航海後記
研修学生による研修の感想

航海後記

11班レポート

吉田 和真
(東海大学健康科学部 看護学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

自信です。私はこの海外研修航海で、写真部の人間としても個人としても多くの写真を撮りました。その中で風景にしても人物にしても、あらゆる写真をたくさんの仲間が「すごい」とか「良い」とか言ってくれました。それまでの私は、今一つ自分の取り柄を見いだせず、自信を持つことができていませんでした。自信の無さは学科の実習で先生に指摘される程に自分の弱い部分となっていました。しかし、この海外研修航海で私は自信を持つことができました。自分の特技である「写真」というツールが、この研修で友達の輪を広げることにも繋がりました。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

人それぞれの考え方や行動の癖などをはじめとする個性を受け入れられるようになりたいです。今までそれができていなかったと思うわけではありませんが、今回の研修でその重要性を改めて感じました。他人を受け入れるためには、自分に余裕があることが必要だと考えます。そうした自己管理も含めて、帰港後の生活における新たな決意としたいです。

倉富 基詞
(東海大学理学部 物理学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

海外研修航海に参加する前は、自分から友人を作ろうと人に話しかけるようなこともしなかった。この船に乗り、最初の寄港地の沖縄で初めて自分の生活班以外の人と話す機会を得た。グループの人の人柄がとても良く、楽しい時間を過ごすことができ、また一緒のグループの人とは航海中でもよく話す人になった。この航海で得られたものは、自分が考えていたより多くの友人と自分から話し掛けるという人間関係の第一歩を踏み出す勇気である。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

帰港後の生活では、自分は就職活動を他の人より遅れてスタートし、次のセメスターからは4年次生である。他の人よりスタートが遅れていることに焦りや不安もある。けれども、今回の海外研修航海で起きた多くのことや、船で新しくできた多くの友人から色々なことを学び、それらから多くの教訓や知識を得た。新たな自分で自身の残りの大学生活と就職活動、そしてこれからの将来の社会人としての生活を有意義に過ごせるように、より一層の努力をしていきたい。

矢田 大空
(東海大学工学部 応用化学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

海外研修航海で多くの仲間を得ることができました。船が清水を出港するとき、34日もの間、限られた環境で一緒に過ごすメンバーと仲良く生活できるか不安でした。しかし、各寄港地でのグループ研修やイベントなどを通じて、少しずつではありますが仲間を作ることができました。また、仲間ができ、仲間の数が増えることで、毎日がとても楽しくなりました。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

海外研修航海の出港前と後で、自分自身が変われた気がします。出港前は消極的な性格でしたが、出港後は多くの仲間と触れ合うことで少しずつ改善されていきました。これを機会に、何事にも積極的に挑戦して色々なことに視野を広げていきたいと思います。また、今後の人生、社会に出てから、この研修航海で得た経験を活かせるように、これからの毎日を大切に過ごしていきたいと思います。

皆木 将也
(東海大学工学部 応用化学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

狭い船内という特別な環境ならではの団体生活を経験した。また、この海外研修航海に参加しなければ一生訪れることもなかったであろう場所に降り立ち、そこで行動し、現地の人と触れ合うとともに、日本とは違う様々な景色を見るという経験ができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

この海外研修航海での船上の生活で得た、忍耐力や人を思いやる気持ちを忘れずに、これから関わっていく人との人間関係を築いていくことに生かしたい。また寄港地で見た風景やその土地の空気をほかの人に伝え、多くの人に日本とは大きく違った生活があることを知ってもらいたい。

飯山 裕太
(東海大学教養学部 人間環境学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

自分にとって最も大きな経験になったのは、留学生との交流だ。この船に乗るまでは、留学生と言うだけで無意識に距離を置いていて、関わる機会がほとんど無かったが、この船に乗って留学生の一人と接していくうちに、それまでの自分の考えがいかにおろかだったかということに気づかされた。留学生の苦労や大変さを知り、自分の考え方を改めることができてよかった。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

自分の心残りは、あまり周りに溶け込むことができなかったことだ。深い仲にはならないにしても、ある程度の距離感で接することができればよかった。これにより自分の悪い部分がよく分かったので、帰港後は社交的になれるように努めていきたい。これを改善できればこの心残りも少しは消えるのではないかと思う。

鈴木 大勝
(東海大学観光学部 観光学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

まず一つ目は友人である。せっかく何かの縁で全国各地から集まり、望星丸という船で寝食を共にし、汗を流して涙を流した仲なので、これから先も関係を絶やさず、一生の友でいたい。二つ目は協調性や責任感である。高校時代に寮生活である程度の協調性と責任感は養われてきたと思うが、この研修航海で再び集団生活をすることによって忘れかけていた協調性や責任感、その大切さを思い出すことができた。そして最後はプライスレスなみんなと過ごした望星丸での日々である。この思い出は何があってもどんなことが起こっても一生忘れないと思う。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

出港前は学業とアルバイトばかりの生活で、特に何もすることなく日々の生活を送っていたが、今回の研修で少しでも自分自身が変われた気がしたので、これからはもっとアクティブに積極的に、これまでの自分の殻を破るくらい色々なことに挑戦し、人生の幅を広げていきたい。また、この研修で得た経験を社会に出てからも活かせるように、これからの日々を大切に過ごしていきたい。

Y.Y
(東海大学工学部 機械工学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

おもに友人、行動力、協調性を得たと思っている。特に、人との関わりに関しては考える機会が1ヶ月あったためか、学んだことが多かった。また、各寄港地で触れた文化や歴史を感じ取ることができた。洋上クラブにおいては、決められた期間で演奏演技を完成させることに対する責任感や、チーム一丸となってひとつのことを行う団結力などを得ることができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

人見知りだった自分が、事前研修から本研修を終えるまでの間で感じたことは、出だしが大事だということである。見ず知らずの人に話しかけることは、はじめは緊張する。しかし相手から話しかけてもらうのを待つより、自分から話しかけた方が仲良くなれることを知った。帰港後はそれを実践してみようと思う。また、海外に行ったことで、英語の重要性を思い知らされた。日本に帰ったら、英語の勉強にも重きを置きたい。

蕪木 徹
(東海大学工学部 土木工学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

私はこの研修航海で得たものが二つあります。 一つ目は生活習慣が改善されたことです。洋上で約1ヶ月間10時消灯、6時起床というルールを守り実行したことで、規則正しい生活習慣が身に付いたと思います。二つ目はコミュニケーション能力の向上です。この研修中に多くの研修生と交流したことによって、向上したと思います。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

研修航海で得たものを今後の人生に生かしていきたい。規則正しい生活習慣を守り、大学ではより多くの人達と交流していきたい。何事にも自分なりの目標を掲げ、家族や自分を支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れず生きていく。長期休暇期間には、新しいことに挑戦していきたい。困難や壁にぶつかったとき、この研修航海で苦楽を共にした仲間を思い出して乗り越えていく。

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