航海後記研修学生による研修の感想
航海後記
5班レポート
小酒井 裕葵
(東海大学情報通信学部 経営システム工学科 4年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
共同生活を班員全員がストレスなく生活していくことは大変だった。34日間とここまで長い共同生活をしたことがないので、どうしても環境の変化というストレスがかかる。今回の研修では全員でそれを乗り越えていった。また、研修に参加するにあたり、現地の方々と交流すること、視野を広く持つことなどの目的をしっかり持って行事に参加したことで、パラオの大学交流では積極的に現地の学生とコミュニケーションをとることができた。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
4月から社会人になるため、34日間の航海で得た経験を活かして、仕事をするようになってからも適度にストレス発散できるようにしていきたい。また、自分の行動にはしっかりと目的をもてるように、常に考える力をさらに身につけていきたい。
篠宮 沙季
(東海大学工学部 応用化学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
たくさんの思い出と、船を降りてからも会いたいと思えるような気の合う友人を得ることができた。寄港地での研修も楽しかったが、私は赤道祭や日食観測、星空観測など船の上だからこその行事が特に思い出に残っている。また、自分とは違うキャンパスの友人も多くできたため、船を降りてからもその友人の住んでいる場所に尋ねに行ったり、これからも交流していきたいと思う。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
同じ生活班に英語が得意な人がおり、船上交流会や寄港地で外国の人とのコミュニケーションの際に何度も助けてもらった。そのため、帰港後は専門の勉強に加えて英語の勉強も頑張り、その友人のように外国の人とスムーズにコミュニケーションをとれるようになりたい。そして、今回の研修で行かなかった国にも行ってみたいと思う。
坂本 暁子
(東海大学海洋学部 環境社会学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
この航海で得られたものは、友人だ。元々私はあまり人と密に関わらない学生で、群衆がとても苦手だった。研修航海で100人超の学生と生活すると知り、出発前は不安でいっぱいだった。いざ研修が始まると、人と関わらずして物事は成らず、苦手意識があろうが沢山の人とコミュニケーションをとる必要があった。最初こそ様々なタイプの学生に戸惑っていたが、いつの間にか多くの学生と知り合い、下船後も繋がり続けたい友人ができた。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
研修に参加するまで、私はその日の日程に合わせて起床時間や就寝時間を決めていた。そのためどうしても生活リズムが乱れがちで、健康に害をもたらしていた。しかし船上生活で朝6時点呼、1日3食、夜10時に消灯という、規則正しい生活を続けてきた。これを機にこれからも規則正しい生活を続けたいと決意した。また、多くの学生と生活することで、試してみたいことが沢山できた。これからは、躊躇せずにやりたいことをやろうと思う。
薗田 美優
(東海大学健康科学部 看護学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
集団生活において、規則を守る大切さを学んだ。時間厳守の生活など、決められたことをみんなが守ることで、全体の統一感が出ると思う。自分だけの考え、思いだけで行動するのではなく、相手の思いを考えた行動が必要であると感じた。またこのような協調性に加えて、一人ひとりの自主性や積極性も大切であるということに気が付くことができた。自分のことは自分でやる、責任を果たす重要性を改めて考えることができた。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
物事に対して、自分から何かを提案したり行動をとったりということはなく、積極的に取り組む方ではなった。しかし、今回の研修で自主性や積極性が大切であるということに改めて気づくことができた。これを踏まえて、今後の生活でも積極的に行動していきたい。自分のやるべきことや、任せられたことに責任をもって取り組み、積極性を持ち、多くのことに挑戦していきたい。
皆川 静香
(東海大学観光学部 観光学科 2年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
この海外研修航海ではたくさんの寄港地を巡り、その国独自の雰囲気を味わってきました。国によって文化が著しく異なるため、感動や驚き、悲しみなどの様々な感情を持つことができました。国によっては我々の生活水準をはるかに下回っているところもあり、私たちが普段生活している環境がいかに裕福であるか見つめ直すことができました。そして、なにより共同生活を通して相手を思いやること、協調性を大事にすることを今まで以上に考えさせられました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
私はこの船内生活や寄港地研修を通してたくさんのことを感じ、学ぶことができました。この研修は今まで一度も経験したことのないことばかりで毎日が新鮮でした。これからもいろんなことに挑戦していき、もっとたくさんの驚きを探していきたいと思いました。今の自分にできること、今の自分にしかできないことを見つめ直し、成長していきたいです。
小西 知佳
(東海大学文学部 歴史学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
集団生活の難しさを学びました。個人の持てる空間が限りなく制限される船上での生活において、物事の優先順位が「個人」よりも「集団」が上になる。これは、私が今まで体験してこなかったことであり、またなるべく避けてきたことでもありました。しかし、これから社会に出で行くときにはこの精神が社会の基盤となっており、いずれは従わなければなりません。そういった意味で、今回の研修航海はその予行練習ができたような気がしています。この生活に完全に馴染んだとは言い難いですが、この経験を今後も活かせたら良いなと思いました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
上記でも述べたように、集団生活により馴染めるようになりたいという希望を持ちました。またそれに加え、今回の研修航海で巡ってきた数々の戦跡から戦争が人々にもたらす甚大な被害、無意味さ、平和の尊さという人類共通の道徳的思想についてより真摯に捉え、より深い思考を巡らせることで、安易な思想、言動に惑わされない人間となり、平和の実現に自身が少しでも尽力できるような人間になることができたら良いなという希望を持つことができました。
鈴木 春菜
(東海大学工学部 材料科学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
人との関わりです。同じ東海大学と言う枠の中でも、知らない学科や校舎の人たちと関わることで、新しい考えを持つことができ、視野が広がったと思います。船の上という特別な環境もまた自分自身を変えるきっかけになりました。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
今回経験したことを、これからの生活に行かしていきたいです。
小菅 穂菜水
(東海大学観光学部 観光学科 1年)
① この海外研修航海で得たものは何ですか
34日間仲間と支え合って生活してきたので、助け合う心、いわゆる協調性を身に付けられたのではないかと思います。周りに迷惑かけないようにと、体調管理にも気をつけながら生活してきましたが、その中でも体調の優れないときは、班員の人が様子をみてくれたり管理してくれたため、仲間の優しさを実感しました。海外研修航海で得られたものは絆かなと思います。
② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください
この研修航海を通じて学べたことは、仲間と一緒に過ごすことで毎日の生活の過ごし方を自ら考えられたことである。また、船内という限られた空間の中で様々な価値観を持った人と関わり、多様な視点から物事を考えることができたことである。これは私の大きな成長に繋がり、これからどのように生きていくか見つめ直すきっかけとなった。下船してからも、多様な考えを持ち、どんな場面でも協調性と責任感を持った行動をしていきたい。