「第39回海外研修航海」出港式
(2月15日)
強い寒気の影響で、各地から連日雪の便りが伝えられている2月15日(金)、「学校法人東海大学 第39回海外研修航海」の出港式を迎えました。温暖な静岡地方も例外ではなく、雪こそ降らないものの、このところの最低気温は氷点下を記録。東海大学の海洋調査研修船「望星丸」が停泊する静岡市の清水港では、冬の冷たく澄んだ青空のもと、雪を抱いた美しい富士山が間近に姿を見せています。 出港式の会場は、清水港の清水マリンビル大ホールです。学園の理事やご来賓らが見守る中、計152名の研修団が会場に整列し、その家族や友人、学園関係者ら多くの方々が参列。午前11時30分に開式が告げられ、東海大学静岡吹奏楽団の演奏により、全員で「建学の歌」を斉唱。はじめに学校法人東海大学の松前達郎総長が式辞を述べ、次いでご来賓を代表し、学園の卒業生でもある清水区の大村一雄区長が、公務で出席できなかった静岡市の小嶋善吉市長のメッセージを代読されました。 <写真左:松前総長 写真右:大村清水区長> そして、研修団の川向妙子団長(東海大学体育学部教授)、海洋調査研修船「望星丸」の河内尚船長、澤田茉里学生長(東海大学教養学部芸術学科4年次生)の順に、研修航海への思いを込めて力強く宣誓。松前総長から川向団長に団旗が手渡されて式はクライマックスに。最後に3人に花束が贈られ、拍手の中で閉式になりました。 <写真左:澤田学生長 写真中央:河内船長 写真右:川向団長(右)と齋藤副団長(左)> 式後、研修団は望星丸が停泊する清水港の日の出埠頭に移動。この日は、抜けるような晴れ間が広がった絶好の出港日和です。研修団は、望星丸の前で松前総長と記念撮影し、見送りの方々としばしの別れを惜しんだり、思い思いに出港前のひと時を過ごしました。時が来て、松前総長と1人ひとりが握手を交わしながら、次々と望星丸に乗船。デッキに勢揃いした研修団に、見送りの方々からテープが投げられ、いよいよ出港準備が完了。歓声が沸き上がる中、汽笛を鳴らして望星丸がゆっくりと埠頭を離れます。手を振り合う研修団と見送りの方々。やがて外洋に向かって望星丸が徐々に遠ざかり、44日間にわたる海外研修航海の第一歩を踏み出しました。 <写真左:式場の様子 写真右:出港前記念撮影>
海外研修航海の様子は、本ホームページの「航海日誌」で随時お届けします。ご期待ください。 |
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