航海後記
研修学生による研修の感想

航海後記

4班レポート

鈴木 佑奈
(東海大学海洋学部 水産学科 3年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

乗船前よりも周囲を意識して行動がとれるようになった。船上生活をしていて、瞬時に相手が何をしたいと思っているか、体調が良好かどうかなど、雰囲気や会話から感じ取れるようになった。そこから臨機応変な対応がとれるような体力も身につけることができた。さらに、一人で仕事を抱え込むのではなく、周囲へ積極的に声をかけて行動することができるようになった。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

英語会話力と表現力をより向上させたいと感じた。英語会話力は担当団役員の英語ネイティブの先生やパラオコミュニティカレッジに通う学生、各寄港地で生活する方々ともっと会話をしたかったという思いが残ったからである。表現力は集団行動をするうえで特に必要なもののように感じた。元々自身の経験談を語るよりも周囲の話を聞くことが多かったため、積極的に趣味をアピールし、さらにそれを活かしていろんなイベントで表現することが大切だと感じた。

茂木 まりえ
(東海大学生物学部 海洋生物科学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

助け合いの大切さを感じた。限られた環境での共同生活は、助け合いと支え合いなしでは立ち行かない。船内生活では船酔いや食事当番、居室の清掃など、助け合わなくてはいけないことがたくさんあった。1人1人がみんなのことを考えながら行動することで全体の絆が深め、団の雰囲気も良くなる。また、そうやって多くの時間を過ごすことにより親密度が増し、一生ものの友達をつくることができた。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

今回唯一残った課題は、自分の英語力である。寄港地で行動するごとに英語の重要性を感じた。そのたびに自分の英語力のなさを実感し、悔しかった。特に行事担当であった船上交流会では、あらかじめ用意してあったこと以外の臨機応変な対応ができなかった。しかし今後に活かせる経験を得たことは幸せなことだと思う。今後、大学の授業を利用しながら個人で勉強し、英語力をつけていきたい。

根本 那月
(東海大学工学部 応用化学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

私は、この研修を通して、集団行動における相手に対する気遣いの大切さを実感した。なぜなら、決して快適とは言えない船内の中で一緒に生活することで、お互いのことを尊重して助け合って生活したからだ。長期間の集団生活には不慣れなこともあったが、そのたびに周囲の仲間に何度も助けられた。この経験から、人と人との関りがどれほど大切であるかを学んだ。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

残り半分となった大学生活の中で、積極的に人と関わっていきたいと考えている。大学で募集しているボランティア活動やプロジェクトの活動に参加することで、多くの人と関りを持ち、その人達と一つの物事を達成し、一緒に喜びを分かち合いたい。また、将来のことも考えコミュニケーション能力や広い視野を持てるように一層の努力に励み、社会人となった際に役立てるようにしていきたいと思う。

直川 さくら
(東海大学観光学部 観光学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

この海外研修航海で、人前に出る大切さに気付いた。私は船上交流会で書道の企画の責任者を務めた。誰もこの役職をやる人がいなかったために、たまたま私が引き受けることになったのだが、責任者になったことで多くの人と連絡を取り合ううちに人脈が広がったので、結果として今では責任者になってよかったと思っている。自分から大勢の前に出るということは難しいことではあるが、これからの生活のいろいろな機会でチャレンジしていきたいと思う。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

この研修航海において、自分自身が積極性に欠けていることに気が付いた。船では、少し前へ出るよう心がけると、人脈が一気に広がると共に、新たな自分を発見できることを実感した。帰港後の生活においても、普段よりもう少し積極性を出していきたい。そうすることで、周りをよく見て困っている人の変化を読み取れるような人間になっていけると思う。

田中 樹子
(東海大学農学部 応用動物科学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

私はこの研修で、一生大事にしたい最高の仲間を得ることができました。知り合いも1人、2人しかおらず、不安いっぱいで参加したこの研修でしたが、約1ヶ月同じ船の上で生活をしていくなかで、日に日に増えていく友達は、全員が人としてすばらしい人ばかりで、それぞれの考えをもっている人や、私に良い方向の影響を与えてくれる人など、皆いい人でした。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

私は英語をがんばろうという決意をしました。私の班の担当団役員が英語ネイティブの先生だったのですが、私の英語力の乏しさのあまり、私の言いたいことも伝えることができない、先生が言っていることも理解できないということが毎日のようにあったからです。また、パラオやミクロネシア連邦へ行ったときも、現地の人と会話ができずに悔しい思いをしたからです。

キム ヒウォン
(東海大学観光学部 観光学科 1年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

人によって、船に乗ってから空と海を見ながら考えたことはそれぞれ違うと思う。私にとって、船に乗りながら見た空と海は、今までの私の人生、また、これからの私の人生について考える機会になった。東海大学生だから海外研修航海に参加でき、ラバウル、パラオ、ポンペイの貴重な時間や体験も得たものの一つである。また、外国人として1ヶ月間日本人と一緒に生活しながら、日本語だけではなく、様々な日本の文化を学ぶことができた。もちろん、それを学びながら、孤独とか寂しさとの戦いだったが、この経験を通じて私はもっと強くなったと思う。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

この海外研修航海に参加したきっかけは、日本語や日本の文化を学びたいと思ったことである。日本に来てから一年も経ってない私にとって、日本という国は新鮮に感じられることが多く、まだまだ知らないことばかりだった。帰港したら、日本語だけではなく、日本の音楽を聴いたり、日本のドラマなどを見たり、もっと幅広く日本について学びたいと思った。また、どこでも通じる英語の大切さをこの海外研修航海を通じて再び感じたので、英語の勉強に最も力を入れていきたいと思った。

森川 晴香
(東海大学医療技術短期大学 看護学科 2年)

① この海外研修航海で得たものは何ですか

この海外研修航海で得たものは、沢山の思い出と沢山の大切な仲間である。34日間という短い期間ではあったが、20年間の人生の中で一番濃い期間だったと感じる。一日一日がとても短く感じ、一週間はあっという間に過ぎていった。辛かったことも楽しかったことも全部笑い話にできるのは、間違いなく最高の仲間に出会えたからだと思う。私にとって一生の宝物になった。

② 帰港後の生活における新たな決意を教えてください

帰港後の生活では、コミュニケーション能力を付けていきたいと考える。日本語はもちろんだが、英語の勉強にもっと力を入れていきたい。担当団役員が英語ネイティブの先生だったが、積極的に話すことができなかったし、寄港地でも自分の語学力の無さを実感させられた。周りの友達がスラスラと会話しているのを見て、とても刺激を受けた。次に海外に行くときはスラスラと英語を話せるようになりたいと思う。

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