航海後記研修学生による研修の感想
航海後記
8班レポート
梅田 晋太朗
(東海大学総合経営学部 マネジメント学科 4年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
(1)他者を思いやる感謝(ありがとう)と労い(お疲れさま)の大切さ、困難に立ち向かう不屈の心 (2)専攻科目の実践的な学習(戦略論、組織論)、一人が全体を考え全体が一人のために考えること (3)普段生活している日本のすばらしさ、不自由のない生活のありがたみとそれを支えてくださる家族への感謝 など、通常の大学生活で学ぶことができない多くのことが身に付いた。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
今回の研修で得た仲間を一生大切にしたい。研修航海で共通の課題に立ち向かった仲は簡単に失いたくない。だからこそ、他人を思いやり、謙虚な姿勢で人に接したい。乗船前は他者とのコミュニケーションが苦手だった。それは自身に劣等感や自信のなさがあったためだろう。もっと自分に誇りと自信を持ち、積極的に人と関わりたい。船という社会の縮図では、多くの人が誰かのために動いている。実社会も同じだ。誰かが誰かのために働いている、そのことを労い、感謝し、自分自身も誰かのために苦労することができる人になりたい。
吉田 和正
(東海大学文学部 心理・社会学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
なんといっても仲間。これに勝るものはないと感じる。個人的には船酔いに苦しみ、輪に溶け込むのが遅れた。でも、寄港地での活動や、船内でのイベントを経て、多くの人と話し、語り、絆を深めた。この先の大学生活や人生においても貴重なものになるに違いないと感じている。望星丸に感謝。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
船酔いが激しかったせいで、一人で考える時間は多かった。感じたことは、もっと勉強しようということだった。英会話にしてもそうだが、専門の学業についても、話していると上位の成績のひとも多く、負けてられないと感じた。大学生活も半分を通過し、残すところは専門知識を深めていくことになる。後になって振り返ったときに、大学で何をやってきたと胸を張って言えるような生活をしていきたい。
土井 裕也
(東海大学工学部 電気電子工学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
この海外研修航海で得たものは、互いに協力することの大切さと規則を守ることの大切さです。集団生活をしていく中で、協力しなければ何事も成功しなかったと思います。例えば食事当番や行事などです。食事当番は船上生活の中でも辛い仕事の一つで、ここで互いに協力したことでみんなの仲が深まったのではないかと思います。5分前点呼や消灯後の時間の使い方など、規則を守ることは船の安全管理に重要です。この生活を通して必ず時間を守ることと時間の有効な使い方を学ぶことができました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
帰港後はこの生活を通して学んだことを体験談として多くの人に伝えて、自分だけの教訓としないようにしていきたいと思います。この船上生活では、普段できていなかった規則正しい生活を送ることができました。それを学校生活が始まってからも続けていきたいです。またこの研修航海で知り合った仲間たちをこれからも大切にして、一生の宝と呼べるようにしたいです。
佐原 幹大
(東海大学情報通信学部 組み込みソフトウェア工学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
私は、海外研修航海で色々な人と関わることによって、船を下りてからやりたいことが見つかりました。また、海外に親以外と行ったことで、英語力のなさを体験したため、英語をもっと学びたいと思いました。また、人とのコミュニケーション力を高めることができました。共同生活をすることによって協調性も身に付いたと思います。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
帰港後は、自分のことはしっかりとできるように努力したいです。また、知識を増やしていろんな人といろんな話ができるようになりたいです。行事やイベントなどに積極的に取り組もうと思いました。英語力を身に付けて海外でも活躍できるようになりたいです。人に迷惑かけないように、生活したいです。他にも、授業をしっかり受けようと思いました。
原 圭之介
(東海大学観光学部 観光学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
