航海後記
研修学生による研修の感想

航海後記

13班レポート

車 知勲
(東海大学法学部 法律学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

就職活動を前にして、自分自身を見つめ直す時間を得ることができた。大学に入ってからぐるぐると悩むことが多く、自分を見失いかけたことがたびたびあったが、船内で時間があるときに一人でじっくりと思いにふけり、先輩や仲間に相談するなどして、自分なりに出口を探すことができた。また、何か問題を抱え込んだときに周りに相談して解決策を一緒に探すことも学んだ。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

「制約のある空間での集団生活」における、与えられた役割を果たすことの重要さを知ることができた。私は今まで、目の前に仕事があっても何かと理屈をつけて先延ばしにする悪癖があったが、この集団生活ではそういうわけにもいかなかった。結局のところ、「与えられたカードで勝負するしかない」ことに気づかされた航海になった。「とにかくやるしかない」という精神をもっと強く持って生活していきたい。

有賀 司
(東海大学農学部 応用動物科学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

私は今回の研修でコミュニケーションの大切さと友達の大切さを改めて実感しました。集団行動をするうえで人との関わりは必ずあると思います。海外研修航海では限られた環境での生活を強いられるので毎日人とかかわるし、寄港地では海外の現地の人との関わりもあります。そのおかげでコミュニケーションを上手にとれるようになりました。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

もっと英語を話せるようになりたいと思いました。日本国内でも観光客の増加やアルバイトなどで英語を使う機会は増えているし、海外に出れば英語が話せなければ何もできないからです。そして何より自分の意思を相手に伝えることができないことが一番悔しかったです。嬉しかったこと、こうして欲しかったことをしっかり伝えたかったです。日本で通じる英語ではなく、海外でも通じる英語を身につけたいと、今回の研修に参加して痛感しました。

伊藤 太一
(東海大学工学部 電気電子工学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

はじめは会ったことも話したこともない人と一つの目標に向かい、一丸になって取り組むことで最高の仲間を得ることができました。また、今までに話したことのないような人たちとも会話することで今までの自分の視野になかったことや気づかなかったことに気づかせてくれる機会を得ました。そして、普段の旅行などでは行くことのないパプアニューギニアなどの諸外国へ赴き、様々な文化の差などを感じました。そんな光景を自分の足で赴き自分の目で見ることで、何一つ不自由の無い日本に感謝することができました。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

これらの集団生活を活かし、時間厳守や自分の身の回りのことはしっかりとできる人間になりたい。そしてしっかりと感謝できる人になりたい。また、この船内で培ったコミュニケーションの力で様々な人と積極的に会話し、人の良いところを見つけられるような人間になりたい。そして機会があるごとにこの研修航海の経験を色々な人に話し、伝えていきたい。

土山 駿
(東海大学海洋学部 海洋文明学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

今回研修航海に参加してみて、限られた時間の大切さについて学んだ。船内では朝は6時起床、22時消灯と決まっており、その他にも食事当番など仕事も多いため、自分のやりたいこと、やるべきことをする時間が足りない。そのため、船内の生活に合わせながらも、効率的に作業を進めるなどの努力が求められた。この経験から、限られた時間の中でできることは限られていることを改めて実感したので、それを下船後の生活に活かしたいと思う。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

自分は今後の生活で、今まであまり関わってこなかった人たちとも関わっていきたいと思った。今回の研修航海には全国のキャンパスから様々なタイプの学生が参加しており、その中には気が合う人もいれば、もちろんそうでない人もいる。しかし、馬が合わないからと関わりを持たないのではなく、自分と違うタイプだからこそ接してみれば新たな発見があると感じた。この経験をもとに、今後は積極的に繋がりを広げていきたい。

鍛代 浩二
(東海大学政治経済学部 政治学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

私が海外研修航海で得たものは多くの友人である。これまで湘南キャンパスの人としか話す機会がなかったが、この研修航海によって阿蘇キャンパス、清水キャンパス、代々木キャンパスなどの友達ができた。またそのことにより、色々な視野を持った考え方ができるようになった。今後も友人として付き合っていきたいと考えている。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

今回は英語で話す機会を一緒に回っているメンバーに任せていた部分が多くあったので、次に海外に行く機会があるときには自分で話すことができるよう、英語の勉強はもちろんだがその他の外国語にも挑戦していきたい。また船内で得た友人とのコミュニケーション能力をこれから先の就職活動や社会人になったときに行かせるよう、さらに力を付けていきたい。

前田 晃希
(東海大学情報理工学部 情報科学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

生活班や研修グループ行動を通して、人間関係の作り方を学ぶことができた。また卒業式では映像記録という役割を担い、洋上卒業式や卒業パーティーをカメラで映しだす楽しさを知り、将来の希望を見出すきっかけにもなった。
寄港地では現地の文化に直接触れることができ、また、それを通じて教科書には乗っていない日本の歴史も知ることができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

私はこの研修航海で、多くの研修生がいるにもかかわらず一部の人としか話すことができなかった。寄港地でも自信を持って英語を話すことができず、お互いぎこちなくなることもあった。船内での洋上講座や英会話講座で学んだことを生かし、国籍問わず誰とでも話せるようになりたい。
また、船内での集団行動や卒業式での役割で学んだことを生かし、大学のグループ発表などでも積極的に意見を出し、リーダーシップを取れるような人間になりたい。

安田 銀次
(東海大学工学部 機械工学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

今回の研修航海で得たものはコミュニケーション能力だと思います。今までの自分は人と話すのがとても苦手で自分からは話しかけない方でした。でも船の中は共同生活なのでコミュニケーションを取らないとうまくいかず、積極的にコミュニケーションを取るようにしていたら、今ではなんの抵抗もなく話すことができるようになりました。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

帰船後は生活習慣を見直したいと思いました。今までは朝に起床して学校に行き、そのままアルバイトに行って12時過ぎに帰る生活を繰り返し、なんとなく生活していました。船での生活は一日一日が新鮮で刺激的な生活だったので帰船後はいろんなことに挑戦していきたいと思いました。また、自分の時間を作り好きなことをして趣味の幅を広げていきたいと思いました。

斎藤 貴翔
(東海大学医療技術短期大学 看護学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

先輩、後輩問わず一生続く人との繋がりと、そのような仲間と過ごした1ヶ月の思い出を得ることができた。大学生活での1ヶ月では絶対に過ごすことのできない濃厚な時間と、様々なでき事の中で顔もわからなかった他者と友情を築く過程を体験できた。またその過程の中で自身のコミュニケーション能力を磨き、自分の内面を見つめなおす経験ができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

海外研修航海を経て、自身が今まで交流をしてこなかったタイプ、自分とは合わないだろうという先入観から避けていたタイプの人とも交流を持った。その結果、自身が他人に対して持つ先入観がどれほど自身の世界を狭めていたのかに気付くことができた。帰港後は今回の体験を活かし、他者に興味を持って色々な人の価値観や考えに触れたいと思う。この研修航海はその一歩を踏み出す勇気を自分にくれた気がする。

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