航海後記
研修学生による研修の感想

航海後記

6班レポート

石橋 麗捺
(東海大学文学部 文明学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

日常生活では友達といる時間が大好きで、いつも帰る時間を忘れるくらい遊んでいました。船上生活では、友達とどれだけ一緒にいても怒られないし、むしろいなくてはならない環境下にいます。きっと自分にとっては最高の状況だと思っていましたが、夜遅くまでおしゃべりをしていて思うことがありました。「ひとりになりたい」と。一人で物事を考えなおしたり見つめ直したりする時間というものはとても大事なことだ、ということが分かったのが自分にとっての大きな収穫です。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

私は帰国後すぐに就職活動が待っています。あと一年で社会人という自立した人間像が求められることになるはずです。人に頼り切るだけではなく自ら進んで行動することが、集団生活において円滑に物事をすすめるにあたってどれだけ重要かということを、船上生活で感じることができました。このように船上では集団での立ち振る舞い、自らの行動のあり方を勉強することができたので、そういった経験を活かして生活していきたいです。

大塚 真菜美
(東海大学文学部 文芸創作学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

一つ目は「自分で考えて動くこと」です。誰一人として知人がいない状況で34日間寝食を共にするため、私自身が動かなければ何もはじまらないと勇気を持って動けたことはとても大きな進歩だと思います。二つ目は「知識」です。何もかもが新しく、知らないことばかりの研修は、頭がパンクしそうなほど知識が増えていき、勉強になりました。特に船に関することなどは、この研修でしか学べないことだと思います。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

今までの私は、何かに挑戦することが少し怖く、引っ込み思案な面がありました。しかし、この海外研修航海に参加したことで、あのとき勇気を持って参加申込書を出したのは正しい選択だったと自信をもって言うことができるようになりました。「一歩勇気を持って踏み出す」こと、これが新しい自分に出会える鍵なのだと思います。これから先の生活でも、少しでも、小さくても、何かに挑戦していけるような自分になりたいです。

齋藤 雪子
(東海大学工学部 生命化学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

船上交流会でサブリーダーの役割を与えられたが、この役割を通じて、私の目標のひとつである「自ら率先して動いたり、能動的に物事を動かしたり、自分の力で航海を充実したものにしていく」を達成することができた。ほかにも、寄港地でのグループ別研修では、新しくできた友人たちと楽しい時間を過ごし、人生二度目となる皆既日食の観測や赤道祭、洋上卒業式など、こんなに充実した34日間はないと思う。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

乗船前の生活でも、自分では満足している部分があったが、今後は、今の自分に満足せず、さらに水準の高い学習や研修を進め、海外研修航海で成長したということを証明できるような成果を残せるように、一日一日を濃いものとできるよう精進したい。また、船内での時間のやりくりを工夫したことをいかし、今後の日常生活で無駄のない日々を過ごせるように努力したい。

荒木 佐和
(東海大学健康科学部 看護学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

この研修航海で私は多くのものを得た。例えば、相性が良くて大騒ぎできる友人や、人生について熱く語り合える友人、苦しいことを一緒に乗り越えた友人など多くの大切な友人を得た。さらに集団生活で人との関わり方や、第一印象だけでその人を決めるのではなくその人のいい所を探すことができるようになった。このような大切なものを私にくれた研修航海に感謝している。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

帰港後のことはあまり考えたくないくらい、船内の生活は楽しいものだった。新たな決意としては、大学生のうちにやりたいと思ったことを全部やっておきたいと思う。研修航海での多くの出会いの中で、自分より自由に自分らしく生きている人が多く、羨ましく感じられたからだ。突発的に「やりたい」と思ったようなことでもできるだけ挑戦し、将来の選択肢を増やしていきたい。

長根 芙優
(東海大学海洋学部 海洋文明学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

身の回りのすべてのものに感謝する心を得ました。水を使用制限されずお風呂に入れること、洗濯できること。ネットワークを自由に使えること。設備の整った学校に通えること。今まで当たり前のようにあったものがなくなって、初めてその存在の大切さを知りました。特に、体調が悪いときに家族のように心配してくれる、困ったときに助けてくれる友達がいることには心から感謝しています。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

船内生活では規則正しい生活を心がけていたので、帰港後も規則正しさを心がけたいと考えています。明日になったら船が揺れるかもしれないから、今日の内にこの仕事を片付けておこう、明日のために今日は早めに寝よう、という船内での計画的な行動は、結果的に未来の自分にゆとりを与えることにつながったからです。船を下りれば揺れの心配をする必要はありませんが、計画性を持つことによって余裕のある生活を送りたいです。

栗田 恵理香
(東海大学農学部 応用植物科学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

積極性が出てきた。今までは面倒くさいことから逃げてきたけれど、周りの人たちがそういった面倒なことも含め、行事などを進んでやっているところを見ていると、何もしていない自分に不安を感じるようになった。そのため、進んで物事をするようになっていった。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

人のために動けるようになりたい。これをすれば自分に得があるからする、損があるからしない、などの損得関係ではなく、その行動によって周りの人が良い方向に動く、すごしやすくなる、などと相手がプラスになることを考え、行動したい。

藤井 響
(東海大学観光学部 観光学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

自分から人に話しかける勇気を持つこと、積極性を持っていろいろなことにチャレンジすること、自分の意見をしっかり持ったうえで他人の意見を聞いてコミュニケーションをとること、というように、今回の海外研修航海のおかげで、人生において重要である他者とのかかわり方、良い人間関係の築き方も学ぶことができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

英語圏の国に行ったときに、タクシーを使ったりお土産を買ったり、大学交流や船上交流など、現地の方と英語で話す機会がたくさんあった。しかし私は現地の方とあまりうまくコミュニケーションがとれず、自分の英会話スキルの低さを実感してしまった。私はこの海外研修航海のおかげで英会話の大切さに改めて気づいたので、残り3年間の大学生活の中で時間を無駄にしないように英会話のスキルを向上させたいと思った。

野口 幸子
(東海大学福岡短期大学 国際文化学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

自分で何かをするという行動力と、様々な人と会話をするコミュニケーション能力を得ることができました。今まで、自分から話しかけることをあまりしませんでした。しかし船内では、自分から話しかけないと会話ができないと思いました。結果として、行動力と、コミュニケーション能力が乗船前より上がったと思います。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

今まで、自分から色々な人に話しかけたりするようなことはなかったので、この経験を生かして、自分から話しかけていきたいと考えています。また、リーダー的なことをすることがあまり無かったので、自分から積極的にチャレンジしていきたいと思います。

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