■フランス領ポリネシア タヒチ島(パペエテ) |
|
地上最後の楽園といわれるタヒチは、フランス領ポリネシア最大の島で、瓢箪の形をした火山島である。主都はタヒチ島のパペエテで、フランス領ポリネシアの行政・経済・交通の中心である。人口は約11万6,000人。ヨーロッパの社会に飽き飽きしていたフランスの画家ゴーギャンは、失われた楽園を求めてタヒチに旅立ち、人間存在の意味を深く問う多くの作品を残した。ゴーギャンはプナアウイア海岸に1896年から5年間住んでいたという。島を一周すると、王家の墓、キャプテン・クックが金星の太陽面通過を観測したビーナス岬、アラホホの潮吹き穴、ゴーギャン記念館、バイパヒ庭園、マラアの洞穴、アラフラフのマラエ(古代祭祀の儀式が行われる)、タヒチ博物館などがある。
|
|
|
|
面 積 |
4,000平方キロメートル |
人 口 |
206,000人(1992年統計) |
首 都 |
パペエテ(タヒチ島) |
人 種 |
ポリネシア系(75パーセント)・中国系(10パーセント) |
言 語 |
フランス語 |
宗 教 |
キリスト教 |
通 貨 |
フレンチ・パシフック・フラン
タヒチ島(パペエテ) |
|
(フランス領ポリネシア) |
|