航海日誌
研修学生・団役員による日々のお便り

航海日誌

2月25日ヌーンレポート

船時間 2017/02/25 12:00
日本時間 2017/02/25 12:00
天 候
海水温度 28.2℃
風 力 6
風 向 東北東
気 温 28.2℃
気 圧 1010hPa
風 速 10.8m/s
波 高 2.0m

2月25日 航海日誌

団役員コメント

辻本 陽子 団役員 

ポンペイまであと2日、快晴ですが、まだまだ波のうねりは強いです。今日は出港して初めてのFree Day。寝坊する人、後部甲板で海原を眺める人、学生食堂では朝から仲間とゲームをしたり歓談したり、DVDを見たりと、皆思い思いの一日を過ごしています。船酔いの人数は減ってはきているものの、二見港を出港してから未だ食事が充分取れていない学生もいます。
仲間同士でりんごをむいてあげたり、飲み物を持ってきてくれたり、体調のせいで思うように自分のことができない研修学生を皆が助けてくれています。この航海では人や仲間の大切さが学べるのではないでしょうか。


  • 6班集合写真

  • 6班出港時

  • ニューカレドニアでの大学交流プレゼント

  • 事務部調査班 事務長インタビュー

  • 船内で楽器の練習

  • 赤道祭への招待状、手作りです

6班のレポート

佐々木 慧太
(東海大学法学部 法律学科)

青々とした波を見ながら思うことは、船酔いへの怒りです。いい加減克服したいと思いながらも、つい寝床へ足を運んでしまいます。いつになれば慣れるのか、航海と同じように先は長いです。

前田 真吾
(東海大学工学部 機械工学科)

起床して、海を見て、ご飯を食べて、また寝て。これほど最高な生活は他にはありません。どれもこれも船酔いに邪魔される生活にはうんざりしますが、仲間と過ごす生活はとても楽しいです。

手塚 英之
(東海大学観光学部 観光学科)

目覚めて窓の外を見れば、いつもと変わらない大海原が広がっています。この先に陸はあるのか、それともどこまでも海なのか、そしてこの先何が待ち受けているのか。程よい緊張と期待が織り交ざった気持ちを仲間と共有しながら、私たちは次なる目的地へと進んでいます。

原 正樹
(東海大学文学部 アジア文明学科)

今日で9日目の航海です。人生で未だ経験したことのない大航海です。昨日はマリアナ海溝を越え、明々後日にはポンペイに到着する予定です。長い航海ですが、船内という特殊な環境で出会った仲間たちと楽しく過ごしていきたいです。

石井 海人夢
(東海大学理学部 化学科)

群青の海、紺碧の空の下で現代化が進んだ社会とは異なる時間の流れの中私たちはいます。
今船酔いに悩まされる私は、父島を離れさらなる寄港地への期待と不安で胸がいっぱいです。

河野 頼輝
(東海大学文学部 心理社会学科)

海の上では僕が主人公。一日一日がまるで冒険の1ページ。
航海はしているが後悔はしていません。なぜなら沢山の仲間がいるからです。君はもう主人公になりましたか?

結石 将太
(東海大学海洋学部 環境社会学科)

刺繍をしながら海の色をした青い糸を一針一針通す地味な作業に、なぜこれほど集中できるのでしょう。海の上であることを忘れるほど、何かに夢中になるということに心地よさを感じている私は、ポンペイまでにこの作品を作り上げることが出来るのでしょうか。

佐々木 丈
(東海大学工学部 応用化学科)

新たなる学びの先を目指して進む箱舟望星丸。10日目に差し掛かり新たなる絆と己を成長させることが生まれました。これからの旅路で更なる高みへいけるように努力していきたいです

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