航海日誌研修学生・団役員による日々のお便り
航海日誌
3月12日ヌーンレポート
日本時間 2017/03/12 10:00
天 候 | 晴れ |
海水温度 | 30.3℃ |
風 力 | 4 |
風 向 | 西南西 |
気 温 | 31.3℃ |
気 圧 | 1009hPa |
風 速 | 7.3m/s |
波 高 | 2.0m |
3月12日 航海日誌
団役員コメント
佐藤 敦 団役員
今日は研修航海3度目のFree Dayでした。多くの研修生は朝寝坊を楽しんでしたようです。また、今日は、赤道祭の赤道通過時刻当てクイズで優勝した1班の岡部由佳さんと4班の石井百合さんの「一日船長」の日でもありました。両名はブッリジで二見船長と記念写真を撮る等していました。今日から時刻改正が始まります。日本時間より2時間進んでいた船内時間を30分ずつ4日間かけて戻していきます。こういったことからも帰国の途についているのを実感します。
13班集合写真
13班集合写真虹
一日船長1
一日船長2
13班のレポート
蓑田 宗太郎
(東海大学経営学部 観光ビジネス学科)
海外研修航海がすでに折り返し地点を過ぎました。研修生はこの船内でより良い生活を継続させるために一人一人が協力し、他人を思いやる気持ちで生活しているように思います。私自身もどうやったらこの研修が良いものになるかを考え、少しでもみんなの役に立てるように心がけていきたいです。ニューカレドニアでの大学交流は私が楽しみにしていたものの一つでしたが問題が発生しできなくなりました。そういった中でも望星丸の乗組員をはじめ団役員の先生たち、いろんな方々が対応に当たってくださいました。多くの人たちの協力の下で私はこうやって充実した研修航海を送ることができています。そのことに感謝しながら残りの日を大事に過ごしていきたいと思っています。
野村 好佑
(東海大学情報通信学部 情報メディア学科)
本研修が始まってから3週間が過ぎ、望星丸二つ目の寄港地であるニューカレドニアを出発し、日本に向かって走り始めました。私たち研修生の生活スタイルも清水を出発した時のバタバタとした雰囲気と変わり落ち着いてきました。
私自身研修が始まった直後はあまりの生活の厳しさに、「なんでこんな研修に参加したのだろう。」とか、「どうすれば早く家に帰れるかなぁ。」とかネガティブなことばかり考えていました。今では地獄だと感じていたこの生活にも長所を見つけ、案外悪くないと感じてきます。「住めば都」という言葉を初めて実感しています。残り3週間頑張っていきたいと思います。
久保田 朋希
(東海大学海洋学部 環境社会学科)
研修が始まってから25日目、あっという間に半分が過ぎ去り残り約17日、船の中での生活や友人関係にも慣れてきて以前とは違う信頼関係や生活習慣、そして様々な体験や経験を学びました。ポンペイとニューカレドニアを観光しましたが日本とは違う習慣、環境を知ることができました。ポンペイの人は一見怖そうに思えたが話してみると意外と親切にしてくれたことが個人的には良い印象でした。またナンマドール遺跡を見学したとき昔の人の建築技術やその地域の環境でどれだけ時間をかけて作り上げたのかという謎の言い伝えの面白さを学ぶこともできました。ニューカレドニアでは青い空、光り輝く白い砂浜、色とりどりのサンゴ礁を見て自然が作り上げたこの大地の偉大さをこの身で感じることができました。
数々の寄港地を回り自分はもっと英語のコミュニケーション能力を高めなければいけないと感じました。また自然に関する情報に興味を持ち地域の様々な生き物、環境にも興味が湧きました。これから最後の寄港地パラオに向かいますが、それまで船内での行事や仲間との会話で面白く楽しい日々を送り粉骨砕身で頑張っていきたいと思います。
杉山 晃太
(東海大学政治経済学部 経済学科)
研修が始まり約半分が過ぎました。長く感じた時間も日に日に短くなり以前と比べて充実した時間を過ごすことができています。ポンペイとニューカレドニアを回ってみて文化の違いと国の情景は想像以上にすごい物でした。高校時代から掲げていた10代で海外に行くという目標を超えることができ、正直ホットしています。この経験を大切にして20代につなげたいと思います。現地で交流できなかったことは正直残念でした。体格が良く足元の上手いフランス人とフットサルしたいという気持ちもあったし、彼らは日本の文化についてどのように触れてくれるのかということも知りたかったです。その悔しい気持ちを失うことなくパラオでは、納得のいく交流会をしたいです。そのために体調と知識を高め良い経験をするための準備をしたいです。
高坂 章太
(東海大学文学部 アジア文明学科)
研修航海において、ちょうど折り返し地点になりました。思い返してみると、船内生活や寄港地では、様々な出来事がありました。その中で、自分が学んだことは、集団生活において自分は、周りの人たちの目を気にしすぎている事を学びました。自分自身が自己主張出来ない状態でいると、帰って不安や焦りが自分を襲い自分が辛くなります。勿論、自分がどのようにして他者と共有出来ているのか、自分でもそれはまだ分かりませんが、こうして共に生活していく事で、それぞれの価値観や考え方、そして何よりも集団における一つの特徴と性格があることに気づきました。この後の航海では、私がかけがえのない仲間とともに、大切な時間を共有出来る有意義な時間を過ごしていきたいと考えます。
松永 敦基
(東海大学工学部 医用生体工学科)
航海研修が始まって折り返し地点にとうとうきてしまいました。今まで行った寄港地はニューカレドニアやポンペイであり海外というものを知ることができました。ニューカレドニアは治安もよく、自分が思っていたよりも良い国であり食事はおいしくて海がきれいでした。また行く機会があれば行ってみたいと思いました。
田中 康介
(東海大学工学部 機械工学科)
今日で海外航海研修の半分が経過しました。集団生活でのストレスも殆ど感じなくなりリラックスして過ごせています。寄港地のポンペイとニューカレドニアでは日本とは違う食文化や景観を楽しむことができました。今まで勉強してきた英語を少し使えたのも自信になりました。残りの半分を仲間たちと楽しく過ごしたいと思います。