研修レポート
研修学生・団役員による日々のお便り

研修の日程・レポート

3月24日ヌーンレポート

船内時間 2016/03/24 12:00
日本時間 2016/03/24 12:00
天 候 r(雨)
海 水温度 19.3℃
風 力 4
風 向 SW
気 温 18.6℃
気 圧 1011.6hPa
風 速 7.0m/s
波 高 2.5m

団役員コメント

木村 達洋 団役員

今日は研修生達には予告していなかったイベントが起きました。何もない海に急に100m近くもそびえ立つ孀婦岩、その周りを泳ぐクジラ、そして大型回遊魚などを見ることができました。ここ数日は、もうすぐ研修航海が終わってしまうという気持ちから、どことなく寂しげだった研修生達も、この瞬間には歓声を上げて喜んでいました。
後部デッキには上着を着ないと出られないほど寒くなり、望星丸は確実に日本に近づいています。近くの有人島に近づくと携帯を片手に電波が入る場所を探したりと、研修航海が終わって欲しくない気持ちと、早くに日本の家族や友達に連絡を取りたい気持ちが入り乱れているようです。

9班のレポート


  • 9班集合

  • 孀婦岩

  • ホエールウォッチング

  • ブリッジにてクジラの群れを探す学生

平 栄嗣
(東海大学情報通信学部 通信ネットワーク工学科)

ラバウルを出港以降は船酔いも落ち着きほぼ酔わなくなった。やっと後部甲板やブリッジに行くことが出来た。そして今日は小笠原諸島近海でクジラやマグロを見ることが出来てとても良かった。海上でこんなに充実した日は初めてだった。残りの日数は少ないが思いっきり研修を楽しみ学びたいと思う。

玉田 翼
(東海大学観光学部 観光学科)

今日は孀婦岩とクジラを見ることが出来ました。海から岩が突き出ている光景はとても不思議ですごかったです。そしてキハダマグロの姿も見ることができました。とても充実した一日を送ることが出来ました。沢山写真をとったので何度でも見返したいと思います。

福田 吉記
(東海大学大学院工学研究科 航空宇宙学専攻)

今日は海を堪能した。日本でほんの1%の人しか見ていないという孀婦岩を見ることが出来た。高さ100mは高い。他にもクジラを観察したり楽しいことがいっぱいの大満足の一日だった。船の旅は素晴らしい。

村上 和音
(東海大学文学部 歴史学科日本史専攻)

今日は孀婦岩に、クジラに、マグロと海の魅力をとことん味わった一日だった。特に、大型の回遊魚を間近で見るなんて初体験だったし、岩も日本ではめったに見た人がいないほど珍しいものということだ。こんなに海の魅力を感じたのは人生初めてではないかと思う。また、みんなと研修のしおりにメッセージを書いたりしたが、それを見ると航海の終わりが近づいていることを感じ、寂しさも増してきた一日だった。

横山 翔
(東海大学工学部 動力機械工学科)

今日は孀婦岩という1つだけポツンと突き出た岩を見ました。周囲が水深2000mぐらいあるのにここだけ顔を出してるのはすごいと思った。しかし、夜からは揺れが激しくなり、夕食以降は寝ていました。

小笠原 晟一
(東海大学経営学部 経営学科)

3月24日は波が穏やかで気温は低く、天候は雨でした。朝点呼では気温が急激に低下したため、上着を着ている学生が目立ちました。今日の午前中は各自報告書の作成とアンケートの回答を終わらせ、午後はホエールウォッチングや、孀婦岩というとても珍しいスポットを見学しました。私はクジラを生で見るのが初めてなので、クジラの尾びれが海から出てきた時は感動を隠し切れず、思わず叫んでしまいました。研修航海日程は残りわずかであり、清水帰港まで全力で研修を続けたいと思います。

小野 秀真
(東海大学情報理工学部 情報科学科)

今日は孀婦岩を見ることが出来た。孀婦岩は普段滅多に見ることが出来ず、とても貴重な経験をした。それと同時にクジラも見ることが出来て、今日は特別な一日であった。

粕川 晃司
(東海大学工学部 航空宇宙学科航空宇宙学専攻)

今日は報告書の提出日。私は寄港地ラバウルの事後調査を担当する班長で、研修日程が変わったため、ざわついた一日であったが無事にプレゼンを終えることができ、ラバウル班の皆に感謝すると共に、自分自身の最後の関門を突破したので胸をなでおろした。また、今日は尾びれのみだが野生のクジラを見ることができ、とても感動した。夜から海が荒れて久々に望星丸が揺れだし、清水に着くまでは船酔いと戦うことになりそうだ。

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