りの日数を噛み締めながら毎日を過ごしていきたいです。

宮本 秀隆
(東海大学文学部 歴史学科考古学専攻)

船の生活に慣れ、酔い止めのおかげで船酔いの心配もほとんどなくなりました。赤道祭の責任者として報告書を提出し終わり、自分の時間を確保できるようになりました。同じ大学ですが普段なかなか出会えない他学部の先生方、学生との生活は人生にとって大きな糧になると思います。残りの望星丸での時間を大切に過ごしたいです。

畑地 郁
(東海大学国際文化学部 国際コミュニケーション学科)

長期に亘る船内生活にも慣れ、今となっては、望星丸の中が我が家のように思えてきています。しかし、船内生活に慣れてくることが、すべてにおいて良いことであるとは限らないいようです。研修が始まったばかりの時と比べると、私自身を含め、気の緩みが出てきている人が多いように感じます。新しい環境に慣れ、多くの人と親しくなるのは大切なことですが、今一度初心に帰り、緊張感を持った上で残りの航海を楽しみたいです。

中川 綾
(東海大学工学部 応用化学科)

研修航海も残すところ15日となり、二回目の赤道通過も徐々に近づいています。4か所あった寄港地もパラオだけになりましたが、それだけたくさんの思い出が増えていってます。洋上講座も面白いです。ハプニングありの楽しい海外研修航海となっています。この経験をしっかりと活かしていきたいです。

<< 前の日へ

次の日へ >>