昨日は洋上卒業式、卒業生を送る会で大いに盛り上がった。本日午前中、朝の点呼後はフリーとなり、いつも研修生の熱気でむせ返る学生食堂は祭りの後のように静かだった。

午後は班ごとに後部デッキ磨き・船の手すりの真鍮磨き・居室の掃除と汗を流した。また、もうすぐ研修も終わりに近づき時間を惜しむかのように、それぞれ空いた時間を見つけては、行事の準備やヤシの実クラフトなどを行ない、互いに語り合っていた。コスラエ寄港を断念した後、さらに我々は当初の予定を変更せざるを得なくなった。研修生達は不安や困惑を抱えながらも、それぞれ自分たちの仕事や目標を達成していこうと毎日格闘している。望星丸は一路、清水を目指している。

（団役員　立石　謙次）

田島　開斗（東海大学芸術工学部建築・環境デザイン学科）

洋上卒業式も終わり、昨晩の卒業生を送る会での盛り上がりが嘘のような休息日。何もないフリーな１日を寝る人もいれば、少ない時間を惜しむかのように楽しく語り合う人もいました。出身も学科も何もかもが違うメンバー達ですが、語り合う中でスケールの大きな目標であると、アプローチが違うだけでどこか繋がれている気がしました。今はみんな肩書きのない大学生。いつかみんな、夢を叶え凄い人になってもう一度集まり、大きな社会貢献や活動をしたいと思いました。学部学科の垣根を越えたこの出会いが総合大学である東海大学の良さの一つである気がします。We are episode of Bouseimaru 44!!みんな大好きだ?!

小野田　将太（東海大学法学部法律学科）

今日、海外研修航海の日程が短くなったのはショックではありますが、悔やんでも仕方のない事なので、気持ちを切り替えて残りの研修を充実させたいと思います。この研修航海も残りわずかです。すでに多くの事を学び、仲間と楽しい時間を過ごしてきました。この船には本当に色々な人が乗っていて、毎日沢山の人と接することで良い刺激を受けています。第44回研修航海の仲間は、これからもずっと繋がっていたい大切な仲間です。この研修航海に行かせてくれた両親。団役員の先生方。望星丸乗組員の皆さん。44回の仲間たち。支えてくださっている全ての方々に感謝です。

中山　泰志（東海大学政治経済学部経営学科）

今日はフリーデイであった。昨日大きな行事の洋上卒業式が終了した。長い研修航海も残り１週間を切ってしまった。行事も残るは１つとなった。41日間の航海もここまでくれば、あっという間のような感じがする。できることなら日本に戻ってもこのメンバーで活動したい気持ちがある。思うことは多々あるが残りの６日間が１番濃い１週間であったと言えるように過ごしたいと思う。

新美　和紀（東海大学海洋学部海洋地球科学科）

本日はフリーデイ。みんな思い思いの事をしていて自分も好きに音楽を流したり、ブリッジに行ったり充実したフリーデイだった。今日の夜には衝撃的な発表があったけれどここからの日々をさらに大切にしていこうと思う。

新田　祥大（東海大学情報理工学部コンピュータ応用工学科）

今日は最後のフリーデイ。思う存分寝ようかと思ったが、予期せぬイベントが起こり存分には寝むれなかった。そして夜には団長からの26日には清水には着いて下船するという報告があった。ショックであるが悔やんでもしかたがない。残された時間をすごく充実したものにしたい。

鏡　祐太（東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科）

最後のフリーデイ何をするか前日の寝る前に考えていた。昨晩は卒業生を送る会などで就寝時間が遅くなったため、午前中はしっかり休むと決めた。午後はヤシの実クラフトをしながら研修航海で色々と起きたことを考えていた。一か月以上98人とは寝食を共に過ごし、色々なことも話したり作り上げてきたりもした。船の上での生活は残りわずかしかない。だから船を降りてから後悔はすると思うが、その後悔を少しでも減らせるように残りの日数を過ごしていきたい。