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・東海大学情報技術センター
・東海大学宇宙情報センター

航海日誌

2月28日

船時間 2013/02/28 12:00
日本時間 2013/02/28 11:00

天候 c(薄曇り)
海水温度 29.8℃
風力 3
風向 NW
気温 30.7℃
気圧 1007.1h
風速 5.3m/sec
波高 1.2m

■ 2月28日 団役員コメント

本日は、午前中に洋上講座の時間が連続でありました。そろそろ研修学生たちも船の生活に慣れ、また赤道近辺の比較的緩やかな海域となり、いよいよ船の上での洋上講座もフル稼働で続きます。

加藤団役員による外国語講座では、英語の表現に加えて、フランス語の表現も学ぶ内容となっていました。フランス語をあわせて学ぶ目的は、もちろん、ヌメアでの活用です。仙谷団役員がフランス語の発音を担当し、二人の団役員による軽妙な会話のやりとりが展開されました。

次の時間は、佐藤副団長による、「宇宙エレベーター」についての講話でした。物理学を切り口に、素材開発の観点、宇宙開発の経済面の観点、個人の夢やロマンといった観点など、洗練された画像やスライドを用いながら、わかりやすく解説がありました。個人的には、馴染みのない物理や宇宙のお話でついていけるか不安もあったのですが、大洋を航海する船の中で聴講するからこそ、未だ見ぬ宇宙へ想いを馳せることができることを学びました。

ここのところ、洋上講座の様子をみて気づくのは、学生たちの参加意欲の高さです。関心は素朴なのですが、講師の投げかけや問いに対し、教室のそこここで質問や答えを返す声があがります。「授業中は静かに聴く」のがマナーかもしれませんが、生活をともにする団役員だからこそ、学生が気兼ねなく授業に参加するという、洋上講座の特徴を理解した一日でした。

(団役員 小林 理)

■ 2月28日 5班のコメント

王 鄲冬(東海大学大学院文学研究科)

今日は忙しい一日でしたが、講座や調査発表に加えて寄港前の大掃除など充実した日を過ごしました。最近船の生活に慣れて、たくさんの人と付き合ったり、本を読んだりすることができました。船というスペースに制限がある環境の下、時間が有効に利用できてとても嬉しいです。また、留学生としての私は今度の海外研修航海に参加して、皆との共同生活を体験することを通じて、自らを磨き、日本文化や日本人についてさらに勉強することができました。国と国の交流のかけ橋となり、国の壁を越えて、友情を結ぶことに感動しました。

田中 優衣(東海大学情報通信学部情報メディア学科)

今日は、午前中から英語とフランス語の講座、それから副団長による洋上講座がありました。午後からはラバウルの調査発表、大掃除ととても忙しかったけれど、充実した1日を過ごすことができました。最近は船酔いすることも少なくなり、ようやく船の生活にも慣れてきました。毎日いろいろな人と関わり、話すのは楽しいし勉強にもなります。明日はいよいよ2つ目の寄港地ラバウルに到着します。どのような国なのかとても楽しみです。

横山 あや(東海大学観光学部観光学科)

今日はフランス語を学びましたが、あまり馴染みがないためかかなり難しかったです。船上交流会までに勉強しなくては…!最近は船の生活にも慣れて毎日が楽しくて仕方ありません。そして、毎日いろんな人の話を聞くことで沢山の刺激をもらっています。しかし、つい遅くまで語り合ってしまうので常に寝不足気味です。明日はラバウル入国!とても楽しみです。家族や友達、みんな元気にしているかな。

小田川 文音(東海大学工学部生命化学科)

今日はラバウル入港の前日です。いつも通り朝の点呼と体操を終え、午前中は団役員による講義が2つ行われました。初めは英&仏語講座で、映画の冒頭を英語で見たりしました。続いては佐藤副団長による宇宙エレベーターについての講義で、現在の技術で宇宙エレベーターはどこまで実現可能なのか、なぜ人は宇宙へ進出するのか、など興味深い話を聞くことができました。午後は大掃除をし、明日のラバウルに向けそれぞれが準備を始めていました。明日から3月となりますが、1日1日を大事にしていきたいです。

鈴木 莉奈(東海大学短期大学部食物栄養学科)

出国してからパラオにつき明日はあっという間にラバウルです。船の生活にも慣れ、たくさんの仲間と楽しく生活しています。班の団結力はきっとどこにも負けません!!今日も点呼と体操をしてごはんを食べて、講義を受け、ごはん。そして、ラバウルの事前調査発表を聞きました。それぞれの国の文化を知り、また日本との関わりがあった事を知りました。言語も覚えていけるように頑張ります。

照井 美帆(東海大学観光学部観光学科)

今日は、前日のフリーデイと打って変わって、午前中から英語の講義で英会話やニューカレドニアの公用語であるフランス語を学んだり、副団長の宇宙エレベーターについての講義を受けたりしました。午後はラバウル班の調査発表や大掃除など忙しい一日でした。調査発表での発言の仕方や船内の大掃除で協力することなど、講義とは別に学べる機会がたくさんあり、1日1日を大切にしていきたいなと思います。

長瀬 邑(東海大学文学部広報メディア学科)

長期間といっていた研修も出港して約2週間が経ちました。明日はもうラバウル入港です。午前中は講義、昼から調査発表や大掃除となかなかハードな日でした。ようやく船内の生活にも慣れてきて船酔いになることもなく過ごせています。自分のことより周りのことを気にかけることを常に心がけていきたいです。とても素敵な仲間達に出会えたことに感謝して残りの研修も楽しみたいです。

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