航海日誌
研修学生・団役員による日々のお便り

航海日誌

2月26日ヌーンレポート

船時間 2017/02/26 12:00
日本時間 2017/02/26 12:00
天 候
海水温度 29.1℃
風 力 7
風 向 北東
気 温 29.2℃
気 圧 1004hPa
風 速 14.4m/s
波 高 4.0m

2月26日 航海日誌

団役員コメント

原 隆二郎 団役員 

ポンペイ到着前日。低気圧の影響か波の高さは3mを超え、船の揺れは本航海最大でした。突然の横揺れにバランスを崩して椅子を倒す子、せっかく洗った食器を全部ひっくり返してしまった子もいました。午前中前半の千葉先生の授業で自分や相手のコミュニケーションパターンがあることを学び、後半のロディー先生の授業ではポンペイで使える英会話を学びました。午後はポンペイの寄港地調査の発表までで、予定していた大掃除は船の揺れがひどいため延期になりました。これまで航海中は常に船の揺れが強く厳しい船上生活でしたが、大きな怪我や病気なくポンペイまで来ることができました。明日のポンペイ上陸後も皆が健康であることを願います。


  • 13班集合写真

  • ポンペイ寄港地調査発表1

  • ポンペイ寄港地調査発表2

  • ロディー先生授業風景

  • 千葉先生授業風景

13班のレポート

蓑田 宗太郎
(東海大学経営学部 観光ビジネス学科)

海外研修航海11日目ということで船内での生活にもだいぶ慣れてきました。寄港地の父島では、現地の素晴らしい自然とクジラを見るという新しい体験や他の班の人たちとの関わりを持てたということで、私にとって貴重な日となりました。また船内ではみんなが互いに協力しながら生活を送ることでさらにより良い関係を保つことができています。これからミクロネシアのポンペイに向かうにあたって良い準備をしていくこととまた新しい気持ちでの臨みたいと思います。

杉山 晃太
(東海大学政治経済学部 経済学科)

出航してからもう11日経ちました。出航する前から抱えていた不安も徐々に解消されていき慣れてきました。船内生活を過ごして思ったのは、一人では何もできないということです。仲間と協力しあうことで船内生活が成り立っていると強く実感しました。仲間と協力しあい有意義な時間を過ごしていきたいです。そして、この航海研修に行けることを誇りに思えます。これから3つの国を訪れ日本に帰国します。しっかりと準備をして良い旅をして帰国した時には、家族・友人等に良い報告ができると良いと思います。

野村 好佑
(東海大学情報通信学部 情報メディア学科)

研修航海が始まってから11日経ちましたが、私には11日以上のさらに長い時間船の中で生活してきたように感じます。正直に書くと、まだ11日しか経っていません。しかし、各寄港地では新しい物を見たり聞いたりして楽しめています。この研修航海で自分の今持っている視野を広げるという出発前に決めた目的を果たすため、他の研修生の仲間と協力しあい、残りの研修をなんとか乗り切りたいと思います。

久保田 朋希
(東海大学海洋学部 環境社会学科)

研修航海11日目、自分たちは今現在荒波と戦っています。なかなか過酷であり面白いかつ、良い思い出を残せそうです。11日という日は個人的には短く感じていましたが実際には船の中にいるせいかとても長く感じています。船内生活は陸上生活と比べて環境が異なるため船内でしかできないレクリエーションや周りのみんなと会話をしたりしたり協力したりして違う校舎の学生とも気軽に話すことができて今までにはないくらいの充実感を感じとることができています。昼は甲板でサッカーをしたり、食堂で将棋やオセロ、お互いの学部のことについて話しあったり夜には都会では絶対といっていいほど見られない満天の星空をみて天体観測をしたりして自然の美しさ、仲間との会話やコミュニケーションを大切にしてこれから30日以上の長い船旅を楽しみたいと思います。

松永 敦基
(東海大学工学部 医用生体工学科)

研修航海が始まって11日経ちました。初めのころは友達ができるか心配になっていましたが、今はいろんな方々と交流ができてこの研修航海に参加して良かったと思います。船内生活ではみんなとの生活に慣れてきて楽しく送っていますが、船酔いにはまだ慣れていないものです。自分としては船酔いに慣れていきたいと思っていますが、体が全然慣れていきません。しかし船酔いしたときの対処法が見つかったので安心して船に乗っていられます。船上ではサッカーやレクレーションをして他学科の方々と遊び、交流を深めています。これからはまだ話したことがない方々がいるので話していきたいと思いました。

田中 康介
(東海大学工学部 機械工学科)

この研修にはバカンス気分で参加しましたが、実際には本当に研修でした。起床や食事の時間が決められていたり、集団行動が多かったりと旅行とは大違いでした。わかっていたことですが、ストレスに感じることが多いです。しかし船から満天の星を見たり寄港地での絶景を見たりすると来てよかったと思います。新しい友達もだんだんと増えていくのも嬉しいです。
集団生活では一人一人役割があってそれをおろそかにすると他の人に迷惑をかけてしまうことを特に実感しました。私は、自分の役割をこなすことでいっぱいですが凄い人だと他の人のサポートまでしています。自分も残り約一か月の航海でみんなの良いところを吸収して成長したいと思います。

高坂 章太
(東海大学文学部 アジア文明学科)

当初の自分の目標は研修生と仲良くなる事でしたが、11日目が経った今日、目標が変わりました。それは、集団生活において自覚と責任を持つことです。そして、行動することです。何もしないままじゃ物事は始まらないし、失敗を反省しどこが悪かったのか自分自身で見つめ直さなければ、新たに成長した自分を形成することは出来ません。残りの31日間は自分が他人のことを思いやり、人のために行動する自分を作っていきたいと心から思います。楽しい研修を悔いのないように過ごしていきたいです。またこれからは、他大学との交流もあるので、全体の中の一人として、自分が周りの人と繋げられるように積極的に取り組んで行きたいです。

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