この海外研修航海で得たものはかけがえのない仲間である。代々木校舎で他学部の人と関わることの少ない私からすると、他学部にこれほど仲の良い仲間ができたのは一生の財産になると確信している。望星丸で出会った全ての人が私に新たな刺激を与えてくれ、これからの人生の選択肢と考え方の幅を広げてくれたと感じている。ここでできた繋がりを大切にして、一生の仲間でいたいと思っている。またこの仲間の輪が私に新たな繋がりを作ってくれると信じている。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
この海外研修航海で学んだことを活かしていきたいと考えている。この船で学んだ、周りの人に配慮して思いやることのできる協調性、人の前に立って皆を導くリーダーシップ、何事にも果敢に挑戦していくアグレッシブなチャレンジ精神を併せ持った人間になりたいと考えている。そのためにも身近なところから変えていき、有言実行できるように一歩ずつステップアップしていきたい。
鶴田 静馬
(東海大学工学部 電気電子工学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
私は今回の海外研修航海で、物事を進める際の心構えを学びました。自分の経験不足もあり、私は常に浮き足立っていて、作業が順調に進みませんでした。そして周囲の環境に慣れて互いに連絡を取りあうようになると、自分では思いつかなかった案が出てきたり、自分自身で自分の案に不備があると気づいたりしました。もっと早い段階で互いに連絡を取りあっていればよかったと後悔しました。恐れずに人と接して情報を共有すること、そして思い付いたらすぐ行動に起こすことの大切さを知りました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
限られた時間の中でいかに動くかということを考えさせられた今回の航海を糧にして、様々な場に足を運び、多くの人と接し、多くのことを学びたいと思いました。海外に実際に行き、現地の人々の生活や見たことのない自然を肌で感じてきて、自分の知らない世界がまだ広がっていることを知って、より多くの知識を得たいと思いました。また普段あまり接することが少ない学部の人々と航海中に話すことで、より多視点な考え方を知りたいと思うようになりました。
原 祐太郎
(東海大学工学部 機械工学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
物事に対する積極性を得られたと思います。この研修航海に参加するまでの自分は、「誰かがやってくれるからいいや」、「どうにかなる」、そんな感じのことをいつも思っていましたが、この研修で様々な行事や生活をしていく中で自然と積極性が身につき、率先して動くことができるようになりました。この経験を生かして、どんなときでも積極的に頑張っていきたいです。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
何事にも挑戦できるようになりたいと思いました。学生生活中にやりたいことがたくさんあります。いろんな国にも行ってみたいし、日本のことももっと知りたいし、今までやったことのないスポーツにも挑戦したいし、このほかにもいろいろやりたいことがあります。身近な簡単にできることからどんどん挑戦していって、自分が納得のいくような有意義な学生生活を送りたいです。
今井 康太郎
(東海大学工学部 精密工学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
自分がこの研修航海で得たことは、人と人が関わりあうことの大切さと、これまで気付かなかったことが自分の周りにどれほどあったか気づかされた視野の広がりです。船上生活では、同じ学校の人だけれどなかなか話さない他学部の人や学年の違う人と、普通に生活しているときよりもよく顔を合わせるので早く親密になれた気がしました。プライベートな時間があまりないというところも自分の経験に蓄積され、1つ成長できたことが嬉しいです。海外の方と交流して、気さくで明るいところにその国の良さを感じる反面、日本では当たり前に感じられる「安全」が外国では必ずしもそうでなかったり、日本では当たり前にできることが外国ではできなくなったりすると、日本の良さを改めて感じることがありました。船では船酔いはしなかったけれども、揺れで頭が働かないことがありました。日本にずっといるだけでは頭だけでわかったつもりになっていたかもしれませんが、船では本当の意味で「わかる」という体験ができたと思いました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
私は人と関わるのが得意とはいえなかったのですが、この船に乗ってこれからも関わっていけるような友人や、大切な思い出が沢山できました。これからは船に乗る前以上に人と関わることを楽しめるようになりたいです。また、普段の生活では嫌だということもあると思いますが、身につけた経験であったり、思い出したら笑顔になるようなことであったり、こういったものを支えに乗り越えていきたいです。残りの大学生活は、勉強とアルバイトだけでなく、色々なところへ旅をしてみたり、自分の趣味を充実させたり、今まであまりやってこなかった新しいことに挑戦して過ごしていきたいと思います。